2025年1月29日発売
南天の木の植わった坪庭がある、京都の小さなゲストハウス「風待荘」。家族を失い東京からやってきた眞夏は、ここでしばらくオーナーの仕事を手伝うことになった。泣きたい毎日を変えるきっかけをくれたのは、料理。古い台所で作る九条葱と厚揚げの衣笠丼や、すぐきの焼きめし、近所で出会ったふわふわのだし巻き卵のサンド、レトロな喫茶店のゼリーポンチフロート。同居する四人の女性やお客さんと食卓を囲む時間に心を癒されていくなか、まさかの人物が眞夏を訪ねてやってくる……。
本とコミックの娯楽誌『ダ・ヴィンチ』で2023年から約1年連載された本企画。 都内の遊園地や釣り堀、ボードゲームカフェから、2人の出身地である岩手県の風景まで。 各所で撮影された戸塚さんの写真を元に、くどうさんが言葉で紡ぐ「この街のどこかにいるかもしれない人たち」の物語。 『ダ・ヴィンチ』誌面に掲載された15編に加え、写真家・小見山峻氏によるアーティスティックな世界観の中で撮影された戸塚さんの撮り下ろし写真、くどうさんによる書き下ろしエッセイ「戸塚さんを捕まえる あとがきにかえて」を収録。 戸塚さんの様々な表情と、くどうさんの描く色鮮やかな物語を存分に楽しめる1冊です。 戸塚純貴・撮り下ろし写真 戸塚純貴による「はじめに」 連載本編15編+コラム「登場人物超過」 くどうれいんによる書き下ろしエッセイ「戸塚さんを捕まえる あとがきにかえて」 ほか
私は勝つ。聴こえない世界で、戦い抜く。 宇都宮のろう学校に通う高校1年生の咲季。重度の難聴である咲季は、他者とのコミュニケーションを避けがちだ。ある日行われた交流会で、聴者だが手話を使いこなす女子高生に出会う。しかし彼女が発したある言葉に、咲季はショックを受ける。落ち込んだままの帰り道、見つけたのは「おひとりさま専用」と書かれたカフェ。店に入った咲季を迎えたのは百人一首の歌を冠したパフェメニューだった。 競技かるたの読手でもあるカフェのオーナー・陽子に誘われるまま競技かるたを体験した咲季は、持ち前の負けん気と抜群の記憶力を発揮。そこに現れたのは交流会で出合った女子高生、カナだった。なぜか咲季に対抗心を燃やすカナも競技かるたに挑み、やがて二人はライバルに。 咲季が大会で戦うためには、読手が読む句を手話通訳してもらう必要がある。ろう学校の担任で手話通訳士の資格も持つ映美の通訳は、正確でタイミングも完璧。しかし映美は初めての大会直後、通訳を降りると言い出した。それにはある過去が起因していて……。 四人が抱える葛藤は計り知れない。しかし、かるたを通じ心を繋ぐことでそれを乗り越えていく。緻密な取材をもとに描き出した、著者渾身の青春小説。 【編集担当からのおすすめ情報】 競技かるたは金色に輝く未来を見つけてくれる。 ーーかるた永世クイーン・渡辺令恵さん推薦! 構想10年! ろう学校の生徒と共に、手話通訳のために競技かるた大会に出場したーーという、ろう学校教師の新聞インタビュー記事から着想を得て生まれた本作は、著者の綿密な取材によるリアリティと、地元・宇都宮への想いもたっぷりと詰まったものになりました。 オリオン座のようにそれぞれの人生が輝くラストは、読者の心にいつまでも煌めきます。
許されなくてもいい。だから優しく無視して。絶望的な幸福感とモラルの間で揺れる、18歳差の叔父と姪の愛の行方はーー。弁護士の永遠子は33歳。結婚3年目の夫と問題のない関係性を保ちながら、18歳年上の実の叔父・遼一としばしば逢瀬を重ねている。しかし信じていた夫が浮気相手を妊娠させ離婚し、その後、惰性で付き合った若い恋人とも別れてしまう。子供の頃から抱く自らの叔父への歪な欲望に向き合った永遠子が気付いた唯一無二の愛とは。
