小説むすび | 2021年12月3日発売

2021年12月3日発売

異世界ナンパ 無職ひきこもりのオレがスキルを駆使して猫人間や深宇宙ドラゴンに声をかけてみました(1)異世界ナンパ 無職ひきこもりのオレがスキルを駆使して猫人間や深宇宙ドラゴンに声をかけてみました(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2021年12月3日 発売

実家の子供部屋に住む35歳の無職ひきこもり、山田ユウキは初バイトでハンドフォークに轢かれ異世界へと転移した。転移後、ユウキは『転移者よ、君の力でこの世界を破滅から救ってほしい』と魔術師に頼まれる。だが『ナンパしたい』という夢を人知れず抱えていたユウキは、つい貴重な転生ボーナスを、スキル『基本会話』獲得につぎ込んでしまうのだった。しかし基本的な会話スキルを得たとはいえ、長年のひきこもり生活のせいで、やっぱり外は怖い。顔を上げて前を見ることすらままならない。そんな状態でユウキのナンパは成功するのか? 世界に破滅が迫っているらしいが、ナンパで世界を救うことなんかできるのか? できてもできなくても、やりたいからにはやるしかない! それが異世界ナンパなんだ! 超コミュ障の男が、「基本会話」「挨拶」「質問」「目を合わせる」「流れに乗る」など、獲得したスキルを駆使しナンパをし、闇の勢力から世界を守るエネルギー「魂力」を得て成長していく姿を描く異世界ファンタジー。 第一章 闇の塔と人工精霊/第二章 迷いの森と暗黒戦士/第三章 ソーラルとナンパの始まり/第四章 ナンパと創作活動/

愛じゃないならこれは何愛じゃないならこれは何

出版社

集英社

発売日

2021年12月3日 発売

斜線堂有紀のはじめての恋愛小説集。 『きみの長靴でいいです』 天才ファッションデザイナー・灰羽妃楽姫は、二八歳の誕生日プレゼントに、ガラスの靴を受け取った。 送り主は、十年来の妃楽姫のビジネスパートナー、そして妃楽姫がいつか結婚すると信じている男、妻川。 人生の頂点に到達しようとしている妃楽姫だったが、しかし次の瞬間彼女が聞いたのは、妃楽姫以外の女との、妻川の結婚報告だった。 『愛について語るときに我々の騙ること』 「俺さ、ずっと前から新太のことが好きだったんだ。だから、付き合ってくれない?」 そういう男ーー園生が告白しているのは、私ーー鹿衣鳴花に対してだった。私たちの関係は、どこに向かおうとしているのか。 男と男と女のあいだに、友情と恋愛以外の感情が芽生えることはあるのだろうか。 『健康で文化的な最低限度の恋愛』 美空木絆菜は死にかけていた。会社の新入社員、アクティブな好青年、津籠の気を引きたかった絆菜は、彼の趣味ーー映画にもサッカーにも、 生活を犠牲にして一生懸命頑張って話を合わせた。そして今、絆菜は孤独に山の中で死ぬかもしれない。どうしてこんなことに。 『ミニカーだって一生推してろ』 二十八歳の地下アイドル、赤羽瑠璃は、その日、男の部屋のベランダから飛び降りた。男といっても瑠璃と別に付き合っているわけではない、 瑠璃のファンの一人で、彼女が熱心にストーカーしているのだ。侵入した男の部屋からどうして瑠璃が飛び降りたのか、話は四年前にさかのぼるーー。 『ささやかだけど、役に立つけど』 初めて高校の放送部の部室で鳴花と出会った時に、自分はいつか彼女と付き合うんじゃないかと、園生は思った。 しかしそれから十年経って、彼女と自分の関係に、新太が加わった。二人よりも三人のほうが、ずっと安定している。 自分たちは、このまま死ぬまで三人なのだろうーーでも、それでいいのだろうか。

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