2022年発売
本作はエモい。爆エモい。うそ偽りのないエモさだ。 なぜならここには、ちいさくて、だいじな、 わたしたちひとりひとりのこころの断面が、 みっちりと詰め込まれているから。 ーー少年アヤ氏(「web asta*」2022年8月8日より) 本作の根底にあるのは、やりたいことはやっちまえというエネルギーだ ーーブレイディみかこ氏(「web asta*」2022年8月8日より) 誰もとりこぼすまいとミラーボールで物語を照らす 吉川トリコが、私にとってのプロムクィーンだ ーー柚木麻子氏 家族仲がしっくりいかず、生き方に迷う主婦。 16歳になる直前まで自分が在日韓国人だと知らなかった姉妹。 ゲイであることに葛藤する男子高生。 血の繋がった子どもを持てなかった母親。 卒業式の日にプロムを開催すべく奮闘するモーレツ女子高生たちーー ままならない日常に悩み惑う人たちの踏み出す一歩が、 あなたの背中をそっと押してくれる。 『余命一年、男をかう』で大注目の著者が贈る、 明日もがんばる元気をくれる連作短編集。
「カクヨム」年間ランキング5位獲得(2022年4月27日時点)の人気作がついに書籍化!書き下ろしストーリーも追加収録!念願かなって自力で異世界へきました!最底辺の「文字化けスキル」でも、肩ひじ張らずに異世界を楽しみます!
ユータ、王都でも大活躍! もふもふだらけの異世界ファンタジー、第十二弾! 大ボリュームの書き下ろしを収録 コミカライズもKADOKAWA「異世界コミック」にて好評連載中! 王都では「呪いを集める人がいる」という噂がたっていた。 ミックも、そのことに関する情報を集めている一人。 ミックの身に案じて呪いを解除する方法について調べていくうちに、ユータはとんでもない事件に巻き込まれていくーー 王都でも活躍するユータのもふもふ異世界ファンタジー、第十二弾!
突然、数千体という未曽有の魔物の襲撃が発生。ルイスウィーク王国の王都を守るため、大聖女レティシアは結界を張り続け…寿命まで削り死んでしまう。大聖堂で最後の時を待つばかりだったレティシアの元に、竜との戦いで致命傷を負った第二王子ノアが戻ってきた。喧嘩ばかりしてきた第二王子ノアが突然、来世で結婚してくれとプロポーズしてきたのだったー命尽きたはずのレティシアは気が付くと、薬屋の娘に転生。18歳の時、記憶と一緒に聖女の力を取り戻す。問題だったのは、第二王子ノアが転生してすぐに記憶を取り戻して、同じように転生しているはずのレティシアをずっと探していたことだ。今度の人生では、聖女の力とか国の運命とか、第二王子との結婚なんて、お断り。転生した大聖女レティシアは決して、自分が元大聖女だなんて名乗り出ない。なんとか平民としてのんびり生きようとする元大聖女と、婚約者の大聖女を転生してまで追いかける一途な王子様のやり直しファンタジー。第10回ネット小説大賞受賞作。
神の「切り花」としての自分が将来、竜になってしまうことを知ったイヴェッタは、ギュスタヴィアに対して「あなたが、わたくしを竜にしたくないと切望するほど、愛されてみせます」と宣言。 迷宮遺跡を進んでいく道中、ギュスタヴィアによって徐々に明かされていく「切り花」の秘密。イヴェッタが自分という存在を理解し始めた頃、突然、二人の前にある集団が現れるーー
90年代、あの頃の僕たち──。 〈ラトヴィア文学界の新星〉によるベストセラー小説 ヘヴィメタルは溜め込んだ邪念を破壊する力を持つ。でもまた充満する。だから破壊する。その反復運動だ。この本に出てくる青春がそうだ。そして、自分の青春もまたそうだった。--武田砂鉄(本書「解説」より) 「SWHラジオが言った、ニルヴァーナのバンドリーダー、カートなんとかの死体が発見されたって」 一九九四年、ライフスタイルがデジタル化される前の最後の時代。ソ連からの独立後間もないラトヴィアで、ヘヴィメタルを聴き、アイデンティティを探し求めた少年たちの日々を描く半自伝的小説。一〇ヶ国語以上に翻訳され、ラトヴィア文学最優秀デビュー賞、ラトヴィアの文学作品で初となるEU文学賞を受賞し、舞台化・映画化されるなど刊行と同時に大きな反響を得た、著者デビュー作。
「このライトノベルがすごい!2023」(宝島社刊) 単行本・ノベルズ部門第1位!殿堂入り! シリーズ累計800万部突破!(電子書籍を含む)
2023年7月よりテレビ東京、BSテレ東ほかにてTVアニメ放送開始!シリーズ累計100万部(紙+電子)突破! 書き下ろし番外編+コミカライズ試し読み収録!
「きみを奪うヤツは、殺(け)すね?」 邪魔者には……容赦がないようです!? 無垢な王女と腹黒アサシンの歳の差・偏愛ファンタジー第2弾! 書き下ろし番外編+コミカライズ1話試し読みを特別収録! コミカライズ、大好評連載中!
100人の参加者同士で殺し合い、残った4人だけが生き返ることができる「転生杯」。冤罪で死刑になった月坂秋人は冤罪を着せた相手と真犯人に復讐するため参戦を決意。参加者には一つスキルが与えられ、秋人が手にしたのは、ある条件下で他人のスキルを奪える最強スキル“略奪”だったー。ひょんなことから同じく転生者の美少女、春香と真冬と手を組むことになり、共闘そして共同生活が始まる!
