小説むすび | 2024年発売

2024年発売

五月の迷子五月の迷子

出版社

駒草出版

発売日

2024年6月3日 発売

俳句に閉じていく日々の物語 自身の創作への迷いのなかで作家は、俳句と小説のあわいに立ち上る詩情を紡いだーー 「小説の書けない時」と名付けられたパソコンのフォルダに残された物語。 月刊俳誌『つぐみ』に2001年から2006年まで書き綴った作品を中心に、掌編小説63編と俳句をまとめた一冊。 1 ・料理 ・蔦 ・指輪 ・美しい骨 ・言葉 ・猫 ・ホーム ・百足 ・作品 ・秘密 ・公園 ・ドーナッツ ・ダブルデライト ・怒りっぽい女 ・かけら ・プール ・花 ・包丁 ・エンゼルトランペット ・傷痕 ・足のない鳥 ・訃報 ・姉妹茸 ・山茶花日和 ・雪 走る ・花の雨 ・信仰 ・五月の迷子 ・温泉 2 ・甘い話 ・波濤 ・虹 ・命 ・車窓 ・雨 ・漂泊 ・訪問者 ・俯瞰 ・トスカーナの白い闇 ・日常と殺人 ・運命の女 ・惜春 ・別れの時計 ・六月の祭壇 ・白い服 ・階段の上 ・べりー、べりー、べりー ・二月の病室 ・女神のいる庭 ・聖夜に熊野町循環バスに乗る ・お喋りの樹 ・鮎の家 ・緑陰 ・絵手紙 ・パーティー ・羽虫 ・人の声 ・蝶の家 ・水の庭 ・私はテレビを消すことが出来ない ・ドライブ ・十月のベンチ ・夫婦 ・月刊俳誌『つぐみ』 掲載句

REBEL MOON パート2: 傷跡を刻む者REBEL MOON パート2: 傷跡を刻む者

決戦の時迫る! 巨大帝国に反旗を翻した〈反乱者たち(レベルズ)〉は伝説となるか? 『ジャスティス・リーグ』のザック・スナイダー監督、話題作! NETFLIX超大作SF映画 公式小説 反旗を翻した〈反乱者たち〉に決戦の時迫る。 邪悪な巨大帝国マザーワールドへの復讐を誓った凄腕の戦士コラと、彼女のもとに集結した銀河の反乱者〈レベルズ〉たち。死闘の末、彼らは宿敵である提督ノーブルを討ち、帝国の軍勢を退けることに成功する。村に帰還したコラたちは平穏なひと時を楽しむが、圧倒的な軍事力を誇る帝国が再び襲いかかってくる。タイタスの指揮のもと、村人たちがついに立ち上がる。全てを懸けた最後の戦いが迫るなか、明かされる戦士たちの壮絶な過去。コラもまた、養父であるバリサリウスとの因縁の過去に思いを馳せていたーー。そして、マザーワールドに反旗を翻したレベルズに決戦の時が迫る! 固く結ばれた絆(きずな)、立ち上がる反乱者たち、そして生まれる数々の伝説。マザーワールドに反旗を翻したレベルズに決戦の時が迫る。

冷酷な公爵様は名無しのお飾り妻がお気に入り〜悪女な姉の身代わりで結婚したはずが、気がつくと溺愛されていました〜冷酷な公爵様は名無しのお飾り妻がお気に入り〜悪女な姉の身代わりで結婚したはずが、気がつくと溺愛されていました〜

著者

里海慧

発売日

2024年6月4日 発売

双子の妹として生まれたある令嬢は、双子が不吉だという理由から存在を隠され名前すら付けられずに「名無し」と呼ばれるようになる。「名無し」は家族から奴隷のように扱われたが、小さな幸せを見つけて生活していた。そんなある日、双子の姉にきた結婚話を押し付けられ、冷酷非道と噂の公爵・シルヴァンスと結婚することになる。付け焼刃で令嬢教育を叩き込まれ、姉になりきって公爵家へ向かうも言い渡されたのは予想外の言葉で…!? 「二年間、白い結婚を続けてくれれば離縁する」 思いがけずスタートしたお飾り妻生活に戸惑いつつも、実家よりも快適な暮らしを大満喫! 夫へのお礼として、彼の仕事の疲れを癒やしたいと試行錯誤していたら、なぜか彼が毎日会いに来て優しい笑顔を向けるようになりーー!? 名もなき令嬢と孤高の公爵が愛を知っていく物語。 いま、開幕!

泉鏡花きのこ文学集成泉鏡花きのこ文学集成

出版社

作品社

発売日

2024年6月4日 発売

「牛肉のひれや、人間の娘より、柔々(やわやわ)として膏(あぶら)が滴る……甘味(うまい)ぞのッ」 “世界に冠たる「きのこ文学」作家”泉鏡花の8作品を集成! 『原色日本菌類図鑑』より、190種以上のきのこ図版を収録! その魅力を説く「編者解説 きのこ文学者としての泉鏡花」付!  お姫様は茸(きのこ)だものをや。  紅茸と言うだあね、薄紅(うすあこ)うて、白うて、美い綺麗な婦人(おんな)よ。  山路はぞろぞろと皆、お祭礼(まつり)の茸だね。坊様も尼様も交ってよ、尼は大勢、びしょびしょびしょびしょと湿った処(ところ)を、坊主様(ぼんさま)は、すたすたすたすた乾いた土を行く。湿地茸(しめじたけ)、木茸(きくらげ)、針茸、革茸(こうたけ)、羊肚茸(いぐち)、白茸、やあ、一杯だ一杯だ。  初茸なんか、親孝行で、夜遊びはいたしません、指を啣(くわ)えて居るだよ。……さあ、お姫様の踊がはじまる。(「茸の舞姫」より) 化鳥 清心庵 茸の舞姫 寸情風土記 くさびら 雨ばけ 小春の狐 木の子説法 編者解説 きのこ文学者としての泉鏡花 飯沢耕太郎

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