2024年5月22日発売
シリーズ累計100万部突破の大人気作! 異世界に転生して、女神様から万能の錬金術スキルを与えられた僕、タクミ。海底遺跡で激レア鉱石を大量回収、新しい家族も誕生して超平和! ……そう思っていた時期が僕にもありました。聖域の海岸に人をたくさん乗せた謎の木船が流れてきたと知らせが入った。女神様のお告げによると、とある島を逃げ出して海を漂ってきたみたい。何やらワケありらしいけど……とにかく島に飛びますか!
俺、杉浦耕平は僅かなスキルとともに異世界の森へ射出された。だが、お地蔵様から追加で『大地の力』をもらったおかげで、暮らしはかなり快適だ。ドワーフの国のトラブルを解決して森の拠点に戻ってきたのも束の間、今度は竜王国からダンジョンの異変を取り除いてほしいという救援要請が俺のもとに届く。しかもどうやらその国にはスタンピード騒ぎの噂まであるそうで…。厄介な敵の撃退も『大地の力』にお任せあれ!
勇者パーティに見捨てられ窮地に陥ったものの、【森羅万象の王】へと覚醒し、新たな仲間と共に第二の冒険者生活を始めたアダム。ある日アダム達は、とある依頼で港町オリヴィエに向かうことに。依頼内容は、魔獣を封印する祠の魔晶石を交換するという簡単なもの。しかし、祠に赴くとそこにあるはずの魔晶石がなくなっていたーー魔獣復活を目論み暗躍する“鬼獣教”の仕業だと知ったアダムは、彼らの野望を阻むべく、西に東に大陸中を駆けずり回る! 元雑用テイマーと賑やかなお供の再出発ファンタジー、第2弾!
子狼を助けたことで異世界に転移した青年イオリは、ひょんなことから、公爵家の裏庭(?)へ引っ越すことに。綺麗な花が咲き誇るガーデンを作ったり、石窯を作ってピザパーティーをしたりと、公爵家の面々と騒がしい日々を過ごしていた。そんな折、不遇な生い立ちのエルフの少年ナギを保護する。両親を失った彼を家族に迎え、始まった新生活! しかし、どうやら彼には隠された秘密があるようで、摩訶不思議な力を使い、イオリ達を驚かせていくーー!? 家族が増えて可愛さ爆増!! 心優しき青年イオリと“拾ったもの達”の幸せな生活、第2弾!
命の危機に瀕した際、リックは前世の記憶と万能の転生特典、創聖魔法を手に入れた。彼は自分を冷遇する勇者パーティーからわざと追放され、異世界を満喫しようと決意する。魔王化した魔物が頻出していると知ったリックは、隣国の元勇者パーティー一行と共に魔王化現象の謎を追究し始める。そんな中、リックをスパイとみなしたグランドダイン帝国は、彼に追手を差し向けた。さらには、突如侵攻してきた敵国に友人のルナを誘拐される事件が発生しー!?世話焼き追放者が繰り広げる爽快世直しファンタジー!
魔法適性が「植物」だったせいで家から追放された元貴族の少年、アシュト。オーベルシュタインという未開地を任された彼は、そこで第二の人生を始めるのだった。ある日のこと、ドラゴンに変身できる『龍人』の王家一族がアシュトの村にやってきた。歓迎しようとするアシュトだったが、勝手に王家の少女・アイオーンとの縁談を決められたり異世界最強の龍人にタイマンバトルを挑まれたり悪龍退治に付き合うよう頼まれたりと、勝手気ままな龍人王家から散々無茶ぶりされるハメになりーー?
シリーズ累計120万部突破! 勇者パーティーを追い出され、大商会で新たな人生を歩み始めた、『万能職』の少年ロア。ネレウス王国に滞在中、彼が突如姿を消した! 犯人は妖精王カラカラ。彼は最強従魔のグリおじさんすら出し抜いて、地下大迷宮の最奥へとロアを隠してしまう。冒険者パーティー『望郷』が救出に向かおうとするが、グリおじさんの暴走によって旅は思わぬ方向へ……。一方、囚われの身のロアは、カラカラのことを『カラくん』と呼びながら、楽しい錬金術師生活を送っていてーー!?
アウラード大帝国の第四皇女アレクシアは、実は大賢者アリアナの生まれ変わり! 母に捨てられ、一人で懸命に生きていた彼女は、父である皇帝ルシアードと出会い、王宮で暮らしはじめる。ある日、アレクシアの下に、魔国の王デズモンドがやってきた。彼は幼女姿のアレクシアにいきなり婚約を持ちかけ、そのまま魔国へ連れて行ってしまう! 魔国では様々なトラブルが、アレクシアを待ち受けていた。魔公爵が家庭を崩壊させていたり、婚約に反対する魔貴族たちが密会していたりと、婚約どころじゃない!? 魔国の混乱も最強幼女がズバッと解決! 暴走ハートフルファンタジー、第二弾!
目が覚めると、子供の姿で異世界の森の中にいたサクヤ。激レアスキルをいくつも持っていた彼女は、従魔になった白虎のヴァイス、フェンリルのウィンと共に、ケンリスの街で異世界生活を楽しんでいた。そんなある日、サクヤ達一行はウィンが三百年前にお世話になったパルマの村へ向かうことに。早速出発した彼女達だったが、道中で何度も盗賊と遭遇したり、村に着いてもいきなり若者達に取り囲まれたりと、思いもよらないトラブルが続出! さらにウィンの正体を村の長老に明かすと、村の全てを報酬に渡すからと、とある依頼を出されてーー!? 百万年に一度の激レアスキル持ち幼女は、今日も愛されまくります!