成長と、初めての恋ーー。 「小説家になろう」で3,000万PV突破! 1巻発売後、即重版! コミックス1〜2巻も好評発売中! 眼福ギルドファンタジー第10弾! 書き下ろし短編収録!
ー - - 映画『グッバイ・クルエル・ワールド』 2022年9月9日(金)ロードショー 出演:西島秀俊 斎藤工 宮沢氷魚 玉城ティナ 宮川大輔 大森南朋 / 三浦友和 監督:大森立嗣 → https://happinet-phantom.com/gcw/ ー - - 一夜限りの強盗団。 ヤバいカネを奪ったその瞬間、狂乱の世界が幕を開ける。 ヤクザ組織の資金洗浄現場に押し入った覆面姿の強盗団、 メンツにかけて強盗団を追いかけるヤクザ組織、 ヤクザ組織と裏のつながりを持ち職務を逸脱する刑事…… 世の中とチューニングが合わない奴らが、追い込み、追い詰められながら、とことんまで潰し合う。 銃撃に次ぐ、銃撃。 時代を、撃つ。 世界をブチ壊せ! 踏みにじられたものを甘く見てはならない。 愛と裏切りの果てに、最後に笑うのは、誰だ。 映画『グッバイ・クルエル・ワールド』を鮮やかに小説化! 最高のクライム・エンターテインメント、誕生!! [Story] 全員互いに素性を明かさない強盗組織。彼らは、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功。その後、それぞれの生活に戻るメンバーだったが、ヤクザ組織に追われる日々が始まる。ラブホテル従業員や刑事たちを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。
ジュディス・ポッツは77歳。ロンドン郊外マーローの古びた邸宅に独り住まいで幸せな日々を送っている。まわりには、仕事やウィスキーの量に口をさしはさむ人などおらず、退屈しのぎに「タイムズ」紙向けのクロスワード・パズルを考案している。ある夜、テムズ川で泳いでいると、ジュディスは残忍な殺人を目撃してしまう。地元警察は彼女の話を信じず、ジュディスは自ら事件の調査に乗り出すと決め、ドッグ・ウォーカーのスージーと、司祭の妻であるベックスを仲間に加え、「マーロー殺人クラブ」が誕生する。別の死体が現れたとき、3人は自分たちの行動範囲に連続殺人犯がいることに気づく。3人が解こうとしたパズルは、逃れることができない罠となる。 (目次なし) 本文のほか、登場人物表、謝辞、訳者あとがき
「一緒に、失くした記憶を探しに行こう」。彼女の言葉で、僕らの旅は始まった。 過去を奪うものたちに抗い、ままならない現在を越えていく、〈愛と記憶〉をめぐる冒険。 デビュー作『鳥がぼくらは祈り、』、芥川賞候補作『オン・ザ・プラネット』を超える、鮮烈な飛躍作! 「ねえ、覚えてる?」--両親を知らずに育ち、就職した僕〈一志〉のもとに、見知らぬ女性が訪れる。 〈杏〉と名乗る彼女は忘れていた過去を呼び起こし、僕の凡庸で退屈な日常が変化していく。 不可視のシステムに抵抗し、時間の境界を越える恋人たちの行方はーー? 「文体が映像として浮かび上がる二人の視点の入れ替わりは、痛みを等価交換するように再生する、発明だ。」 映画監督・内山拓也(「佐々木、イン、マイマイン」)推薦!
【特集】今こそ見逃せない! 大注目の翻訳ミステリ 印象的な男 ピーター・スワンソン 務台夏子 訳 アマポーラ ルイス・アルベルト・ウレア 門野 集 訳 2022年東京創元社の翻訳ミステリ刊行リスト 2022年上半期翻訳ミステリの動向 若林 踏 ジャナ・デリオン 〈ワニ町〉シリーズ応援イラスト 松島由林 名作ミステリ新訳プロジェクト・パーフェクトガイド 祝 翻訳ミステリー大賞および読者賞決定! 【特集】慄(ふる)える・惑(まど)う・憑(つ)かれる 真夏のホラー 古池町綺譚 小田雅久仁 紹興庵(しょうこうあん) 幻想文学会の思い出 南條竹則 赤虫村の怪談 大島清昭 芦花公園『とらすの子』刊行記念鼎談! 多彩な恐怖の探求者たちーー新鋭ホラー作家ガイド 朝宮運河 創元ホラー長編賞 応募規定 【新連載】 記憶の対位法 第1回 高田大介 【小説】 夫の罪と妻の罪 犯罪相談員〈2〉 石持浅海 きみのかたち 第3回 坂木 司 間の悪いスフレ 近藤史恵 わたしたちの怪獣 久永実木彦 ホロウ・ダンス 雛倉さりえ 刑事何森 逃女 丸山正樹 ※澤村伊智「特撮なんて見ない」は休載です 【ESSAY】 装幀の森 第2回 アルビレオ ぼくたちが選んだ 第4回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき 翻訳のはなし 第4回 スウェーデン語─英語─スウェーデン語 柳沢由実子 ※若島 正「乱視読者の読んだり見たり」は休載です 【COLUMN】 ひみつのおやつ*ラムネ 八目 迷 私の必需品*オフの環境 阿泉来堂 【INTERVIEW 期待の新人】 藤 つかさ 五十嵐律人 【INTERVIEW 注目の新刊】 『汝、星のごとく』 凪良ゆう 『夜の道標(どうひょう)』 芦沢 央 【BOOKREVIEW】 [文芸全般] 瀧井朝世 [国内ミステリ] 宇田川拓也 [翻訳ミステリ] 村上貴史 [SF] 渡邊利道 [ファンタジイ] 三村美衣