2020年7月22日発売
検察の機密情報が漏れている?地検職員ながら、警察、政財界にパイプを持ち量刑をも左右すると噂の“陰の実力者”伊勢雅行。次期与党総裁候補にかかるヤミ献金疑惑への糸口を追う最中、想像を絶する“罠”が迫る!
刑事・毒島は警視庁随一の検挙率を誇るが、出世には興味がない。一を話せば二十を返す饒舌で、仲間内でも煙たがられている。そんな異色の名刑事が、今日も巧みな心理戦で犯人を追い詰める。大手町の連続殺人、出版社の連続爆破、女性を狙った硫酸攻撃…。捜査の中で見え隠れする“教授”とは一体何者なのか?動機は怨恨か、享楽か?かつてない強敵との勝負の行方はー。どんでん返しの帝王が送る、ノンストップミステリ!
ある日気が付くと、タブレットを持ったまま、異世界の街にいたケント。便利なアプリを駆使して、冒険者として日々を過ごしていた。 そんなある日、ケントの所属する冒険者パーティ『暁』は、魔獣討伐のため、メンバー全員で 長期間ダンジョンに潜ることに。 二人一組で行動するということで、仲の良いクルゥや、使役獣であるハーネと共に進むケント。しかしそんなダンジョン探索は、魔獣の縄張り争いに巻き込まれたり、新しい使役獣を手に入れたりと、予想外のイベントだらけだった!? チートなアプリのおかげで、どんなピンチもなんとかなる!?超快適な異世界ライフ、第2弾!
異世界に転生した元サラリーマンの佐藤健吾。彼は人里離れた大森林に拠点を築き、魔物と人が共存する大勢力を作り上げた。エスネアート王国の第三王女の依頼で戦争に加勢したケンゴは、無事に帝国を撃破。王国に勝利をもたらした。しかし、めでたい戦勝パーティーの席で、拠点が武装勢力に包囲されたとの一報が入る。どうやら、大森林の神樹が枯れつつあるのはケンゴ達のせいだと勘違いした森の民が、拠点の排除を決めたらしい。拠点の仲間を守り、誤解を晴らすべく、ケンゴは現場に急行。この混乱を背後で操り、大森林の神樹を蝕む巨悪と対峙する!
魔法が使えないため父親に見限られ、何もない辺境に左遷された名門貴族の三男ウィル。落ちこぼれの彼は過去に獣人の女の子に救われたことに恩義を感じ、世間で迫害されている彼女のような亜人が自由に暮らせる理想の街を作るべく奔走していた。そうした街造りも軌道に乗った頃、ウィルはさらに亜人を保護するため、大陸各地を訪ねることにした。しかし、観光でもするような軽い気持ちだった彼を待ち受けていたのはードラゴンが棲む極寒の雪山、巨人によって蹂躙された海底都市、果てはイヌ耳ネコ耳あふれる獣人の集落!?辺境貴族のウィルが超危険(?)地帯を駆け回り、過酷な土地で生きる亜人達を救い出す!
ある日突然、少年少女四人と共に勇者召喚された青年、アキト。『収納』スキルしか使えない出来損ない勇者として処分されるのを恐れた彼は、周到な計画のもと城から逃げ出す。城の外で、以前助けた狼人族の少女イリンと再会したアキトは、収隷として攫われてきた彼女を故郷に送り届けるため、二人で獣人の国を目指すことに。国境の砦に向かった二人は、アキトの作戦によって、無事に国を抜け出せることになったが、突如、魔族の襲撃を受ける。『収能』スキルと収納魔術しか使えない元勇者は、絶対絶命のピンチを切り抜けられるのか!?異世界逃走ファンタジー、待望の第2弾!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界にやってきた平凡な高校生、霧崎ルノ。勇者どころか、異世界最弱と評判の「初級魔術師」だった彼は、初級魔法の秘められた力を解放し、帝国四天王、森人族の精鋭、ミノタウロス等、並みいる強敵を撃破していく。これら騒動を経てバルトロス帝国と交流を深めたルノは、帝国側のメンバーとして、エルフ王国との会談に参加することになった。その場では、両国の平和に向けた話し合いがなされるはずだったがーー突如として謎の組織「魔王軍」が現れる。人間、森人族、そして魔王軍。様々な思惑が交錯し、混迷を極めるなか、ついに魔王が降臨してしまう。絶望に沈む異世界を救うべく、最弱の初級魔術師ルノが立ち向かう!
駆け出し内科医の朝倉朔は、神様から助言をもらい、レベルアップするたびにステータスが爆上がりする『成長チート』を手に入れ、十五歳に若返って、異世界へと召喚される。そして、科学の知識と錬金術を組み合わせた新技術を広めていくうちに、いつしか異世界の日常や常識を大きく変えていたー兼ねてから考えていた通り、朔は仲間を連れて旅に出ることにした。最初の目的地は聖光教国。そこの本神殿に行けば、キャラメイクのときから何かと世話になっている神アルスと直接会えるそうなのだ。この再会により、神様の意外な正体が明らかになるーネットで大人気の異世界サポートチートファンタジー、堂々完結!
紫色の髪と瞳を気味悪がられ実家から追放されてしまったアレクは、身元を伏せて英雄学園に入学した。校外学習で友人たちと薬草採取をしていたアレクは、不慮の事故で川に落ちてしまう。流されてたどり着いた先は、水不足に苦しむ小国、ルフィーネ王国だった。アレクは特殊な魔力で無意識のうちに国土を活性化させ、水不足を解消。おかげで王族として迎えられることとなる。一方、アレクの双子の兄姉や友人たちも行方不明になった彼を探してルフィーネ王国にやってきた。一同がアレク奪還に必死になる中、ルフィーネ王国のとんでもない秘密が明らかになるー。
王家の跡取りとして生まれたものの、持っていた職業が不遇職だったために、王国から追放されたレイト。冒険都市ルノで平穏に暮らす中、伝説の腐敗竜がネクロマンサーの手によって蘇ったことを知った彼は、絶対的強者に対抗するため修業の日々を送る。愛狼ウルをはじめ、頼りになる仲間達と一緒にスキルを磨いたり、腕試しとして賞金首を捕まえたりするレイト。そんな折、ネクロマンサーがアンデッドの大群を率いて都市に侵攻を仕掛けてきた。修業によってスキルを覚醒させたレイトは、仲間とともに敵を迎え撃ち、英雄と呼ばれるにふさわしいほどの活躍を見せる。そしてついに、彼の目の前に最強の腐敗竜が立ちはだかるーー!
韓国で出版拒否された禁断の書!人間が人間の排せつ物を食べる、人肉商売、無辜の民が処刑され、凌辱され、奴隷になる社会…自らが脱北者であり、韓国の文学大賞受賞作家が描く人間の尊厳とは。
ブコウスキーのすべてが濃密につまった奇跡の一冊。つねに社会を挑発し、不穏なまでに暴力的で、あらゆることを嘲り、当然ながらおそろしく不敬。しかし、それはいっぽうで恐怖や孤独あるいはコンプレックスを抱えながら生きていくひとつの術でもあった。あらゆる小さなものたちへの愛を忘れずに生きたアウトローが私たちに遺した反骨と慈愛にみちた悲しくも美しい珠玉の39編。
きわめてウリポ的な、樹形図文学。一つの樹木がその枝を伸ばすかのように、数々の枝に分かれた幼少期のエピソード群。物語・挿入・分岐と、ウリポメンバーならではの凝った構成からなる、「記憶の破壊」を試みた、規格外の自伝的フィクション。写真家だった妻の早逝の空虚を埋めるべく書かれた大作“ロンドンの大火”シリーズの一冊であり、著者の代表作!
学校もうまくいかず退屈な毎日を送っている亜弥は、夜の街を散歩している途中、酔っ払いにからまれてしまう。そこを助けてくれたのが、カフェでバイトしている高校生のリョウ。第一印象は苦手だったけど、いつのまにか夢に向かって歩いている彼に惹かれていく。「もう悩んだりするな。俺がいるから」と言うリョウに、亜弥の心も動かされていって…。なにげない日常が特別に変わっていく、希望の物語。
乙女ゲームのモブキャラに転生した魔女のドロシーは、師匠の命令で貴族が通う学園に潜入することに。ミッションは悪役令嬢になりすまし、彼女に婚約破棄を申し渡した公爵令息(実はゲームヒーロー)とヨリを戻すこと。無茶振りに悩みつつ王太子ディリックの協力を取りつけるが、なぜか話はおかしな方向へ。「君を彼には渡せない!」って王子はゲーム展開とは無関係の攻略対象外キャラでは?そもそも私、悪役令嬢(のふりしたモブキャラ)ですけど!?掟破りの異色“悪役令嬢ストーリー”、幸せが待つのはどのルート!?
ハイスペ婚約者のリカルドと晴れて両思いとなった薬草オタクのアリシア。王宮で一流薬草士を目指しせっせと修業中のある日、隣国からやってきた憧れの天才薬草士のお世話係をすることに。浮かれるアリシアの一方、リカルドは不機嫌顔。「大丈夫よ。ドジ踏まないから!」と胸を叩いても「俺が婚約者、婚約者は俺…」と謎の呪文(?)を唱えている。そんな矢先、魔法剣士であるリカルドを護衛にしたいという我が侭王女様が現れ何かと絡んできて!?ジレジレだった二人の仲も進展…のはずが、王宮は波乱がいっぱい!?
自作の小説に転生したことに気付いたクローディア。このままでは、“ざまあ要員”である婚約者のオレ様王子シルヴィオに虐げられて不幸の連続…そんなストーリーは絶対にいやだ!まずは婚約破棄を狙って彼に嫌われようとするが、「覚えてろよ!!オレはお前に認められるまで努力してやる!」あれ?やる気にさせてしまった?真面目に執務に励むシルヴィオを誉めると、頬を赤らめている?もしかして彼の恋心に燃料投下したかもしれない!?跳ねっ返り令嬢とオレ様王子の王宮ラブコメディ。