ポーション作りを生業とする魔法薬術師のロッド。同僚に手柄を横取りされ職を失った彼は、辺境伯に拾われて、工房で働くことになった。そんなロッドの前に突如現れたスキアという女性。不敵で自信たっぷり、そして金欠ーーはちゃめちゃだが、スキアは誰もが認める魔法道具職人らしい。ロッドは彼女とともに、貴族の将軍から手に入れた古代の魔法書の解読を始めた。そこに記されていたのは伝説級の素材から作る、まったく未知のポーションで……?
英雄の一族に生まれ、魔法や剣術など、あらゆる技術を叩き込まれて育ったリュカ。闇を操る魔物に子供の姿に変えられてしまった彼は、その呪いを解く方法を探していた。しかし一向に手がかりは見つからない。困ったリュカは聖女の母を頼り、故郷の魔境への里帰りを決断。巨大客船に乗り込んだ。大海原に現れる海獣、仲間のまさかの裏切り……トラブル続きの船旅を乗り越え、リュカは元の姿に戻ることが出来るのかーー!?
新橋の立ち呑み居酒屋「あじろ」の常連でマドンナだった真由美が、突然失踪してまう。心配した常連客と店主が彼女を捜し始めると、その美貌と笑顔からは計り知れない邪悪な一面が見えてくる。偽りの職業、パパ活斡旋、恐喝……常連の和歌子は彼女の本性を知って逡巡するのだが、真由美は殺されていたことがわかり、あじろに不穏な空気が漂いだした。犯人は常連客の誰かなのか。平和で楽しいはずの酒場の人間関係に何があったのか。大藪春彦賞作家の鬼才が描く、人情と愛情の居酒屋サスペンス!
自分のお店を持たず、間借り営業で全国を転々としながら鮨を握る雅代。ふだんは、のほほんとほっこり笑顔を絶やさない丸顔のおばさんだが、迷える若者や道を間違えそうな料理人を前にするとさりげなく助けの手を差しのべる。そんな雅代の握る鮨と職人としての在り方に胃袋も心も握られてしまう人情鮨小説、待望の第二弾。
一日一日を自分らしく生ききるための、 止まり木のようなやさしい物語。 「殻を破り、外へ生まれ出るーー。 逞しくて愛おしい、奇跡の瞬間に立ち合わせてもらったような気分。 わたしも、わたしの今日を始めてみます。」 ーー南沢奈央(俳優) 「人間は脆くて弱い。そして人生はいつも練習中だ。 運に左右されることも多い。 迷え、変化を恐れるなとチャボの桜は教えてくれる。 ああ、そうだ。このチャボこそ彩瀬まるさんではなかろうか。」 ーー山本幸久(作家) 「愛嬌たっぷりの柔らかい物語だが、 伝わってくるのは、力強いエールである。」 ーー瀧井朝世(ライター) 「web asta*」5/20より抜粋 「彩瀬まるの、面目躍如と言える一作。」 ーー吉田大助(書評家・ライター) 「web asta*」5/20より抜粋 迷うのも変えるのも、生き物ががんばって暮らしているから起こる、 素敵なことですーー。 外敵に襲われ逃げ出したところを、茂さんに助けられたチャボの桜。 茂さんは、仕事も人間関係もうまくいかず調子を崩して、 東京の下町の商店街でジイチャンが営む金物店の二階に居候している。 ある日、茂さんを外へ連れ出してくれる相手を探しに出かけた桜は、 さまざまな出会いを引き寄せることにーー。 本邦初! キュートでユーモラスなチャボ小説。 ■著者プロフィール 彩瀬まる(あやせ・まる) 1986年、千葉県生まれ。上智大学文学部卒業後、会社勤務を経て、2010年「花に眩む」で第9回女による女のためのR-18文学賞読者賞を受賞し、デビュー。2012年に刊行した東日本大震災の被災記『暗い夜、星を数えて』で注目を集める。著書に、『くちなし』(第158回直木賞候補、第5回高校生直木賞受賞)、『やがて海へと届く』(第38回野間文芸新人賞候補)、『森があふれる』(第36回織田作之助賞候補)、『新しい星』(第166回直木賞候補)、『あのひとは蜘蛛を潰せない』『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』『かんむり』『花に埋もれる』など多数。
ふがいなくて泣いたことも、 無我夢中で取り組んだことも、 あんなに大切だった人も、 すべて忘れてしまったはずのことが、 あの曲を聴いただけで、思い出せるのはなぜだろう。 大ファンだったアーティストの担当になったものの、努力が結果に結び付かず苦悩する若手レコード会社社員、上司の期待に応えようとするあまり、知らないうちに心身を壊してしまった40代手前の女性、久しぶりの恋の予感にときめくカメラマン、合唱コンクールで伴奏と曲のアレンジを任された女子高生、海辺の町のリサイクルショップで壊れた物を修理し続ける男性ーー。時に慰め、時に励まし、彼らの人生の岐路に寄り添っていた一つの音楽が、場所や時間を超えて広がっていく奇跡を、ミュージシャンとしての経験を持つ著者がみずみずしく描いた連作短編小説。