2023年10月発売
ブロンシェの婚約者であるアシュフォードは家柄良し・外見良し・頭良し。ただし周囲に対して厳しく、毒舌を放つ。彼は婚約者であるブロンシェだけを溺愛しているのだ。「なんでこの人、私の婚約者なんだろう」とブロンシェは溺愛を受けて困惑気味。通う学園で第一王子が起こす問題に巻き込まれ、二人の関係は一体どうなっていくのか?
新婚旅行を経て、さらに仲を深めたアビゲイルとジェラルド。ロングハーストの問題も一段落して、やっと平穏な日々が訪れる…かと思いきや、ジェラルドに付きまとう女性の登場で波乱の予感! しかもその女性は、魔王時代のアビゲイルを知る人間かもしれなくてーー?魔王の正体に迫る…! 大人気餌付けラブストーリー、第三巻!
累計16万部突破『きみが明日、この世界から〜』シリーズ著者が描く新たなかたちの悲恋と感動。 「この教室でのわたしの存在感なんて、たぶん、壁に貼られたポスターぐらいなものだろう。ある日、それが別のものに代わっていたって、きっと誰も気づかない」 家庭にも学校にも居場所がなく、生きることにしんどさを感じる高校生のあかり。 ある時、クラスメイトの言葉で「どうしてもやりたいこと」が見つかり、存在を認められたと思ったもののーー。 あかりの“もうひとりのわたし”を中心に繰り広げられる、それぞれが何かしら苦悩を抱えた高校生たちの「好きだから、泣いてしまう」恋のストーリー。 小説×音楽ーー。 大手音楽配信サイト『レコチョク』とのコラボレーションプロジェクト!
『僕の狂ったフェミ彼女』著者がおくる、前人未踏の“共有”恋愛小説! 30代の女性・ミレは、彼女にとって最善の恋愛をずっと探している。 したいことを望み、嫌なことを拒みたい。 誰のものにもならず、自分のままでいたい。 結婚をゴールとしなくても、対等な関係を築きたい。 ミレのウィッシュリストはずっと満たされなかった。 ある時出会った“完璧な男性”シウォンは 「非独占恋愛(オープンリレーションシップ)」を実行していた。 ミレは戸惑いながら、最善のために一歩を踏み出す。 ◆推薦ーー宇垣美里(フリーアナウンサー/俳優) 最初に共感、次に反感と少しの羨望。 垣間見た新しい世界を受け入れられるのか、 受け入れられないならその理由は何か。 こびりついていた固定概念の奥にあるはずの 本当に自分の求めている恋愛の形について、 誰かと夜通し語り合いたくなった。 ◆推薦ーーアルテイシア(作家) 私自身はオープン・リレーションシップをするのは無理だと思うけど、主人公ミレの気持ちはよくわかる。 「君は俺のものだよ」と言われて喜べない。 誰の所有物にもなりたくない。誰にも支配されたくない。 パートナーと対等に尊重し合う関係を築きたい。 それだけのことが、なぜこんなに難しいのか? プロローグ 0.ロマンスこそ必要 1. いろいろな幻想、の中の君 2.なぜ私はあなたを共有するのか 3.大丈夫? 愛か?? 4.私が恋愛をやめられない(約)十の理由 5.優雅で計画的な共有恋愛 6.食べて、期待して、恋をして 7. あなたがデートしている間に 8.愛してるの言葉でも理解はできない 9. 君たちは感動だった 10.それは絶対私たちのせいじゃない 11. 最も普通の記念日 12. 嘘、みたいな時間 13. 一人で一緒にいる人たち 著者あとがき
ホブゴブリンの村からロアーの街に帰ってくると、自分の年齢がいきなり三十路目前になっていることに気付くカエデ。 マウンテン鼠が爆発した影響で時間の進み方がおかしくなった模様。 嘆きながら冒険者ギルドに行くと、あと15日で依頼を達成しないと冒険者の資格がなくなってしまうことが判明。 数ある依頼を見てどれにしようか選んでいると……。 鋼メンタルのカエデが繰り広げる異世界生活、第四弾!
猫船長の協力もあり、無事にメール麦を運ぶことができたジーン。 その取引のためにナルアディードでソレイユと初顔合わせをするハウロンは、レストランでの対応などからソレイユが只者でないことを察した。 会話が進むにつれ、ジーンのやらかしに苦労している似た者同士であることが分かった二人だが、その後に開催されるツアーにおいて自分たちの認識がまだまだ甘かったことを理解するのであった……。 精霊たちとまったり生活を満喫する異世界ファンタジー、第十二弾!
婚約者である第一王子セオドアから、婚約解消を告げられた公爵令嬢のシャルロッテ。 自分の感情が天候に影響を与えてしまうという特殊能力を持っていたため、常に感情を抑えて生きてきたのだが、それがセオドアには気に入らなかったようだ。 シャルロッテは泣くことも怒ることも我慢をし続けてきたが、もう我慢できそうにないと、不毛の大地へ嫁ぎたいと願う。 そんなシャルロッテが新たに婚約をしたのは、魔物が跋扈する不毛の大地にあるシュルトン王国の国王だった……。
OLとしてブラック企業で働いていた綾子は、家族からも恋人からも捨てられて過労死してしまう。 そして、気が付いたら生前プレイしていた乙女ゲームの世界に入り込んでいた。 しかしこの世界でも虐げられる日々を送っていたらしく、騎士団の料理番を務めていたアンゼリカは冤罪で解雇させられる。 さらに悪食伯爵と噂される男に嫁ぐことになり……。 ちょっと待った。伯爵の子供って攻略キャラの一人よね? しかもこの家、ゲーム開始前に滅亡しちゃうの!? 素っ気ない旦那様はさておき、可愛い義子のために滅亡ルートを何とか回避しなくちゃ! 何やら私に甘くなり始めた旦那様に困惑していると、かつての恋人や家族から「戻って来い」と言われ始め……。 そんなのお断りです!
