小説むすび | 2020年2月発売

2020年2月発売

縄文を創った男たち 〜信長、秀吉、そして家康〜(上巻)縄文を創った男たち 〜信長、秀吉、そして家康〜(上巻)

この本は、驚きの連続で展開する「SF戦国ライトノベル」です。 縄文の時代のような理想の世の中を創ろうと、語り合い、ひそかに約束を交わした「信長」「秀吉」「家康」の3人。戦がなく、身分に差もなく、誰もが笑い、楽しく暮らせる世の中。 ここに描かれているのは、天下を統一し、そんな世の中を実現するため、知恵と勇気を振り絞り、自分たちの手で歴史を創り上げていく武将たちの姿です。 原作「新・日本列島から日本人が消える日」の中から、戦国時代を切り取り、奇妙な行動で「うつけ」と呼ばれた信長の幼い頃からストーリーは始まります。 宇宙人の化身の猫「さくや」に見守られ、天下統一とその後世の中の筋書きを描く信長、織田家に人質として預けられた家康との温かい交流と友情、天下統一に動き出してから家臣となった秀吉の目を見張る働き。 そして、信長の正室「濃姫」、妹の「お市の方」、秀吉の思い人「ねね」など、潔く美しい生き方をする戦国の女性たち……。笑いあり涙ありの息もつかせぬストーリー展開をお楽しみください。 上巻は、天下をほぼ手中に収めた信長が打った大芝居「本能寺の変」まで。本能寺の変は、「日本史の謎」あるいは「永遠のミステリー」と言われています。では、その真実を知る宇宙人「さくや」は、どんなことを語ったのでしょうか……。 プロローグ         第一章 吉報師        第二章 信長         第三章 道三        第四章 濃姫        第五章 竹千代     第六章 鬼の誕生   第七章 道三の死   第八章 桶狭間の戦い  第九章 清州同盟   第十章 お市と浅井長政  第十一章 ルイス・フロイス   第十二章 本願寺勢力     第十三章 羽柴秀吉  第十四章 明智光秀

#柚莉愛とかくれんぼ#柚莉愛とかくれんぼ

出版社

講談社

発売日

2020年2月12日 発売

超期待の新人 現役女子大生作家、衝撃デビュー! 第61回メフィスト賞受賞作 アイドルの炎上、ファンの暴走、ネット民の情報拡散ーー 今読むべきSNS狂騒曲(ミステリー)! アイドルグループ「となりの☆SiSTERs」、僕の推しは青山柚莉愛(あおやまゆりあ)。 その柚莉愛が動画生配信中に血を吐いて倒れた。 マジか! 大丈夫なのか? でも翌日、プロモーションのためのドッキリだったってネタばらしが……。 本気で心配した僕らを馬鹿にしやがって。ありえない、許さない! SNSで柚莉愛を壊してやる! <各界より絶賛のコメント続々> 中森明夫さん(作家/アイドル評論家) 「アイドルと小説は、だますことが使命である。 だまされた! 驚いた! 魅せられた!」 橋本愛奈さん(元アイドルグループ「チャオ ベッラ チンクエッティ」) 「本音と建前。ネット社会。誰しもが抱いたことのある悪の部分が描かれている。 最後の後味の悪さに、もう一度読み返したくなりました。」 三島政幸さん(啓文社西条店) 「アイドル好きの書店員として断言しよう。 これは今までに読んだ「アイドル小説」の中で最もリアリティに溢れた作品だ。」 宗岡敦子さん(紀伊國屋書店福岡本店) 「あまりの面白さに時が経つことも忘れるくらい没頭して読み続けてしまいました!」

七度笑えば、恋の味七度笑えば、恋の味

出版社

小学館

発売日

2020年2月14日 発売

第1回「日本おいしい小説大賞」受賞作! 「幸福な食卓」なんて、私にはきっと一生訪れないーーーー。 自分の容貌に強烈なコンプレックスを抱く28歳の日向桐子は、人目に触れぬよう外では常にマスクと眼鏡を身につけて暮らしている。勤務先である、「優しい料理」のサービスに力を入れる単身高齢者向けマンション『みぎわ荘』でも、職場の人間関係をうまく築くことができない。もう辞めよう、そう思っていた桐子の前に現れたのは、『みぎわ荘』最上階の住人で、72歳の不良老人・匙田譲治だった。小粋な江戸弁で話す匙田に連れてこられた「居酒屋やぶへび」で、大雑把ながら手際よくつくられた温かい料理と、悩み多き人生を懸命に生きる心優しい人々との対話を通じ、桐子の心は少しずつほぐされてゆき……。 44歳差の恋、はじまる!? おいしい料理シーンが散りばめれられた、心温まる恋味小説! 本当の自分でいられる場所を見失っているあなたへ。温かくてほっと安らぐ、極上の「おいしい小説」はいかがですか? 【編集担当からのおすすめ情報】 第1回日本おいしい小説大賞、圧倒的満票の受賞作!! 山本一力氏、柏井壽氏、小山薫堂氏絶賛! 待望の書籍化!!

親方と神様親方と神様

鋼と火だけを相手に、人生の大半を過ごしてきた鍛冶職人の前に現れたのは、澄んだ瞳をした12歳の少年だった。 少年は、鍛冶屋になりたいから、仕事を見学させてほしいと言う。年老いた職人は少年のその純粋でひたむきな姿に心が動き見学を許した。 少年は、毎日訪れるようになり、職人も鍛冶のことを話してやり、二人は心を通わせていった。 職人は、少年が鍛冶屋になりたいというのは、子どもの気まぐれだと思っていた。 後日、少年の母親が訪れた。要件は、少年が中学校にいかずに鍛冶職人の修行をしたいと言い出したので断ってくれということだった。 しかたなく承諾した職人だったが、自分は口べたなので、少年に話して説得できる自信がなかった。話せば話すほど、少年は自分に裏切られたと思うに違いない。 職人は考えた末、自分が親方から聞いたことを、当時と同じように山へ出かけて、少年に話してみることにした。 山を歩きながら、彼は鍛冶がいかに素晴らしい仕事であるかを少年に話した。 それは、説得とはまったく逆の話だったが……。 年老いた鍛冶職人は少年を、いかに育てたのか? 子育てとは。人育てとは? 伊集院 静が贈る珠玉の短編小説!

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