小説むすび | 2023年発売

2023年発売

秘密のたからばこ 完全版秘密のたからばこ 完全版

出版社

明窓出版

発売日

2023年5月30日 発売

人類の救世主・鬼三郎…降臨! 2010年発刊当時、公開には時期尚早であると判断し、省かれていた8700文字もの衝撃的な文章を追記した完全版がついに解禁! 人類の7割が滅亡するというXデーは本当にくるのかーー すでに始まっている気象異常、大地震、火山噴火、パンデミック、戦争etc.…… 本書は、来るべき世界の終焉をいち早く見据えていた予言の書。 ドキュメンタリーでもあるその物語は、ロミオとジュリエットのような純愛から始まり、純粋が故に抱え込んだ孤独、無垢な魂の叫びを恐ろしいほどのリアリティで綴っている。 後半では日本社会の闇を鋭く考察、警鐘を鳴らすとともに、現実的なアプローチを示す。 これからの日本を生きていく指針となる必読の書。 本書は、今後2000年間ベストセラーを続ける本です。 漢字やルビ等、1000か所以上に及ぶ再校正も行っています。 プロローグ  母との思い出1  出会い  運命の輪  氷の世界に閉じ込められた咲きかけのバラの花  ロミオとジュリエット  中学時代のトラウマ  きらめく風のなか  17歳の春  ふたりの世界  自転車の帰り道  ガラスの小瓶  魔法の制服  母との思い出2  ジュリエットの誓い  君だけに愛を  時計をとめて  白いハイビスカス  首  母との思い出3 あたしらしくない 初夏の出来事 ふたりの世界2 ニュースなふたり 母との思い出4 忘れていた恨み あなただけのもの 母との思い出5 悲しい約束 朝陽の中で微笑んで  大きな消しゴム  バラ色の雲  衝 突  いちご白書をもう一度  だれのために  僕達の恋がまだ本当の悲しみを知らなかった頃  純 愛  真実の愛といばらの道  母との思い出6  卒 業  秘密のたからばこ  儚く短い春休み  未来への手紙  引き裂かれたふたり  捨てられた恋  突然の刺客  君を許す  通 告  さゆみーー取り戻した自分  荒野の罠  不在の代償  テルミー  写真交換  知らない人  母との思い出7  ふってあげる  偶然の再会  ラブサイン  赤いスイートピー  愛してるは言わない  美しき愛の掟  破壊衝動  妊娠中絶  裏切りの予感  母との思い出8  モナリザの微笑み  母との思い出9  母との思い出10  繰り返される地獄  雪の箱根  罪と陶酔  青春惨殺  決 別  永遠の後ろ姿  母との思い出11  追い返された天使  愛と運命の沈黙  母との思い出12 二十四年目の真実  都 会  母との思い出13 ケンカともだち  先生との内緒話  エピローグ〜あとから生まれ来る恋人たちのために〜  あとがき〜滅びゆく者たちのものさしを見直そう〜

僕には名前があった僕には名前があった

出版社

クオン

発売日

2023年5月31日 発売

ジャンル

「人」から始まり「人」で終わる連作詩集 言葉遊びで描く喜びと悲しみ 「会う時はアンニョンでいたくてアンニョン  別れる時はアンニョンではいられなくてアンニョン  待つ人が路地にいた。  待つ時までいた」(「待つ人」より) 言葉遊びに気を取られているうちに周囲の時空が歪み始め、 自分がいつの間にか韓国の、あるいは日本にも共通した 生きづらい世の光景を眺めていることに気づいて愕然とする。 そして、この詩人はただものではないらしいと、 改めて認識するだろう。   ──訳者解説より オ・ウンの詩集『僕には名前があった』には、 都市で暮らすいろいろな人が集まっていた。 その日常の身近な言葉で綴られた詩はエッセイのようでもあり、 また突如少ない字数で語られる人の一代記のようでもある。 どの人にもどこか心当たりがあり、目を瞑って適当に本を開いて読めば、 それは占いかおみくじのようでもある。 ユーモアのある言葉の中でそれぞれの人はみな、存在の岐路に立っている。 ──友田とん (書評「都市で暮らし、行き交う人びとに言葉遊びで想像を膨らませる」より) 人 よく考える人 望ましい人 凍りつく人 待つ人 持つ人 落ちた人 読む人 いい人 昔の人 都会人 手を離す 決心した人 散歩する人 よろける人 一流学 偉い人 恋人 凝視する人 行ってきた人 線を引く人 オレンジ色の少年 猶予する人 一九五八年戌年生まれ 計算する人 無人工場 三十歳 うるさい顔 糸車は元来、文来 三回言う人 あと一歩 人 付録  しない  水滴効果 解説 言葉遊びで描く喜びと悲しみ

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