小説むすび | 2022年3月24日発売

2022年3月24日発売

パンとサーカスパンとサーカス

出版社

講談社

発売日

2022年3月24日 発売

政治的関心を失った民衆には、食料(パン)と見世物(サーカス)を与えておけば支配は容易い。 戦争、犯罪、天災、疫病ーーどれもがサーカスとなる。 不正隠蔽の犠牲となった父親の復讐を果たすため、CIAエージェントになった男は、 日・米両政府の表と裏を巧みに欺き、いつしか日本国民の仇をとる。 ヤクザの二代目、右翼のフィクサー、内部告発者、ホームレス詩人…… 世直しか、テロリズムか? 諦めの横溢する日本で、いざ、サーカスの幕が上がる! 「私の暴走にどうかお付き合いください」 --島田雅彦 メディアやSNSで話題沸騰! 続々重版!  いま、もっとも読まれている”政治小説(エンターテインメント)” 日米同盟という名の永続占領から自由日本を開放する 革命戦士たちの叙事詩 --前川喜平 スケールの大きな謀略小説であり、極辛の政治風刺劇であり、 極太のエンターテインメントである --鴻巣友季子 パンとサーカスさえ与えておけば国民はおとなしくしているなんて思っているヤツらに 一泡吹かせたい --永江 朗 私たちが夢想する革命に立ち上がる主人公に 快哉を叫んだ! --立川談四楼

香君 上 西から来た少女香君 上 西から来た少女

出版社

文藝春秋

発売日

2022年3月24日 発売

遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲。ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。この奇跡の稲をもたらし、香りで万象を知るという活神〈香君〉の庇護のもと、帝国は発展を続けてきたが、あるとき、オアレ稲に虫害が発生してしまう。 時を同じくして、ひとりの少女が帝都にやってきた。人並外れた嗅覚をもつ少女アイシャは、やがて、オアレ稲に秘められた謎と向き合っていくことになる。 『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』の著者による新たなる代表作の誕生です。 序章 青い花 第一章 出会い      一、リタラン  二、香りのない毒  三、凍草  四、香りの声  五、オアレ稲  六、青香草を抱く者 第二章 オリエ        一、香君宮  二、オリエ  三、肥料の秘密  四、月下の人影  五、オリエとアイシャ  六、隠し部屋  七、オリエとマシュウ 第三章 異郷から来た者    一、山荘の日々  二、雪オミの木  三、西の畑  四、露見  五、朝食  六、『旅記』  七、母たちの来し方  八、皇祖が来た道  九、喜びと悲嘆の稲  十、夕暮れの風  十一、香君の〈世界〉 第四章 オゴダの秘密  一、オオヨマ  二、〈祈願の鳩〉の占い師  三、略取  四、追跡  五、生け捕り  六、オゴダ藩王母

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