ドン・ファンと呼ばれた老資産家殺しは元妻が真犯人なのか、彼女は拘置所から私を操るのか。「銚子のドン・ファン」の異名をもつ好色な老資産家が死んだ。殺人罪で起訴されたのは、結婚したばかりの55歳下の若妻ーー。接見を重ねる新人女性弁護士は、被告の曰くありげな言動に翻弄されつつ、不可解な示唆と時に鋭い指摘に誘導されるように、事件の真相に迫っていく。異様な感動へ跳躍する新たな実話系ミステリー。
突然の激震に襲われ、男は裏山に駆け上がった。直後、自宅は津波に飲み込まれた。……なすすべもなくその様子を眺める男。だが、その手には分厚い原稿の束があった。それは十二年にわたって書き続けたもの。生と死、理解と誤解、希望と絶望。普遍の理。閉塞された空間、限られた時間。癌患者と臨む極限。その全てを「観て、覚え、感じ、捧げ、描い」た「看察(看病×観察)」の記。被災地の混沌を潜り抜け、今、ここに。
稀代の作家高橋昌久氏による「マテーシス古典翻訳シリーズ」第11弾は、アンドレ・ジッドの「大地の糧」です。本作はジッドがまだ三十にならぬ、まだ若さを有していた頃の作品で、若者の作品と言えるだろう。技法や思想として円熟は見られないが、中庸を知らぬ獅子が粗々しさを省みずただ猪突に猛進していく様は読み手に大きな印象を残すだろう。少なくとも代表作であり技法的には円熟したであろうが何処かなよなよした『狭き門』よりも遥かに好感が持てる作品である。 凡例/訳者序文/第一書(1、2、3)/第二書/第三書/第四書(1、2、3、4)/第五書(1、2、3)/第六書/第七書/第八書/エピロゴス
作家・哲学者の高橋昌久氏による「マテーシス古典翻訳シリーズ」第15弾は、『カルメン』で知られるフランス人作家プロスペル・メリメによる、ナポレオンの故郷としても知られるコルシカ島を舞台とした作品『コロンバ』です。今回も氏本人が原典より翻訳したものを収録しています。 凡例/訳者序文/一/二/三/四/五/六/七/八/九/十/十一/十二/十三/十四/十五/十六/十七/十八/十九/二十/二十一
作家・哲学者の高橋昌久氏による「マテーシス古典翻訳シリーズ」第17弾は、ルートヴィヒ・ティーク著『ブロンドのエックベルト』、『人生の余剰』です。『人生の余剰』は本邦初翻訳です。 凡例/訳者序文/ブロンドのエックベルト/人生の余剰/エピロゴス
【第2回ハナショウブ小説賞 テーマ部門大賞受賞作】 君の「普通」が羨ましい。 少年少女の心の叫びを描く青春小説。 吃音に悩む中学生・加瀬真中は、いじめが原因で不登校となったまま、中学三年生になった。そんな真中のもとに、車椅子に乗ったクラスメイト・明石京子が訪れる。 ピエロのように作り笑顔を浮かべて不都合なことをやり過ごしてきた真中と、自身のことを歩けないカカシだと皮肉る京子。互いを見下し合う関係でいることで、心穏やかな学校生活を送らないかと京子に提案され、奇妙な関係を築いていく二人だが……。 友達でも恋人でもないふたりの関係を、人はなんと呼ぶのだろう。
大富豪の彼に不可能なことはないーー ただ一つ、誰かを愛することを除けば。 ある雨の日、歩道で転んで頭を打ち失神したネルは、 目を覚ましたとき、銀色の瞳を持つ美貌の男性に手を握られていた。 あなたは誰……? ネルを助けてくれた長身の逞しい彼の名は、 アリストパネス・カツァロス。ギリシア大富豪にして、 ヨーロッパ最大の金融会社CEOだった! たちまち彼に心奪われ、 一夜限りと知りつつ、ネルは身を捧げた。翌朝、彼の姿は消えていた。 3カ月後、ネルは妊娠したと伝えるため彼のオフィスを訪ねた。 「赤ん坊と一緒にぼくの家で暮らすんだ」甘い囁きの裏に隠した 彼の真意はネルには想像もできなかったーーネルを愛せないが、 “愛されているような気分にさせればいい”と彼が考えているとは。 誰も愛さないと豪語し、肉欲解消のため週2日愛人と過ごしてきたヒーロー。人を愛せない彼ははたして、生まれ来る赤ちゃんを、そしてヒロインを、いつか愛せるようになるのでしょうか? 人気沸騰中、J・アシェンデンが綴る〈億万長者と運命の花嫁〉第2話!
