小説むすび | 2023年10月発売

2023年10月発売

私の最高の彼氏とその彼女私の最高の彼氏とその彼女

『僕の狂ったフェミ彼女』著者がおくる、前人未踏の“共有”恋愛小説! 30代の女性・ミレは、彼女にとって最善の恋愛をずっと探している。 したいことを望み、嫌なことを拒みたい。 誰のものにもならず、自分のままでいたい。 結婚をゴールとしなくても、対等な関係を築きたい。 ミレのウィッシュリストはずっと満たされなかった。 ある時出会った“完璧な男性”シウォンは 「非独占恋愛(オープンリレーションシップ)」を実行していた。 ミレは戸惑いながら、最善のために一歩を踏み出す。 ◆推薦ーー宇垣美里(フリーアナウンサー/俳優) 最初に共感、次に反感と少しの羨望。 垣間見た新しい世界を受け入れられるのか、 受け入れられないならその理由は何か。 こびりついていた固定概念の奥にあるはずの 本当に自分の求めている恋愛の形について、 誰かと夜通し語り合いたくなった。 ◆推薦ーーアルテイシア(作家) 私自身はオープン・リレーションシップをするのは無理だと思うけど、主人公ミレの気持ちはよくわかる。 「君は俺のものだよ」と言われて喜べない。 誰の所有物にもなりたくない。誰にも支配されたくない。 パートナーと対等に尊重し合う関係を築きたい。 それだけのことが、なぜこんなに難しいのか? プロローグ 0.ロマンスこそ必要 1. いろいろな幻想、の中の君 2.なぜ私はあなたを共有するのか 3.大丈夫? 愛か?? 4.私が恋愛をやめられない(約)十の理由 5.優雅で計画的な共有恋愛 6.食べて、期待して、恋をして 7. あなたがデートしている間に 8.愛してるの言葉でも理解はできない 9. 君たちは感動だった 10.それは絶対私たちのせいじゃない 11. 最も普通の記念日 12. 嘘、みたいな時間 13. 一人で一緒にいる人たち 著者あとがき

私はとんでもない私はとんでもない

発売日

2023年10月10日 発売

ジャンル

「生まれて初めて、この〈私〉が分裂しているように思われた。」 父親と二人だけの自由奔放な生活に割り込んできた 母親代わりの女性を狡知な計画手段で死に追い遣る17歳の女性の物語は、 複雑に揺れ動く途轍もない小説だった! ===== 刊行から70年経った今でも読み継がれるテクストを精読して、 「悲しみよこんにちは」というタイトルの“ちぐはぐさ”の謎に迫る。 ======== 【目次】 はじめにー複雑に揺れ動く途轍もない小説 1 不在の母親ー物語の不可視な中心 2 「大きな子ども」、そして「何よりも可愛く、素晴らしい玩具」 3 「家族の知性」-「教育」に対する対立姿勢 4 セシルとアンヌの対立ーその根底深くにあるもの 5 もう一人の「私」-「二重性」の発見 6 反抗と同調の論理ーアンヌの平手打ち 7 反抗と妥協の論理ーセシルの喫煙 8 小説内演劇?-二重性溢れる演出 9 演技と本気ーお芝居と現実の狭間で 10 「悲しみ」とは何か? おわりに はじめにー複雑に揺れ動く途轍もない小説 1 不在の母親ー物語の不可視な中心 2 「大きな子ども」、そして「何よりも可愛く、素晴らしい玩具」 3 「家族の知性」-「教育」に対する対立姿勢 4 セシルとアンヌの対立ーその根底深くにあるもの 5 もう一人の「私」-「二重性」の発見 6 反抗と同調の論理ーアンヌの平手打ち 7 反抗と妥協の論理ーセシルの喫煙 8 小説内演劇?-二重性溢れる演出 9 演技と本気ーお芝居と現実の狭間で 10 「悲しみ」とは何か? おわりに

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