小説むすび | 2022年2月発売

2022年2月発売

はじめてのはじめての

「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。 日本エンターテインメントの最前線&最高峰! 日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが奇跡のコラボレーション! 小説のテーマは、「はじめて〇〇したときに読む物語」。 これらの小説を原作としたYOASOBIの楽曲が、2022年中に順次配信リリースされます。 「『私だけの所有者』--はじめて人を好きになったときに読む物語」(島本理生) 「『ユーレイ』--はじめて家出したときに読む物語」(辻村深月)  「『色違いのトランプ』--はじめて容疑者になったときに読む物語」(宮部みゆき) 「『ヒカリノタネ』--はじめて告白したときに読む物語」(森絵都) ※文字をやや大きくし、漢字にはルビを多めにふっています。 それぞれの作家のファンはもちろん、全ての世代の方々に楽しんで頂ける、「はじめての」読書にもお勧めしたい小説集になりました。 ■YOASOBIからのメッセージ 4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。 (YOASOBI composer Ayase) はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。 (YOASOBI vocal ikura) ■作家からのメッセージ 初めての挑戦をたくさん詰め込んだら、むしろ自分の原点とも言うべき、好きな人との物語になりました。恋よりも強い絆で結ばれた「私だけの所有者」にこの短編で出会ってください。 (島本理生) 人は誰でも、その出会いの前と後で人生が変わってしまうような一生モノの出会いの経験があると思います。その一夜を通じて、前の自分にはもう戻れなくなるような、そんなはじめての家出を書きました。この小説もまた、読む前と読んだ後で誰かの何かが変わると信じて、送り出します。 (辻村深月) いつも物語をつくる時は、そのイメージに合った音楽を探すようにしています。ぴったりな音楽が見つかれば、その音楽が私を正しい方向に導いてくれるからです。今回はまず物語が先にあり、そこから音楽が誕生するという企画で、私にはまったく新しい経験に、胸が高鳴っています。 (宮部みゆき) 「はじめての」というお題をいただき、私もはじめての設定にトライしてみました。時空を超える片思いーーこの物語が、読者の皆さんの過去に灯る大事な瞬間とつながってくれますように。 (森 絵都)

追放貴族は最強スキル《聖王》で辺境から成り上がる〜背教者に認定された俺だけどチートスキルでモフモフも聖女も仲間にしちゃいました〜(1)追放貴族は最強スキル《聖王》で辺境から成り上がる〜背教者に認定された俺だけどチートスキルでモフモフも聖女も仲間にしちゃいました〜(1)

超絶シビアな魔境に追放された貴族の少年ノアは自身のスキルを解明しながら仲間を集めていく! 公爵家の長男ノアは父から追放を言い渡される。 その理由は洗礼でノアに芽生えた根源技能《聖王》。 この前例のないスキルのせいで教会から《背教者》に認定されたノアは、強力な魔物が住みつき、人間の寄り付かない魔境《煉獄の森》に置き去りにされてしまった。 途方に暮れるノアだったが、未知のスキル《聖王》から派生した技能《従属契約》で幼い魔猫やコボルトの群れを仲間にしつつ、何とか魔境で生活の基盤を築いていく。 そこに追手として現れたのは教会の最強戦力《聖女》の一人、アト。 そしてノアのスキルは《聖女》すら従属させてしまい…… 相手を従属させ、さらに従属させた者の技能を借り受けることが出来る、最強スキルを手に入れたノアの辺境成り上がりストーリーがここに開幕!

悪役王子の英雄譚 〜影に徹してきた第三王子、婚約破棄された公爵令嬢を引き取ったので本気を出してみた〜(1)悪役王子の英雄譚 〜影に徹してきた第三王子、婚約破棄された公爵令嬢を引き取ったので本気を出してみた〜(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2022年2月17日 発売

★電撃の新文芸2周年記念コンテスト【能ある鷹は爪を隠すーー◯◯隠し!】部門 《大賞》受賞作★  王族で唯一の黒髪黒眼に生まれ、忌み嫌われる第三王子・アルフレッド。  無能を演じて裏から王国を支えてきた彼は、ある日、兄である第一王子・レオルが公爵令嬢であるシャルロットに婚約破棄を宣言する場に出くわしてしまう。  冤罪をかけられたシャルロットを救うため、アルフレッドが悪役を演じ身代わりとなることで事態は一件落着と思いきや、何故かシャルロットがアルフレッドの婚約者になってしまい!?  --影に徹するのは、もう終わりだ。  ついに表舞台にでることを決意した第三王子は、その類まれな才覚を発揮し頭角を現していく。  婚約破棄から始まる悪役王子のヒロイック・ファンタジー、開幕! プロローグ はじまりは婚約破棄から 第一章 首輪 第二章 彫金師 第三章 黄昏の約束 第四章 決闘 第五章 影は今、動き出す 第六章 悪役王子の英雄譚 エピローグ

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