あの雪の夜、私は愛されたと思った。 でも結婚後、彼の愛はどこにもなかった。 レクシーは生活保護を受けながら三つ子の赤ん坊を育てていた。 けれど今の家も出ていかなくてはならなくなり、 子供たちの父親であるギリシア富豪ニコに助けを求めた。 雪の降る夜、横転した車から助けてくれたニコに私は惹かれ、 純潔を捧げて身ごもった。けれど妊娠を知らせようとしても、 彼からはそのたびに拒絶され、捨てられたのがわかっただけだった。 ニコは1年半ぶりに姿を現したかと思うと、子供を両親のそろった 家庭で育てたいからとレクシーに結婚を申しこんだ。 同時に、なぜか彼女が妊娠を知らせなかったと怒りに燃えていて……。 大評判のミニシリーズ2部作〈エーゲ海の富豪兄弟〉の第2作をお届けします。子供を飢えさせないために、ヒロインはヒーローとの結婚を承諾するしかありませんでした。たとえ彼から“妊娠を知らせなかったひどい女”とさげすまれる日々が待っていても……。
シンデレラに靴はいらない。 探しているのは愛だけ。 「助けて! 雇い主に私たちの赤ちゃんを奪われそうなの!」 教会に駆け込んだ身重のスカーレットは、花婿に向かって叫んだ。 祭壇で花嫁と誓いのキスを交わす寸前の富豪ヴィンが振り返った。 8カ月前、スカーレットは彼と出会った瞬間に恋に落ち、 純潔を捧げた翌朝、彼の身分を知って名前も告げず姿を消したのだ。 まさかヴィンの子を身ごもっていようとは思いもせずに。 辣腕実業家らしくヴィンはその場で政略結婚を取りやめると、 彼女を追ってきた雇い主を叩き出し、子のDNA鑑定と婚前契約を 要求した。この人に愛はないの? これはビジネスじゃないわ! 憤然とするスカーレットを、ヴィンは傲慢にも腕にかき抱き……。 感情が豊かで一途に愛をそそぐヒロインの登場で、冷酷無比なヒーローが振り回され、仮面がしだいに剥がれていく様子を、ジェニー・ルーカスがドラマティックに描きだします。ときにコミカルで、ほろりと涙も誘う、出色のロマンスをお楽しみください。
田舎の冴えないウエイトレスが、 一度のキスで富豪の妻になるなんて。 高級リゾートホテルでウエイトレスとして働くエリー。 ある夜、顧客の富豪アレックの話し相手を務めるうちに、はずみで キスを交わし、運悪く、ゴシップ紙の記者に見られてしまう。 “ギリシア富豪と貧しいウエイトレスの密会”は瞬く間に広まった。 罠にはめられたと誤解したアレックは怒り、エリーをくびにさせ、 それでも収まらず、家に押しかけて彼女をベッドへ組み敷いた。 エリーは拒めなかった。じつはずっと彼に惹かれていたのだ。 だが数週間後、事態は急変する。どうしよう……妊娠するなんて! おなかの子を、私と同じ婚外子として産み育てるのはつらすぎる。 エリーはアレックにすがって懇願した。「お願い、私と結婚して」 婚外子として厳しい人生を送ってきたヒロイン。絶対に母と同じ轍は踏むまいと頑張っていた矢先、ヒーローとのキスがきっかけですべてが一変することに。契約結婚でありながら、一日でも長く続きますようにと願ってしまうヒロインの切ない心情が胸に沁みます。
