2022年3月18日発売
累計アクセス数130万PV突破!(2022年2月現在) WEB発大本命の西洋ファンタジーが上下巻同時発売で登場! アリアランテ神国──女神リリアナの加護を受けるこの国には、 特権を得る一部の神民と、貧窮にあえぐ大多数の棄民が住まう。 ここでは百年の一度、女神の力を受け取る四名の神女候補が集められる。 しかし、水晶の導きによって“五人目”の候補が選ばれた。 彼女の名前はククル・デニ、棄民。 「俺たちと共に神都へ来て欲しい、ククル」 それはやがて、 アリアランテの根幹を揺るがすこととなる──。
累計アクセス数130万PV突破!(2022年2月現在) WEB発大本命の西洋ファンタジーが上下巻同時発売で登場! 「水晶が示したそうだ。『時、来たれり』と」 存在しない“五人目”の神女候補として選ばれたクー。 ついに、四人の神女を決める儀式が執り行われることになるも、 選ばれた神女たちはなぜか次々と神殿から姿を消していく。 しかし普段と変わらない様子の神官たち── この場所の真実とは一体“何”なのか。 アリアランテの核心へと迫る彼女の前に、 もう一つの陰謀が目を覚ます──。
2006年7月〜2007年3月、WEBメディア「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載された人気連載・細野晴臣の「夢、それはドリーム 細野夢日記」がついに書籍化決定。 まるで「細野晴臣の脳内」を旅しているような気分にさせられる当時掲載された「ジャイロスコープ」「スノーボール」「バスタブの怪」「ピラミッド」「ユーモレスク」「聖者の行進」「超次元セグウェイ」「半島の兄弟」「無理解」……などの37篇の夢。 この中から10篇の夢を元に、芥川賞作家・朝吹真理子、作家・俳優等でマルチな才能を持つリリー・フランキー、そしてYMOマニアであるナイツの塙宣之の3著者が短編小説化。 細野晴臣×3つの才能がコラボした異色の短編小説集。 また、当時「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載されていた「細野晴臣 夢日記」全37話も収録。「細野晴臣の夢」を元に各才能がどんな「新しい夢」を紡いでいくのか楽しみにしてほしい。
仁鍋島ー通称「人面島」。島には隠れキリシタンの財宝が眠っているという。村長であり大地主の鴇川行平が急死し、島の多くを占める土地が相続されることに。相続人兄弟は、島を統べる神社の宮司と、一大産業である漁業組合長をそれぞれバックに持っている。さらに二人には過去に因縁が。そんななか、長男の匠太郎が密室で不可解な死を遂げた。嵐のなか、電気も通信も断たれた絶海の孤島。犯人は、そして驚くべき真相とは!?三度の飯よりトラブルが好き!?毒舌“人面瘡”探偵×ポンコツ相続鑑定士、隠れキリシタンの島で密室殺人の謎に挑む!
主人公は全員煩悩まみれのミュージシャン!不倫、緊縛、放置、性病、投稿…官能ロック小説!売れないロッカーが東北の雪山のライブに愛人同伴で向かう「変態だ」、南の島でかつて憧れていたスターのSMプレイを目撃する「僕のスター」、かつてのバンド仲間の葬儀で熟女の悪戯に翻弄される「永いおあずけ」、売れっ子ミュージシャンが性病に悩む「リンガ応報」など5編を収録。
有罪率99・9%の刑事裁判に挑む若き女弁護士は真実に辿り着けるのか。構想17年の新たな代表作、降臨。現役女刑事による残忍な殺人事件が発生。弁護士・持月凜子は同じ事務所の西と弁護にあたるが、加害者に虚偽の供述をされた挙げ句、弁護士解任を通告されてしまう。事件の背後に潜むのは、幼児への性的虐待、残忍な誘拐殺人事件、そして息子を亡くした母親の復讐心? 気鋭のミステリ作家が挑んだ現代版「罪と罰」。
新米弁護士・小柳大樹のもとに相談に訪れた学生・本條菜子が、その夜、突如失踪する。翌朝、クラウドファンディングで日本中から十億円の身代金を募る、前代未聞の「誘拐プロジェクト」が発覚。小柳は事務所のボスで企業法務弁護士の美里先生とともに、クラウドファンディングサイトを運営する企業に赴くが…。果たして十億円は集まるのか。そして犯人と、その思惑はー?新機軸のノンストップ・ミステリー!第8回新潮ミステリー大賞受賞作。
人間関係がうまくいかずに辞めてしまった前職のこと、結婚のこと、両親のこと。さまざまな悩みを抱えながらもギャラリーで働く愛澤繭子はある日、オーナーの紹介で現代アートの芸術家・カメさんに会いに行くことになりー第二次世界大戦や関東大震災、東日本大震災…。百歳を迎えた伝説の芸術家・カメさんが生涯を通して貫いた強く、純粋な思いとはー。思想を表現に託して生きた姿を繊細な筆致で描いた社会派小説。
私たちは生きていく。愛しい人の命を継ぎながら。人生を変えてくれた恩人を訪ね異国の地に根を下した少年、武。朝鮮戦争の休戦開始から数年後の韓国と日本を舞台に彼と家族たちのその後を描いた物語、感動のフィナーレ。
安定を求めながら安全でない人生ばかり選んでしまうー。黒人文化が開花、街にジャズとダンスが溢れた1920年代N.Y.。人種の境界線を越えた女達の苦難と恍惚。
『ディズニー ツイステッドワンダーランド』本編ノベライズついにスタート! 「プロローグ」「エピソード1 真紅の暴君」のストーリーを、独自の視点で描く小説作品ついに発売! 仕様は豪華仮フランス装 著者 日置じゅん 原案/カバー・口絵・本文イラスト 枢やな
発情周期が不安定なΩの音緒は、バイト先でαに襲われ反撃したため解雇に。職を失い困っていた音緒は、Ωのための新薬の治験を進める樹の手伝いをすることになる。貧しい音緒は不愛想な樹の家に居候するうちに、最初は気があわないと思っていた樹の不器用な優しさに触れ、惹かれる。しかしαでエリートな樹とは釣り合わないだけでなく、彼には今でも忘れられない人がいたようで…? 傘をさしかけて、土砂降りの雨みたいな悲しみから樹を守りたいーーそんな音緒の想いは…。
「僕、オメガになっちゃいました…」 アルファやオメガの特質を生かした声優たちが活躍する世界で、新人の壱太はバース未分化の存在。 芝居が上手くいかなかったある日、ミキサーの永久井に励まされる。 アルファもオメガも苦手だと言う彼だがなぜか壱太の声にだけ強く惹かれるのだと。 彼にひそかに憧れていた壱太だったがある日大人気アルファ声優の先輩からのフェロモンに反応してオメガへと分化を始めてしまい…!? オメガになってしまったら永久井に嫌われてしまうと必死の壱太だが…!?
「新婚夫婦の営みについてご提案があります」 愛に貪欲な今世王の巧みな交渉により、戸惑いつつも、三年間の新婚夫婦期間を過ごすことになった足弱は…? 『祝祭の残り香に浸る返礼づくり』 王族命の家臣集団「灰色狼」は、王族の結婚式に総力を挙げる裏で、自分たちの祝い事も敢行し…! 『灰色狼たちの結婚式』 「山で暮らしていた男をどうしようもなく愛している」 今世王と足弱が王都ではなく、西の片隅で出会っていたら…野人アシを堪能できるもう一つの「緑土なす」 大長編『もし西の果ての山で二人が出会っていたら』 モンスター級BLノベル、大量書き下ろし!
え⁉︎ ここの聖女さんたちって、ほとんど丸出しなの…っ! 異世界転生貴族のアリストは、超女性差別世界で女性に優しい貴重な男。女性ばかりの自治領でハーレム生活を送る彼に課せられた次なる試練は、強引な寄付を要求するイル正道院への出張! アリストは元の世界の知識と経験を生かし、貧困に落ちた正道院を立て直そうとするが、院長のアーリャはそれを拒否する。転生貴族の青年は冷厳な院長の暴走を食い止め、正道院の露出度ストップ高な院生たちを幸せへと導けるのか? 健気な副院長のルエッタ、爆乳無口なオヴィ、気丈なオリビア、有能ムチムチメイドのケイト、そして冷たい物腰の裏にエッチな肉体と願望を隠すアーリャ院長…。素顔を見せてくれる美女たちとの幸せ情交たっぷりで描く、異世界ハーレムファンタジー待望の続編!
当時二十歳の学生が書いた伝説の作、山尾悠子のプロトタイプとしての才能がもっとも高密度に結晶した「夢の棲む街」。その作品世界を現在の作者が再訪する問題作「漏斗と螺旋」を初収録。あわせて読めば山尾悠子の今と過去の文章や創作へのスタンスの違いがよくわかる。 山尾悠子作品をリスペクトし、読み込み、自らの創作の糧にしてきた中川多理と川野芽生が挿人形と解説を担当する。 若い女性の才に頌されて『夢の棲む街』は、新たな命を輝きをもつ。 +++ 「夢の棲む街」は長い間〈薔薇色の脚〉を夢見ながら待っていた。 そう思えるほどの[新編]--まさに新たに編集された『夢の棲む街』-- この本のために作りおろし、この本でしか見ることのできない中川多理の未発表〈薔薇色の脚〉を載せて『新編・夢の棲む街』を読者にお届けします。 2020年1月に『群像』に書き下ろした山尾悠子の「漏斗と螺旋」を合わせ収録しています。この短編はある意味、40年ほど前に書かれた「夢の棲む街」を今、山尾悠子がアプローチするという要素をもっています。それは別の言い方をすると、山尾悠子の自作[読書論]になると思います。 山尾悠子自身の読み、中川多理の新作人形、そしてその人形を秘密の部屋に込めたようなデザインを施したミルキィ・イソベ、山尾悠子作品を読み続け、中川多理を見続けた、新進の歌人・川野芽生がその二人のコラボレーションを含めて解説をしています。 今という地点から、様々なクリエイターが「夢の棲む街」を[読んで]いるーーそういう編み方になっています。 手にした読者が、より自由に、より深く、より愉しく読んでもらえるように…山尾悠子の魅力にダイレクトに近づけるように…新たに編集してあります。新編の意味はそういうことです。 あたなたにしかできない、新たな読み方を体験していただきたいものです。 「薔薇色の脚のオード」 「夢の棲む街」 「漏斗と螺旋」 解説「薔薇色の、言葉と肉」川野芽生