2021年12月3日発売
新たな経験でチームの絆がますます深化!さらなる収入源確保のため、家具工房が求める銘木探しに乗り出したナオたち。しかし、木材調達には、魔物が闊歩する危険な森を行かねばならない。培ったチームワークを武器に、一行は意気揚々とミッションに挑むがー!?水辺のバカンス、新たな仲間、絶品ソース作りに品評会。心躍るイベント連発の刺激的な異世界スローライフ。満喫しまくりの第6弾!
コミュニケーションで世界を救う。男が背負ったミッション、その名は“ナンパ”!異世界転移したユウキは、魔術師に闇の眷属から世界を救ってほしいと頼まれた。願望を明かせばそれを叶える力が与えられるという。だが女性と気軽に話すことが夢のユウキは「ナンパしたい」と吐露し、底辺スキルを付与されてしまう。でもユウキは諦めない。ナンパでコミュ力とスキルを高めれば、世界は救えるはず。精霊少女を相棒に男の旅が始まる!
斜線堂有紀のはじめての恋愛小説集。 『きみの長靴でいいです』 天才ファッションデザイナー・灰羽妃楽姫は、二八歳の誕生日プレゼントに、ガラスの靴を受け取った。 送り主は、十年来の妃楽姫のビジネスパートナー、そして妃楽姫がいつか結婚すると信じている男、妻川。 人生の頂点に到達しようとしている妃楽姫だったが、しかし次の瞬間彼女が聞いたのは、妃楽姫以外の女との、妻川の結婚報告だった。 『愛について語るときに我々の騙ること』 「俺さ、ずっと前から新太のことが好きだったんだ。だから、付き合ってくれない?」 そういう男ーー園生が告白しているのは、私ーー鹿衣鳴花に対してだった。私たちの関係は、どこに向かおうとしているのか。 男と男と女のあいだに、友情と恋愛以外の感情が芽生えることはあるのだろうか。 『健康で文化的な最低限度の恋愛』 美空木絆菜は死にかけていた。会社の新入社員、アクティブな好青年、津籠の気を引きたかった絆菜は、彼の趣味ーー映画にもサッカーにも、 生活を犠牲にして一生懸命頑張って話を合わせた。そして今、絆菜は孤独に山の中で死ぬかもしれない。どうしてこんなことに。 『ミニカーだって一生推してろ』 二十八歳の地下アイドル、赤羽瑠璃は、その日、男の部屋のベランダから飛び降りた。男といっても瑠璃と別に付き合っているわけではない、 瑠璃のファンの一人で、彼女が熱心にストーカーしているのだ。侵入した男の部屋からどうして瑠璃が飛び降りたのか、話は四年前にさかのぼるーー。 『ささやかだけど、役に立つけど』 初めて高校の放送部の部室で鳴花と出会った時に、自分はいつか彼女と付き合うんじゃないかと、園生は思った。 しかしそれから十年経って、彼女と自分の関係に、新太が加わった。二人よりも三人のほうが、ずっと安定している。 自分たちは、このまま死ぬまで三人なのだろうーーでも、それでいいのだろうか。
「相原てつやです。突然に失礼します。お元気でしょうか?」初恋の相手・徹也から、志津恵のもとにいきなり連絡がくる。最初は不審に思う志津恵だったが、彼のペースに押されて会う約束をしてしまう。再会した二人は青春の甘く切ない気持ちを思い出し、45年間の空白を埋めていくようだったがー。限られた時間の中で紡がれる「大人の恋愛」を描いた極上の純愛小説。
これは人と犬をつなぐ目には見えない物語。1日に約100秒の犬猫が殺処分されているいま、私たちができることは何なのか?1人でも多くの人に読んで欲しい唯一無二のストーリー!
信用金庫の宏、キャバ嬢の麻美、庭師の幸三、ジャガイモ農家の光男、課長の正明。「おばんざい屋くるくる」を訪れる人々には思いもかけないドラマが待ち受けていた。季節の味も合わせて楽しむことができる極上のグルメ&オムニバス小説。
宮村は店舗設計を任されているコルバカフェのオーナー神谷から龍神池近くの別荘にコルバカフェの社員たちと共に招待される。しかし、道路に繋がる吊り橋が斜面の崩落によって落ちてしまう。山道を迂回すれば戻ることが出来ることから落ち着いていた一同だが、深夜密室状態の部屋で神谷が殺されていた。
1940年春、ジャパン・ツーリスト・ビューローに入職して2年目の浅田海は、ニューヨーク事務所への赴任命令を受け、太平洋を越え米国大陸へやってきた。すると着任後すぐ、奇妙な電話が事務所へ入る。米国ユダヤ人協会からビューローへ協力を要請する一本の電話をきっかけに、海は壮大な運命に巻き込まれてゆく…。
スキルを授かる神託の偽で、アーヴィン家の次期当主であるアレスは“チート・デバッガー”という正体不明のスキルを授かってしまい、そのため家族からは“外れスキル”だとみなされ、家を追放されてしまう。途方にくれながらも隣町を目指していた道中、アレスはモンスターと戦う婚約者ティアの姿を見つけた。とっさに助太刀するアレスだったが、その戦闘中に“チート・デバッガー”が発動し、まさにチート級の効果を発動させてしまう!!そしてアレスの夢に付いていくと言うティアと共に、2人は“世界の果て”を目指す旅に出るのだったー!!
魔法の名家に生まれながら、アレン・アルスティンは「努力をしても結果が伴わない無能」だと実家を追放されてしまう。あまりの出来事に途方に暮れるアレンだったが、立ち寄った町で冒険者から驚異的な能力を得る代わりに大きな代償が伴う“賢者の実”を手に入れる。もう失うものはないと実を口にしたアレスは、『前世の記憶』と『賢者の知恵』を手に入れ、魔法の能力が覚醒する。「これならあの王立魔法学院にも合格できるかもしれない」目覚めた力と賢者の知恵でアレスは超名門アステリア魔法学院への入学を果たすー。しかし代償として『常識』を失ってしまったために…?
コールセンターで働くバツイチ独身・40代半ばの派遣社員、アセロラ4000。ある日、ひょんなことから足を踏み入れた小田急線沿いのキャバクラで、1人の嬢・マリナと運命的な出会いを果たす。過去のトラウマからキャバクラに複雑な感情を抱いていたアセロラだが、マリナとの時間を過ごすうちに心を開きはじめる。昼ごはんを我慢してまでお金を貯め、キャバクラに通い親交を深めていくアセロラ。時は過ぎ、やがて価値観の違いや現実とのギャップに翻弄されていく…。愛、仕事、仲間、そして夢。キャバクラを舞台に中年男性の青春をユーモラスな文章で哀愁たっぷりに描く。昭和〜平成の文化オマージュてんこ盛りのキャバクラ文学、爆誕!