言いたいのに、言えないーー 私はあなたの子を育てている、と。 サディは勤務する病院に赴任してきた医師ローマンを見て凍りついた。 11カ月前に出張したウィーンのホテルのバーで出逢った男性だ。 あの日はバレンタインデーで、サディはバーのお祭り騒ぎをよそに、 カウンターで独り、恋人の裏切りに遭った心の痛手を癒やしていた。 一方の彼もまた、愛や恋には無関心な様子で独りで座っており、 自然と惹かれ合った二人は、名前さえ告げずに一夜をともにした。 今、互いの名前はわかったが、サディにはまだ彼に伝えるべきことがーー あの夜のあとに彼の子を宿したことに気づき、産み育てているのだ! でも、早くも理想のデート相手として注目の的になっているローマンに、 なかなか打ち明けることができなくて……。 メディカル・ロマンスが得意なJC・ハロウェイが、大人気のシークレットベビー物語で華々しく日本デビュー! 自分は不妊症だと思って恋に後ろ向きだったヒロイン。けれども、女性の視線を釘づけにする魅力的なヒーローにもまた、恋愛を避けてきた理由が……。
冴えない掃除人と、洗練された弁護士。 こんな形で再会するだなんて……。 ミランダが希望を抱いて都会に出てきたのは3カ月前のこと。 それなのに、彼女の夢はすでにしぼみかけていた。 就職難のご時世に、学歴も資格もない田舎娘が職を得るのは難しいのだ。 おまけにミランダは不慣れな都会で交通事故を起こしてしまう。 だが罰金よりもショックだったのは、相手側の弁護士ニコラスが、 彼女の洗練されていない雰囲気といかにも女性らしい容姿を 揶揄しているのを耳にしてしまったことだった。 長身で魅力的な彼のことが気になっていたなんて、私、ばかみたい! そんなある日、ミランダが掃除人の仕事で高級マンションを訪ねるとーー なんとそこは、ニコラスのオフィス。ミランダは慌てて回れ右をした! 職業紹介所から掃除人の求人があると紹介され、運悪くニコラスと再会してしまったミランダ。ところが意外にも彼に引き留められ、料理の得意な彼女は週3日の家政婦の仕事を引き受けることになります。ところが、ニコラスの恋人らしき女性にも軽んじられ……。
幸せの絶頂から、不幸のどん底へーー 何も言わずにいなくなってしまうなんて。 図書館に勤めるロビンは、イギリスの小さな村に住む18歳。 ある日、近くの空き家の庭で遊ぶ弟をたしなめていたところ、 高級車で乗りつけた精悍な男性に鋭くにらまれ、追い払われた。 リックという名の彼はどうやらその家に引っ越してきたらしい。 倍も年上で傲慢な彼に、どうしてこんなにも惹きつけられるのかしら。 何度か会ううち、ロビンはときめきを抑えきれなくなっていった。 そんな娘を心配した父親から彼とつき合うことを反対され、 泣きながら家を飛び出したロビンは、リックの胸にすがった。 だが冷たく拒まれて喧嘩別れに。好きなのに、なぜこうなるの……? やがて彼女は悲報を耳にするーーリックが交通事故に遭ったというのだ! イギリス女王の故エリザベス2世に認められたキャロル・モーティマーによる、純真無垢なヒロインと大人の魅力を放つヒーローとの年の差ラブストーリー! “ロマンス界の話巧者”が綴る、主人公たちの生き生きとした会話やロマンティックな展開をご堪能あれ。
