2022年4月発売
法律相談に運動会(?)に、剣持麗子は今日も眠れない!ドラマ化ヒロイン再登場!連作ミステリー短編集。亡くなった町弁のクライアントを引き継ぐことになってしまった剣持麗子。都内の大手法律事務所で忙しく働くかたわら、業務の合間(主に深夜)に一般民事の相談にも乗る羽目になり…。次々に舞い込む難題を、麗子は朝までに解決できるのか!?
自由奔放・ハチャメチャに生き抜いてきた男が、色と欲に別れを告げて大変身!?環境破壊で破滅の淵に立たされた全人類を救わんと、身の程もわきまえず神のお告げを世人に伝えることにー。“人が生きるとはどういうことか”を問いかけながら、抱腹絶倒な人間模様を描いた大人のための寓意小説。
憧れの留学を決意し、アメリカへ飛び立つかおり。しかし、そこには予期せぬ困難が。かおりを救うのは、声しか知らないリュウ、そして鐘の音。大切なのは、自分の気持ちか、恋人か、周りの人間か。「間違っていなかったよ」と、どこからか聞こえてくるような選択をしたい。遠い異国の地での葛藤の中、かおりの決断はー。少し切ない恋愛小説。
一度目の人生では社畜として人生を終了した俺。運良く異世界に転生したのだが、うっかり魔王を倒してしまったため、そこでも英雄として働きすぎて死んでしまった。そんな過去に負けず優しい女神様に拾われて、今世はついに第3王子に転生。前世での魔法や技術、知識を受け継いだ俺は、辺境領地で気楽なスローライフを満喫!優しい人たちに囲まれて、今世はのんびり過ごせたらいいなぁ(フラグじゃないよ?)
ある日の冒険者ギルドでは、序列5位以内の猛者たちが集まる冒険者会議が開かれていた。従業員募集の結果発表を確認するため、ちょうどその日にギルドにやってきたアイラは、上位冒険者のカミーユに「錬金術師なんてアイテム製造しかできない役立たずだ」と馬鹿にされて落ち込んでしまう。そこに突然、あの人がやってきてー追放された錬金術士が大成功を収める異世界薬屋ファンタジー、第二弾!
イヴェッタ・シェイク・スピア伯爵令嬢は、卒業式後のパーティで婚約者であるウィリアム王子から突然婚約破棄を突き付けられた。自分の代わりに愛らしい男爵令嬢が殿下の結婚相手となるらしい。先代国王から命じられているはずの神殿へのお役目はどうするのだろうか。あぁ、なるほど。王族の婚約者の立場だけ奪われて、神殿に一生奉公し続けろということか。「よし、言われた通りに、出ていこう」これは、その日のうちに荷物をまとめて国境を越えたイヴェッタの冒険物語。
無事に昇級試験に合格した『希望の光』の面々は、念願の王都へと旅立つ。護衛の冒険者4人組、カロルス一行を交えた道中はトラブル続きで大混乱。王都では、意外な人と再会することにー王都でも活躍するユータのもふもふ異世界ファンタジー、第十一弾!
シリーズ累計550万部突破!(電子書籍を含む)2022年4月よりTOKYO MX、BSフジ他にてTVアニメ第3期放送開始!
時は戦国時代。ある日、町で小料理屋を営むあなたは弟の身代わりで城に仕えることになった。そこで出会ったのは、天下を志す最強の武将たちー。「必ず手に入れる。天下も、お前もー。」戦国武将と甘くて切ない恋をする物語が、今はじまる!
大切な魔物との日常を守るため、挑むはーー冬の祝祭の奪回!?「このライトノベルがすごい!2022」女性部門4位!コミカライズ春連載開始!書き下ろし番外編5本&「薬の魔物特別図鑑」巻末収録!
辺境の聖女とまで噂される令嬢・アリシア。秋の実りを前にした彼女のもとに、思いがけず舞踏会の招待状が届く。差出人は、全てを自分から奪った王都の妹だった。どうせ出席しても馬鹿にされるだけと及び腰になるアリシアだったが、「ナメられたら終わり」という元冒険者・レオの一言と、農家を訪ね歩いたこれまでの日々に背中を押されて決心する。「このおイモ畑に誓って、これ以上、彼女に馬鹿にはさせないわ!」運動オンチなのに領内をランニング、毎食おイモ一個の食事制限。だが迎えた対決では、妹に婚約者のロランへのハニートラップを仕掛けられてしまい…!?泥だらけの令嬢が農業書で国を救う、聖女誕生ファンタジー!(書き下ろし番外編3本収録&コミカライズ第1話試し読み収録!)
腹が破裂して、緊急手術をすることになった。そこから連鎖するように、わたしのからだに不調が現れる。やがて世界には新型コロナウイルスが蔓延し始めた。からだの痛みは、苦しみの歴史や数多の物語、宇宙の謎にまでわたしを導いていく。恐るべき速度で世界が変化する分断と混乱の時代に、あらゆる束縛を小説で超越してきた山下澄人が投げかける、渾身の一冊。
僕が住んでいるのは、無数の広間がある広大な館。そこには古代彫刻のような像がいくつもあり、激しい潮がたびたび押し寄せては引いていく。この世界にいる人間は僕ともうひとり、他は13人の骸骨たちだけだ…過去の記憶を失い、この美しくも奇妙な館に住む「僕」。だが、ある日見知らぬ老人に出会ったことから、「僕」は自分が何者で、なぜこの世界にいるのかに疑問を抱きはじめる。数々の賞を受賞した『ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル』の著者が、異世界の根源に挑む傑作幻想譚。