邦枝がいざない、雪岱が開眼した江戸風情の世界。 八代目市川團十郎を軸に描く人間模様。 『おせん』に先立つ一年前の、記念碑的作品。 単行本初収録の挿絵70点を完全復刻。 2022年、京都で『江戸役者』の挿絵原画が全揃で見つかった。雪岱再評価の機運が高まるなか、91年の時を経て、雪岱と邦枝が初めてコンビを組んだその新聞連載小説が、新漢字・新仮名遣いでよみがえるーー。
目指せ!ほかほかごはん! 目指すは脱難民! コツコツ努力の転生少女にきゅんが止まらない! 異世界のんびり冒険ファンタジー! 書き下ろし番外編巻末収録! コミカライズ企画進行中!
シリーズ累計30万部突破!(電子書籍含む) コミックス4巻同月発売! 「誰にも俺達は引き裂けない」 VSニコデムス編クライマックス! 全力令嬢の大人気恋愛ファンタジー第10弾!
魔素が流入し始めた地球で、自宅地下のダンジョンをうっかり踏破してしまった史緒と幹彦。思いがけずチート級の力を手にした二人だが、辺境の地で走り回るきのこ狩り、雪山ダンジョンでのんきにかまくら作りと、あいかわらず気ままな生活を送っていた。その強さは世に知られ、異世界の七大冒険者に選ばれることに!日本政府にも腕を見込まれ、各国がアタック失敗を続けるホノオドリ攻略へ向かうが、ボス戦で拾った鳥の卵が、希少なフェニックスに進化して??「神獣だけど、うちの子にしようね」「みんなで温泉でも行くか!」かわいくてタフな仲間が増殖中!?仲良し若隠居コンビのまったり冒険譚!
魔の森開拓に勤しむ領主代行ペイスの元に、レーテシュ伯爵家従士長が不意に来訪した。伯爵領都に異種族“森人”の青年が寄港したというのだ。彼によると、聖国を超えた諸島には伝説と謳われる「特殊なカカオ豆」があるという。矢も盾もたまらず、国王から海外への渡航許可を取り付けると、元水龍の牙傭兵団の団員らを引き連れ、大海原へ!有力部族との交易交渉に成功するが、肝心の豆が生息する島の所在が不明だと聞かされて…?「“お宝”はわたしません!」幻の島を目指していざ、出航!王道スイーツファンタジー第25巻、開幕!書き下ろし新章&コミカライズ試し読み収録!
ジェイムズ・ジョイスの名作『ユリシーズ』。 その大著を読んだ心理学者ユング。 その感想は……「退屈」!? 1932年に雑誌Europäische Revueに発表されたユングによる『ユリシーズ』論。 「ひどく退屈きわまるが、その単調こそ叙事詩の壮大さを獲得している。」と書くユングは、『ユリシーズ』に何を見るのか。 ======= 【目次】 『ユリシーズ』──心理学者のモノローグ 解説 ジョイスとユング(小田井) マボット街のブルーム(近藤) あとがき(小田井) あとがき(近藤) 『ユリシーズ』──心理学者のモノローグ 解説 ジョイスとユング(小田井) マボット街のブルーム(近藤) あとがき(小田井) あとがき(近藤)
「生まれて初めて、この〈私〉が分裂しているように思われた。」 父親と二人だけの自由奔放な生活に割り込んできた 母親代わりの女性を狡知な計画手段で死に追い遣る17歳の女性の物語は、 複雑に揺れ動く途轍もない小説だった! ===== 刊行から70年経った今でも読み継がれるテクストを精読して、 「悲しみよこんにちは」というタイトルの“ちぐはぐさ”の謎に迫る。 ======== 【目次】 はじめにー複雑に揺れ動く途轍もない小説 1 不在の母親ー物語の不可視な中心 2 「大きな子ども」、そして「何よりも可愛く、素晴らしい玩具」 3 「家族の知性」-「教育」に対する対立姿勢 4 セシルとアンヌの対立ーその根底深くにあるもの 5 もう一人の「私」-「二重性」の発見 6 反抗と同調の論理ーアンヌの平手打ち 7 反抗と妥協の論理ーセシルの喫煙 8 小説内演劇?-二重性溢れる演出 9 演技と本気ーお芝居と現実の狭間で 10 「悲しみ」とは何か? おわりに はじめにー複雑に揺れ動く途轍もない小説 1 不在の母親ー物語の不可視な中心 2 「大きな子ども」、そして「何よりも可愛く、素晴らしい玩具」 3 「家族の知性」-「教育」に対する対立姿勢 4 セシルとアンヌの対立ーその根底深くにあるもの 5 もう一人の「私」-「二重性」の発見 6 反抗と同調の論理ーアンヌの平手打ち 7 反抗と妥協の論理ーセシルの喫煙 8 小説内演劇?-二重性溢れる演出 9 演技と本気ーお芝居と現実の狭間で 10 「悲しみ」とは何か? おわりに