公爵様と踊った思い出を胸に、 明日から私は家庭教師になる……。 駆け落ちして伯爵家を勘当された母のもとに生まれたアンナ。 今は亡き母が手持ちの宝石を売って行かせてくれた学校で教育を受け、 明日からは家庭教師として一生働くつもりだった。 だが今夜、伯爵令嬢である親友マリアの計らいにより、 アムスコット公爵家で催される舞踏会に代理出席することになったーー すてきなドレスをまとい、“レディ・マリア”の名を借りて。 思いがけず、アンナは主役の公爵ジェームズにダンスを2度申し込まれ、 さらにはキスもされて、こう告げられた。「明日、君の家を訪ねる」 だめよ! 私はレディ・マリアではないし、明日からは働く身なのだから。 公爵への恋心を封印し、アンナは慌てて舞踏会をあとにした! 真夜中に逃げるように去った魅力的な“レディ・マリア”に求婚するため、公爵は翌日に家を訪問し、気に入った女性がレディ・マリアではなかったことを知ります。やがて公園で再会を果たす二人ですが、公爵と家庭教師は普通は友人にさえなりえない関係で……。
結婚後に明かされた真実ーー 伯爵の花嫁は、別人だった! 社交界が注目する今年一番の花婿候補、第7代ダーレストン伯爵ピーター。 上背があり、このうえなく優雅でハンサムな彼は全女性の憧れの的で、 ペニーもまた、密かに彼の魅力の虜になっていたけれど、 まさか自分が、借金のかたに彼の花嫁になるとは思わなかった。 本当は双子の妹が嫁ぐはずだったが、妹には愛する人がいたため、 ペニーが身代わりとなったのだーー目がほぼ見えないという事実を隠して。 つつがなく婚姻が整ったあとで、彼女が本来の花嫁ではないこと、 そして目が不自由なことを告げると、伯爵は怒りに任せて言い放った! 「ぺてん師と結婚したわけか。ぼくが目の不自由な跡継ぎを望むとでも?」 部屋に独り取り残されたペニーは、よよと泣き伏すほかなかった……。 怒りのあまり酷い言葉を放ったピーターでしたが、やがて言動を猛省し、ペニーとの結婚を受け入れます。後継者であるどうしようもないいとこに爵位を譲りたくない彼は、跡継ぎをもうけるための愛なき結婚のつもりでしたが……。『道ばたのシンデレラ』の関連作。
いつしかこの心を占めていたのは、 あなたの優しい声と、笑顔でした。 イギリスとオランダの病院間で交流が行われることになり、 赤毛が印象的な小児科の看護師アデレイドが推薦される。 候補者を視察しにオランダから来た医師のファン・エッセン男爵も、 彼女の献身的な働きぶりを見て、ぜひ来てほしいと声をかけてくれた。 無口だけれど、穏やかで魅力的な声で完璧な英語を話す彼。 長身で、笑うと得も言われぬすてきな表情になるハンサムな人……。 アデレイドは気づけば彼のことを考えてしまう自分を戒めつつ、 彼の役に立って喜んでもらいたい一心で、オランダ行きを承諾した。 ところがそこには、金髪に青い瞳のみごとな美貌をそなえた、 彼の“恋人”を自任する上流階級の令嬢が待っていた! 時代を遡って懐かしのロマンスや色褪せない恋物語を味わえるコレクション《ハーレクイン・ロマンス・タイムマシン》。本作は世界中の読者のみならず、数多くの作家たちから愛されるベティ・ニールズが1969年に書いたデビュー作で、2007年に惜しくもこの世を去った友人のアン・ウィールが生前に寄せた賛辞も掲載されていますので、お見逃しなく!