2024年発売
ベストセラー『ひと』の著者による じんわりと心に染みる家族小説 東京の町なかにひっそりと佇む「日比野豆腐店」。 店主の清道を亡くした日比野家は、 厳しいながらも手を取り合って店を切り盛りしていた。 店を終わらせようとしている祖母の初。 亡くなった夫の代わりに店を続けたい母の咲子。 店を継ぎたいのかどうか、将来に悩む令哉。 そして、「ある人」と一緒に三人を見守る飼い猫の福。 「日々の豆腐」という意味も込められた豆腐屋で、 ひたむきに生きる人たちを描いた心揺さぶる家族小説。 ●著者より● 『日比野豆腐店』。僕自身の主食とも言える豆腐を扱った作品です。 何というか、もう、書くこと自体が楽しい小説でした。 つらいことも起きますが、それでも楽しいのだから不思議です。 そしてそれは僕にとってとても大事なことです。 その楽しさは読んでくださるかたがたにちゃんと伝わるでしょうから。 皆好きななかで特に好きな登場人物(?)は日比野福です。 家族に豆腐に福。すべてを楽しんでいただけたらうれしいです。 ●目次● 日比野初 ー断章 日比野福ー 日比野咲子 ー断章 日比野福ー 神田七太 ー断章 日比野福ー 日比野令哉 ー断章 日比野福ー
第46回野間文芸新人賞候補作 安堂ホセは、物語の磁石を持っている。現実世界で排除された不都合で不穏でヤバい砂つぶてのような言葉を、暴力と倫理の磁石で吸い寄せ、反発させ、交渉させ、渦巻かせる。あらゆる倫理が覆され、暴力が吹き荒れている今、「暴力から暴を取りはずす旅」の物語が出現したことは、一つの事件だ。 読もう! 旅立とう! 旅によって運ばれるのは、あなた自身だ。 ──柳美里 強烈な皮肉とクールな文体。 私たちの眼差しを切り開く手術(オペ)のような小説。 どこへ連れていかれるのかわからず、ひと晩で読み終えた。 ──佐藤究 語りと構造、ストーリーの面白さの中に、資本主義や植民地主義、ウクライナ戦争やガザでの虐殺についての鋭い批判が、当然のように滑り込む。 極めて刺激的かつ、開放的。国境を越えて、世界にリコメンドしたい。 ──須藤輝彦 この小説を読むことは自らの感性を問い直すことである。 異性愛主義や人種という不適切なカテゴライズにあらがうための、必読の一作。 ──渡邉英理 典型的な物語に閉じ込められないための強烈な意志、ねじ伏せられない悪意と復讐がこれほどまでに徹底された作品はなかなかない ──水上文
ダンテの『神曲』を大胆にオマージュ!大人の喜劇!! 55歳で再び迷い込んだ森。 病院勤務の著者自身を投影した主人公ダンテが、 ウェルギリウスと共に地獄を巡る知的ナンセンスコメディー。 駄洒落や下ネタ、社会風刺を交えた、病と向き合う人々に勇気と笑いを届けるオリジナリティ溢れる作品。
大切なものを喪っても、人は再生することができるのか デンマーク人の天才バイオリニスト・ギーダと、少女時代からの親友で専属ピアニストのシルケ。固い友情で結ばれた二人であったが、思いがけない悲劇によって引き裂かれてしまう。目の前でシルケを亡くし、精神的に壊れたギーダが遺した手記には、いったい何が書かれているのかーー。生きることの意味を問う傑作長篇。
虚像と実像。「ありのままの自分」とは何か。 人間関係全般に仮面をかぶり、自分を偽ることでうまく生きてきた青年。 体で繋がっても、感情を殺した関係には、いつも綻びが生じていくーー。 リアルな日常描写から、人間の本質を見出す問題作。 高校生の悠は、人に合わせ、器用に生きてきた。友人とは距離があるが、代わりに彼女・宮がいた。穏やかに2年付き合ってきたが、高校3年になり進路が分かれることに。別れを切り出した悠を、「裏切り者。ずっと離れないって言ったのに。私の数年返せよ‼」と宮は泣きながら罵り激高した。そんな宮をみても、悠が感じたのは本心を明け透けに他人に伝えることへの違和感だけだった。 宮と別れ東京に出た悠は、灯里と出会い同棲を始める。同じ家に帰り、セックスをして、初めてすべてを曝け出せる相手だと感じ始めていた。が、”ちゃんと灯里にあわせてきたはず”なのに関係は続かない。 ある日、悠は見知らぬ老女と出会う。老女との交流、その後に訪れる衝撃の真実と偶然により、それまでかぶってきた「仮面」が壊され、本当の自分「げんじん」を見出していくーー。 ・偽者 ・宮 ・灯里 ・ちあき
美食追究に邁進するヴィオレッタ、四輪作に本格着手し、次なる目標は「海路」の開発!?
女神様の力で転生することになったけど、不穏な世界は遠慮します! 魔法が使えれば後は人並みの能力で穏やかに暮らしたい!
ちびっこファンタジーでおなじみ、撫羽の人気シリーズ『ボクは光の国の転生皇子さま!』&新シリーズ『元貴族の四兄弟はくじけない!』同時刊行! 「はじめまちて、アウリュでしゅ!」 新たな愛されちびっこ誕生!? 光の国のチート皇子が家族と頑張るほっこりファンタジー、第5弾!
