小説むすび | 2021年1月14日発売

2021年1月14日発売

王子に恋したみにくいあひる王子に恋したみにくいあひる

こんなにも王子を愛してしまった私は、 1年後に必ず訪れる別れに耐えられるの? 両親の死後、ヘスターは親戚の家で不幸な生活を強いられていたが、 晴れて独立し、トリスカリ国王女のアシスタントに抜擢された。 ある日、王女の兄であるアレクから結婚を申し込まれる。 「礼金は弾むから、1年限定で僕の妻になってくれないか?」 亡父の跡を継いで国王になるには、妻を娶る必要があるという。 なぜ私なの? 親戚の家で爪弾きにされて育った私が王妃? 訝りながらも、慈善活動の資金を必要としていたヘスターは、 “ベッドはともにしないこと”を条件に、しぶしぶ承諾する。 だが、黒い瞳のセクシーな夫の魅力には抗いようもなくて……。 〈7つの愛のおとぎばなし 3〉は、『みにくいあひるの子』がテーマ。愛に恵まれず貧しい育ちのヒロインは、愛を信じない王子に絶対服従を誓う結婚をすることに。一方の王子は、壁の花にしか見えなかった地味なヒロインの華麗なる変身ぶりに目をみはり……。

置き去りのキューピッド置き去りのキューピッド

この小さな赤ちゃんが教えてくれたの? 身勝手な億万長者に絆の大切さを……。 イゾベルは、親友が3年ぶりにかけてきた電話に茫然とした。 なんてこと! 暴力的なパートナーから守るため、生後3カ月の赤ん坊を 億万長者ジェイクの経営する高級ホテルに預けたですって? 6年前、イゾベルはジェイクの不実に傷つき、別れを選んだのだった。 あなたとジェイクとで赤ちゃんの面倒をしばらく見てほしいと頼まれ、 やむなくイゾベルはロンドンのメイフェアにあるホテルに駆けつけた。 赤ん坊のいる最上階のスイートルームに案内してくれたジェイクは、 さらにたくましさを増し、輝くような魅力を放っている。 胸の高鳴りを懸命に抑えるイゾベルに、突然ジェイクが提案した。 「赤ん坊のためにしばらく一緒に暮らさないか?」 “愛は人を弱くする”のを6年前の出来事で痛感しているイゾベル。だから、赤ちゃんのためだけの同居に同意しても、ジェイクとは一定の距離を置こうと決めていました。ところが、彼のはしばみ色の目で熱く見つめられただけで、甘美なざわめきが体に広がり……。

億万長者とメイドの一夜億万長者とメイドの一夜

実らぬ恋なのに、小さな命を授かった。 人知れず育てるつもりだったけれど……。 ホテルの客室を清掃するメイドとして働くジェシカは、ある日、 担当するスイートルームの宿泊客が誰かを知り、凍りついた。 父の会社を奪った億万長者、アレックス・バホーラン! 屈辱をこらえ清掃を始めると、急に戻ってきた彼と鉢合わせしてしまった。 いたたまれず慌てて作業を終え、ジェシカが部屋を出ようとした瞬間、 思いがけず声をかけられた。「今夜、ぼくと食事をしないか?」 まさか私の正体に気づいたの? 彼の無慈悲な仕打ちを忘れてはだめ。 だけど、彼の端整な顔とアイスブルーの瞳は、なんて美しいの……。 1年後、アレックスはオフィスの会議室で捨て子の赤ん坊を見つけ、驚く。 添えられた置き手紙の差出人は、“ジェシカ”-- 〈運命を変える手紙〉をテーマに、衝撃のメッセージから急展開を迎える恋物語をお届けします。父の敵である大富豪の子を身ごもり、実家にも帰れず路頭に迷ったヒロイン。万策尽き、彼に赤ちゃんを託したものの、心配なあまり……。シークレットベビー・ロマンス!

悪魔の夜鳴きそば悪魔の夜鳴きそば

著者

もちぎ

発売日

2021年1月14日 発売

大都会の真ん中で、不安を抱えながら懸命に生きる人の 心を温める不思議なラーメン屋台。 「幸せになりたい。けど、やっぱりまだ自分で どうやってなっていけばいいかわかんないし、 正直自信ないよ、私には」 主人公の満内(みちない)ミチコ、通称「みっちゃん」は、27歳女子。 東京の高級外資系ホテルで働く、駆け出しのホテルマン。 きらびやかな世界で裏方としてがんばる毎日だけれど、 努力が空回りして落ち込んでばかり。 そんなある日、夜道にポツンと現れた1軒の屋台。 怪しげな「らぁめん」提灯の灯りに引き寄せられーー。 生きることが下手くそでも 「ポジティブ」になれなくても、大丈夫! 不器用だけど、そこにある希望に救われる みっちゃんともちぎママと一緒に笑って、一緒に泣いて、 「共感度200%」の感動ストーリー 「オカマの神様」から遣わされた!? 百戦錬磨のラーメン屋台店主「もちぎママ」が贈る 「今を生きる私たち」への教え 「自分らしく生きる」名言の数々 「幸せになんて勝手になれるの」 「過去を呪うのは《未来から目を背けるための防衛策》よ」 「言ったでしょう、努力も反省も、怒りや悲しさから始まるって」 「自分ばっか見てる人間は、他人のことをちゃんと見られない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP