小説むすび | 2024年発売

2024年発売

日比野豆腐店日比野豆腐店

出版社

徳間書店

発売日

2024年11月1日 発売

ベストセラー『ひと』の著者による じんわりと心に染みる家族小説 東京の町なかにひっそりと佇む「日比野豆腐店」。 店主の清道を亡くした日比野家は、 厳しいながらも手を取り合って店を切り盛りしていた。 店を終わらせようとしている祖母の初。 亡くなった夫の代わりに店を続けたい母の咲子。 店を継ぎたいのかどうか、将来に悩む令哉。 そして、「ある人」と一緒に三人を見守る飼い猫の福。 「日々の豆腐」という意味も込められた豆腐屋で、 ひたむきに生きる人たちを描いた心揺さぶる家族小説。 ●著者より● 『日比野豆腐店』。僕自身の主食とも言える豆腐を扱った作品です。 何というか、もう、書くこと自体が楽しい小説でした。 つらいことも起きますが、それでも楽しいのだから不思議です。 そしてそれは僕にとってとても大事なことです。 その楽しさは読んでくださるかたがたにちゃんと伝わるでしょうから。 皆好きななかで特に好きな登場人物(?)は日比野福です。 家族に豆腐に福。すべてを楽しんでいただけたらうれしいです。 ●目次● 日比野初 ー断章 日比野福ー 日比野咲子 ー断章 日比野福ー 神田七太 ー断章 日比野福ー 日比野令哉 ー断章 日比野福ー

DTOPIADTOPIA

発売日

2024年11月1日 発売

第46回野間文芸新人賞候補作 安堂ホセは、物語の磁石を持っている。現実世界で排除された不都合で不穏でヤバい砂つぶてのような言葉を、暴力と倫理の磁石で吸い寄せ、反発させ、交渉させ、渦巻かせる。あらゆる倫理が覆され、暴力が吹き荒れている今、「暴力から暴を取りはずす旅」の物語が出現したことは、一つの事件だ。 読もう! 旅立とう! 旅によって運ばれるのは、あなた自身だ。 ──柳美里 強烈な皮肉とクールな文体。 私たちの眼差しを切り開く手術(オペ)のような小説。 どこへ連れていかれるのかわからず、ひと晩で読み終えた。 ──佐藤究 語りと構造、ストーリーの面白さの中に、資本主義や植民地主義、ウクライナ戦争やガザでの虐殺についての鋭い批判が、当然のように滑り込む。 極めて刺激的かつ、開放的。国境を越えて、世界にリコメンドしたい。 ──須藤輝彦 この小説を読むことは自らの感性を問い直すことである。 異性愛主義や人種という不適切なカテゴライズにあらがうための、必読の一作。 ──渡邉英理 典型的な物語に閉じ込められないための強烈な意志、ねじ伏せられない悪意と復讐がこれほどまでに徹底された作品はなかなかない ──水上文

げんじんげんじん

著者

砂森俊

出版社

幻冬舎

発売日

2024年11月1日 発売

虚像と実像。「ありのままの自分」とは何か。 人間関係全般に仮面をかぶり、自分を偽ることでうまく生きてきた青年。 体で繋がっても、感情を殺した関係には、いつも綻びが生じていくーー。 リアルな日常描写から、人間の本質を見出す問題作。 高校生の悠は、人に合わせ、器用に生きてきた。友人とは距離があるが、代わりに彼女・宮がいた。穏やかに2年付き合ってきたが、高校3年になり進路が分かれることに。別れを切り出した悠を、「裏切り者。ずっと離れないって言ったのに。私の数年返せよ‼」と宮は泣きながら罵り激高した。そんな宮をみても、悠が感じたのは本心を明け透けに他人に伝えることへの違和感だけだった。 宮と別れ東京に出た悠は、灯里と出会い同棲を始める。同じ家に帰り、セックスをして、初めてすべてを曝け出せる相手だと感じ始めていた。が、”ちゃんと灯里にあわせてきたはず”なのに関係は続かない。 ある日、悠は見知らぬ老女と出会う。老女との交流、その後に訪れる衝撃の真実と偶然により、それまでかぶってきた「仮面」が壊され、本当の自分「げんじん」を見出していくーー。 ・偽者  ・宮  ・灯里  ・ちあき

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