ちびっこファンタジーでおなじみ、撫羽の人気シリーズ『ボクは光の国の転生皇子さま!』&新シリーズ『元貴族の四兄弟はくじけない!』同時刊行! 「りあねえと、れおにいと、にこにいがいるのら」 ちびっこ転生×家族愛×動物との暮らし ブラック企業務めの男が目覚めると、貴族の末っ子ロロに転生していた。 ロロたち四兄弟は、家を追い出され、小さな町で暮らし始める。 チートなわんちゃんとお出かけ、チクチクお裁縫、どろんこ遊びーー 気づいたら周りに愉快でかわいい仲間たちが集まってきちゃって!? ポテポテ頑張って、みんなでおうちを取りもどしゅのら!
両親を亡くし、叔父一家に無能と虐げられる日々を送る伯爵令嬢のサーヤは、ある日変態男爵の元へ嫁げと告げられる。しかし弟のウードを過保護に溺愛するサーヤは、ウードを叔父の元に残すことに危機を感じ共に家を出ることに! さらにウードとの健やかな日々と実家を取り戻すべく、叔父を断罪するための材料集めの旅に出る。そこで王宮に乗り込んだサーヤとウードだったが、実はチートな能力を使って王宮の問題を次々解決!? 次第に強力な味方を増やしていく。一方、無力な姉弟だと思い込んでいる叔父一家に、破滅の時は近づいていき…?
3歳の子爵令嬢・ルシアは父親の左遷により辺境領地へお引越しすることに。どんな場所でも大好きな家族がいればへっちゃら! --だと思っていたのに領地には問題がいっぱい!? それでも、前世知識と女神の加護付き泥魔法で解決しながら、田舎ライフをスタート! 過保護な父親に溺愛されながら楽しく過ごしていたある日、悪徳貴族が本格的にルシアたちの邪魔をしてきて…。お父様をいじめる悪い人はルシアがゆるさないっ! 仲よくなったもふもふ聖獣と一緒にチート魔法で家族みんなを守りましゅ! 無自覚愛され幼女の異世界辺境暮らし、はじまる!
「跪け。俺の靴にキスできるなら、命だけは助けてやってもいい」--国のために尽くしてきた聖女・ミュライア。ある日、新国王と恋人の策略により追放&婚約破棄を言い渡されてしまう。自分勝手な彼らに呆れたミュライアは聖女の証である髪を自ら切り捨て、精霊たちとともに王城を去ることに。初めて触れた外の世界に心躍らせ、改めて国を守りたいと奮闘するミュライア。その一方で、王都では何やら不穏な動きがあって…? 名前も肩書も捨てた身ですが、これ以上あなたの思い通りになるなんて大間違いです! 自由を手にした捨てられ聖女の大逆転譚!
「社交界の毒華」と悪名高い公爵令嬢と瓜二つのエリーゼ。公爵家で「替え玉」としてこき使われていたが、とうとう身代わりになり第一王子・クラウディオと結婚させられてしまう。クラウディオは「悪魔王子」と噂されていて、第二王子派閥である公爵家の政敵にあたる相手。この身代わりがバレたら命はない…とドキドキしながら始まった結婚生活だったが、クラウディオからは放置される毎日。しかし、エリーゼのある行動からクラウディオとの距離が縮まっていき…!? 「好きすぎて、おかしくなりそうだ」 クラウディオから向けられる優しい溺愛に、愛してはいけない相手と分かりながらも、エリーゼは彼に惹かれていく。そんな折、第二王子派閥にクラウディオを陥れようとする動きがあって…! 不遇の身代わり令嬢が最愛の人と幸せになる王道ラブファンタジー!
"「いい嫁期間を終了させてください」 貧乏伯爵家の令嬢・エルシャが女性嫌いで有名な冷徹公爵・リヒターと契約結婚をして早二年。興味を持たれることなく冷めきった状態が続き、夫に期待することを諦めた彼女は、実家の援助のために離婚はしないものの、「いい嫁」をやめることを決意する。淡く描いていた「理想の結婚」を手放したエルシャの心は晴れ渡っていたがーー 「誕生日なのに、何もないというのもどうかと思って」 「えーと、拾ったんですか?その花束」 とある出来事をきっかけに2人の関係は大きく変化していき…!? 本当はお世話を焼きたいお飾り妻×不器用な冷徹夫 白すぎた結婚生活から始まる、ちぐはぐな2人の溺愛ラブファンタジー!"
たべたいな!ごほうびケーキ!めざすは脱難民! がんばりやさんの転生少女が今日も元気にお仕事中! 異世界のんびり冒険ファンタジー第4巻!書き下ろし番外編2本巻末収録!コミカライズ企画進行中!
営業二課の赤星たちは、訪問先で出会った里長と向かった王都で、森の種族に蔓延する流行病騒動を鮮やかに解決する。しかし、それを機に催された食事会で、部下の黄瀬が国王に突然見初められてしまい……一方赤星は、気づいたらテイムしていた森の種族の娘、チャルルスを仲間に迎えるが、なぜかシロノは不機嫌そう。そんな中、赤星は日本にいる母が重い病で入院したことを知らされる。異世界から母を心配する赤星がとった起死回生の行動とは? 営業課長の異世界奮闘記、第2弾! プロローグ アンティパストに歩き出し/第一章 プリモアットは森の中/第二章 セコンドピアットな出会い/第三章 コントルノは魔女の手で/第四章 フォルマッジョ待ち詫びて/第五章 ドルチェな騒動に大忙し/