小説むすび | 2024年8月発売

2024年8月発売

ナゾトキ・ジパング HANABIナゾトキ・ジパング HANABI

出版社

小学館

発売日

2024年8月21日 発売

留学生探偵vsロス帰りキレモノ美人刑事? 精南大学のキャンパスに夏がやって来る! 日本文化が大好きで洞察力にすぐれた留学生ケビン・マクリーガルと、学業はからっきしながら人望は厚く寮生代表の秀次は、獅子辰寮のルームメイト。六月の末、秀次の幼馴染・理沙の課題につき合って、二人は銀座の刀剣専門店を訪れた。その後、店に居合わせた男の遺体が発見される。遺体のポケットには、ケビンの名前の書かれたハンカチが入っていた──!! 何かと事件に巻き込まれてしまうケビンと秀次の前には、警視庁捜査一課の田中撫子が部下の浦辺とともに現れる。「ロサンゼル帰りのキレモノ美人刑事」を自称しているが、アメリカ仕込みのウィットに富んだトークは常に空回り。推理についてもケビンのほうが一枚上手で、現場ではあたかも自分が考えたかのように、ケビンの推理を披露する。海パン一丁で阿波踊りを踊ったり、妖怪のコスプレをしたり、獅子辰寮の個性的なメンバーも大活躍!? KATANA! SUSHI! HANABI! KWAIDAN! KAMAKURA! 日本の名所名物をめぐって起こる数々の事件の謎を解く、絶好調シリーズ第2弾! 【編集担当からのおすすめ情報】 「むかしむかしあるところに、死体がありました。」シリーズが大ヒット、『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』はNetflixで映画化など注目を集める著者の新シリーズ第2弾!

大きな玉ねぎの下で大きな玉ねぎの下で

著者

中村航

出版社

小学館

発売日

2024年8月22日 発売

今夜、武道館で。切なく響く約束の物語。 80年代。小田原の高校で放送部に所属する虎太郎は、部長の大樹がFM雑誌の文通コーナーに気まぐれで募集をかけた高校生・今日子との文通の代筆を頼まれる。お互いの写真交換をしてテンションのあがる大樹に、書道二段の虎太郎は断れなかった。まわりで話せない好きなハードロックの話でしだいに盛り上がるふたり。やがて、虎太郎は今日子に好意を抱くようになっていた。 現代。都内の美大に通う美優は、卒論制作に気持ちを傾けることが難しくなっていた。まわりのレベルの高さと自分を比べてしまい、心の支えになっていたはずの恋人の彰も社会人になり、距離を感じる日々が続いていたのだ。そんな美優は、あるラジオ番組に耳を傾け続けていた。 映画『大きな玉ねぎの下で』ストーリー原案者が贈る、もうひとつの約束の物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 80年代の名曲、爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」が、時を経て、小説と映画でまったく別のストーリーとして展開します。 映画『大きな玉ねぎの下で』は25年2月7日、神尾楓珠さん、桜田ひよりさん主演で全国公開予定。 本小説の著者・中村航さんがストーリー原案を担当しています。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP