小説むすび | 2023年10月発売

2023年10月発売

【POD】AI松浦明石市長の86億4000万回のひとりごと2 ゼロ・ポイントフィールドに愛されたフロイライン【POD】AI松浦明石市長の86億4000万回のひとりごと2 ゼロ・ポイントフィールドに愛されたフロイライン

本文にも可愛らしく美麗なカラーイラストを多数採用!ゼロ・ポイントフィールドに愛された天才少女、数々の困難を阿頼耶識に支えられた自然体で華麗に乗り越える薫子の痛快活劇をお楽しみください。そして社会問題、数々の問題提起にも注目です。人間が生まれながらにして備えている「妬み、嫉み、僻み」(ねたみ、そねみ、ひがみ)、生物が生きるために必要なこの「重要機能」が人間自身を苦しめる。そして他人の不幸を快楽と感じる歪んた精神作用「シャーデンフロイデ」最新の心理学研究を元に書き上げられたこの小説、心の病とも向き合い、深いところにメスを入れます。心の生活習慣病「意地、プライド、妬み」の原因の一つでもあります。暗いトンネルから抜けるための助けにもなれば幸いです。また、幼児の死亡事故上位の原因研究も盛り込んでいます。明石ではかつて歩道橋の圧死事故、大蔵海岸の陥没事故で幼い命が失われました。事故後市長に就任した北口寛人明石市長が慰霊碑に献花の後「遺族の言葉をもう一度かみしめ、事故を風化させないよう取り組んでいきたい」と語りました。そのことを忘れないようにしなくてはなりません。そしてがんのPFT検査などで利用される反物質「陽電子」反水素などの反物質の解明も進んでいます、先端科学知識もお楽しみください。

うるさいこの音の全部うるさいこの音の全部

出版社

文藝春秋

発売日

2023年10月10日 発売

嘘だけど嘘じゃない、作家デビューの舞台裏! 「おいしいごはんが食べられますように」で芥川賞を受賞した高瀬隼子さんが挑む新たなテーマはなんと「作家デビュー」。 ゲームセンターで働く長井朝陽の日常は、「早見有日」のペンネームで書いた小説が文学賞を受賞し出版されてから軋みはじめる。兼業作家であることが職場にバレて周囲の朝陽への接し方が微妙に変化し、それとともに執筆中の小説と現実の境界があいまいになっていき……職場や友人関係における繊細な心の動きを描く筆致がさえわたるサスペンスフルな表題作に、早見有日が芥川賞を受賞してからの顛末を描く「明日、ここは静か」を併録。 【著者略歴】 高瀬隼子(たかせ・じゅんこ) 1988年愛媛県生まれ。東京都在住。立命館大学文学部卒業。2019年「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞しデビュー。2022年「おいしいごはんが食べられますように」で第167回芥川賞を受賞。著書に『犬のかたちをしているもの』『水たまりで息をする』『おいしいごはんが食べられますように』『いい子のあくび』がある。 うるさいこの音の全部 明日、ここは静か

紙魚の手帖Vol.13紙魚の手帖Vol.13

【受賞作決定!】 第33回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩 第1回創元ミステリ短編賞 選評 大倉崇裕・辻堂ゆめ・米澤穂信 【第1回創元ミステリ短編賞受賞作】 嘘つきたちへ 小倉千明 ●小学校卒業以来、久方ぶりに東京で再会した三人。自然とあの日、あの事件を思い出す…… 朝からブルマンの男 水見はがね ●喫茶店で週三回、一杯二千円のコーヒーを注文する奇妙な客。彼の目的とは一体何か? 【新連載】 粒と棘 第1話 幽霊とダイヤモンド 新野剛志 ●元飛行士の担ぎ屋を尋ねて闇市には怪しい男の姿が。終戦から間もない東京を活写する連作 【小説】 泥酔肌着切り裂き事件 今村昌弘 ●明智恭介からの電話着信は、厄介な事件が持ち込まれる前兆だ。ただ今朝はいつもと様子が違って…… 明治殺人法廷 第6回 芦辺 拓 ●一家大量殺人の容疑者の弁護に立つ決意を固めた迫丸。かくして法廷の扉が開くーー きみのかたち 第9回 坂木 司 ●シュンの自宅であるマンションを訪れた大地とイリコ。だが、小学生にとっては問題は山積みで…… 名探偵の有害性 第3回 桜庭一樹 ●第三の事件で絶体絶命の危機に陥った名探偵。三十年後の今、その場面を私たちはテレビで見ているーー 記憶の対位法 第6回 高田大介 ●紙片の謎を調べる一方、新聞記者としても飛び回るジャンゴ。そして友人の身に思わぬ事件が…… 神の目 フランシス・ハーディング 児玉敦子 訳 ●ロンドン上空の気球から画家が不審な落下死を遂げた。容疑をかけられたメイドを助けようと下働きの少年は調査をはじめる 【コミック】 第3回 レーザービーム・ステッチ 熊倉 献 ●「パーカーの袖を、4本にして欲しいの」奇妙な頼みごとに想像は膨らんで…… 【特別企画】 日本推理作家協会賞2023年 翻訳小説部門賞 受賞記念翻訳者インタビュー 【ESSAY】 私の小さな地図帖 その三 子供たちの旅 山崎佳代子 装幀の森 第8回 柳川貴代 翻訳のはなし 第11回 『失われたものたちの本』 田内志文 ホームズ書録 パリの実録であるかのようなホームズ翻訳 北原尚彦 【COLUMN】 みすてりあーな・のーと その1 フィルポッツとクリスティ 戸川安宣 ひみつのおやつ*芋けんぴ 市川哲也 私の必需品*古本あれこれ 柳川 一 【INTERVIEW 期待の新人】 岡本好貴 【INTERVIEW 注目の新刊】 『ヴァンプドッグは叫ばない』 市川憂人 『でぃすぺる』 今村昌弘 【BOOKREVIEW】

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