小説むすび | 2021年12月発売

2021年12月発売

横溝正史少年小説コレクション7 南海囚人塔横溝正史少年小説コレクション7 南海囚人塔

出版社

柏書房

発売日

2021年12月25日 発売

横溝正史の少年少女向けミステリをオリジナルのテキストで集大成した「横溝正史少年小説コレクション 全7巻」、最終巻の本書は、戦前から戦後にかけてのノンシリーズ作品を収録。 絶海の孤島を舞台に繰り広げられる謎と怪奇に満ちた冒険譚『南海囚人塔』は、1931年(昭和6)に発表されたものの掲載誌の散逸でこれまで一度も刊行されることなく幻の存在とされてきた作品で、実に90年の時を経ての初書籍化となる。 他に、太平洋戦争前夜の緊迫した国際情勢を色濃く反映した伝奇海洋冒険譚として異彩を放つ『南海の太陽児』、海野十三急逝を受けて書き継ぎ完成させた『少年探偵長』の2長篇に、「黒薔薇荘の秘密」「謎の五十銭銀貨」「悪魔の画像」「あかずの間」の4短篇、といずれもストーリーテラーとしての面目躍如たる傑作群。 巻末には横溝正史夫人・孝子氏と長男・亮一氏、ミステリ作家・山村正夫氏による貴重な座談「横溝正史の思い出を語る」、本選集編者・日下三蔵氏による「横溝問答」を収載、付録も充実のシリーズ最終巻! 南海の太陽児 南海囚人塔 黒薔薇荘の秘密 謎の五十銭銀貨 悪魔の画像 開かずの間 特別収録作品 少年探偵長 海野十三 巻末資料 横溝正史の思い出を語る 横溝孝子・横溝亮一・山村正夫 横溝問答 日下三蔵

冷酷非情な旦那様!?1冷酷非情な旦那様!?1

噂の魔法師団長は冷酷無慈悲!? だけどーー不健康そうな人はほっとけません! 鈍感少女といつも無愛想な団長の契約から始まる異世界ポジティブラブコメ! 田舎町で暮らすミアは元気いっぱいの少女。 この世界なら誰でも使える『生活魔法』が使えない魔力なしだけど、そんなの気にしない。 病弱だった前世に比べたら、健康な今世はそれだけで幸せ! ……のはずが、平穏な日々はあっさり終わりを告げる。 ある日町にやってきたのは、冷酷無慈悲と噂の魔法士団長・シリル。 その応対をしていたミアは、ひょんなことから『他人の魔力を吸収できる』特異体質だと判明。 自身の魔力過多に苦しむシリルはそんなミアに目をつけ、いきなり求婚してきてーー!? しかもその内容は、結婚とは名ばかりの契約関係。 貴族のシリルに平民のミアは逆らえず了承するのだけど、ミアは意外と前向きで。 だってーー不健康そうな人はほっとけませんから!(ついでに衣食住も不自由ないなら文句はありませんっ!) そんなミアの明るさに触れ、氷のようなシリルの態度も次第に変わっていき……? 契約から始まる異世界ポジティブラブコメ、開幕!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP