小説むすび | 2025年10月24日発売

2025年10月24日発売

うまれたての星うまれたての星

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集英社

発売日

2025年10月24日 発売

昭和のあの頃、百万人の少女たちを夢中にさせた漫画雑誌があった! 1969年、人類が月面着陸をした年に出版社に就職した辰巳牧子は、経理補助として「週刊デイジー」「別冊デイジー」編集部で働き始める。 親分肌の川名編集長が率いる「週デ」は、漫画班・活版班・グラフ班に分かれて編集部員一同、日々忙しく動き回り、「別デ」を率いる小柳編集長は、才能あふれる若い漫画家たちを見出し、次々にデビューさせていた。 いつかは男性編集者に並んで漫画を担当したいと願う西口克子や香月美紀、少女漫画という縁のない世界に放り込まれ戸惑う綿貫誠治、暇さえあれば雀荘で麻雀ばかりしている武部俊彦……。 女性漫画家たちがその若き才能を爆発させ、全国の少女たちが夢中になって読んだ“100万部時代”。編集部で働くひとりひとりの希望と挫折、喜びと苦しみに光をあて、時代の熱を描き出す大河長編! ◆著者プロフィール 大島真寿美(おおしま・ますみ) 1962年愛知県生まれ。1991年「宙の家」が第15回すばる文学賞最終候補作となる。1992年「春の手品師」で第74回文學界新人賞を受賞しデビュー。2012年『ピエタ』で第9回本屋大賞第3位入賞。2019年『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』で第161回直木賞受賞。『それでも彼女は歩きつづける』『空に牡丹』『結 妹背山婦女庭訓 波模様』『たとえば、葡萄』ほか著書多数。

ウロボロスの環ウロボロスの環

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集英社

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2025年10月24日 発売

【現代文学の名手が贈る心理小説の白眉】 人生を狂わせるほどの秘密ではなかった。 ーーそのはずだった。 1989年5月、彩和と俊輔の結婚を祝う会が開かれた。 前の夫を若くして亡くし、必死で幼い娘を育ててきた彩和にとって、それは人生の安泰が約束された幸福な瞬間だった。 後に、俊輔の思わぬ一面を知ることになろうとは夢にも思わずーー。 綻びゆく人生における、僅かな安息。 不意におとずれる、密やかな邂逅。 廻り続ける「生」への不安を克明に描ききった、原稿1100枚に及ぶ傑作大長編。 【著者略歴】 小池真理子(こいけ・まりこ) 1952年東京都生まれ。1989年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。以後、95年『恋』で直木三十五賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、11年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞、21年に日本ミステリー文学大賞を受賞。 そのほか、『無伴奏』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』『神よ憐れみたまえ』など著書多数。

夏鶯夏鶯

著者

赤神諒

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集英社

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2025年10月24日 発売

鳳になって大空を羽ばたかんと岡山城へ出仕した若き吉備藩士・滝田蓮三郎。しかし故あって17歳で永蟄居の身となり故郷の金谷に戻される。それでも蓮三郎は心のどこかでじきに恩赦が出て、再び羽ばたく時が来ると信じていたが、無情にも歳月は流れ、次第に世から忘れ去られていく。屋敷の離れで暮らし、大兀僧と揶揄されながらも菜園作りに精を出し、文武両道の塾を開き、身分を問わず金谷の人々に学問、医学、剣術を教えていた。そんな蓮三郎に15年ぶりに再出仕が許される。しかし、その使命はあまりに惨い朝命であった。 史実「神戸事件」をもとに、知られざるラストサムライを描いた幕末時代小説。 【著者略歴】 赤神 諒 (あかがみ・りょう) 1972年、京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。私立大学教授、博士(法学)、弁護士。2017年「義と愛と」(のち『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞しデビュー。他の著書に『大友の聖将』『大友落月記』『計策師 甲駿相三国同盟異聞』『太陽の門』『仁王の本願』『はぐれ鴉』(第25回大藪春彦賞受賞)『佐渡絢爛』(第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞)『碧血の碑』『我、演ず』ほか。

あなたについて知っていることあなたについて知っていること

あなたは僕を知らない。僕だって、あなたを知らない。 エジプト、カイロ。親に決められた既定路線の人生を歩む新婚の医師ターレクは、 ある日魅力的な青年アリーと出会い、その平穏な未来は一変する。 保守的な文化圏での同性愛と不倫は疑惑と波紋を呼び、そして物語は思わぬ方向へと転がり始める…。 喪失と欠落、そして家族の愛を描く珠玉の文芸作品。 カナダのフランス語圏の作家のデビュー作にしてフランスで大ヒット。フェミナ賞とルノードー賞の最終候補となり、「高校生が選ぶフェミナ賞」やリブレール賞(フランス版本屋大賞と呼ばれている)ほか様々な賞を受賞した、話題の一作。 [著者プロフィール] エリック・シャクール Éric Chacour 1983年カナダのケベック州モントリオール生まれ。エジプト人の両親を持つ。パリ・ドーフィンヌ大学を経てモントリオール大学で国際関係論の修士号を取得した。 金融業界で働く傍ら小説を執筆。第一作である本書は2023年カナダでの出版後フランスでも刊行されたちまち人気となり、同年度の「高校生が選ぶフェミナ賞」を受賞したほか、フェミナ賞とルノードー賞の最終候補に選ばれた。翌年にはフランス書店大賞、フランコフォニー五大陸賞などを受賞。 2025年現在はモントリオール在住。 [訳者プロフィール] 加藤かおり (かとう・かおり) フランス語翻訳家。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。訳書にガエル・ファイユ『ちいさな国で』、エルヴェ・ル・テリエ『異常【アノマリー】』、ダヴィド・ディオップ『夜、すべての血は黒い』、ブリジット・ジロー『生き急ぐ』(以上早川書房)、アントニオ・カルモナ『サヨナラは言わない』(小学館)、セシル・トリリ『ちぐはぐなディナー』(講談社)ほか多数。 [原題] Ce que je sais de toi

スウィッシュ!スウィッシュ!

出版社

徳間書店

発売日

2025年10月24日 発売

運動音痴のキャプテンと骨折した絶対的エース。 ふたりの絆が奇跡を起こす、号泣の青春バスケ小説。 *********************************** 全力で応援しすぎて(涙)、声が枯れた、と思う。 俳優・坂井真紀 *********************************** 熱くて爽やかで手に汗握る本格青春バスケ小説! 怪我をしたエースの親友との友情物語かつ、 拗れてしまったスポーツドクターの父親との再生物語。 医師作家がスポーツ小説家としてデビューする決意で筆を取った渾身の一作です。 是非お楽しみ下さい!(著者より) 【あらすじ】 スウィッシュはボールがリングにまったく触れない完璧なシュート。 澄んだ音は味方を奮い立たせ、試合の流れを引き寄せる。 息詰まる攻防であるほど、一本のスウィッシュが勝敗を左右する。 しかし、決められる選手はほんのひと握り。 そんなシュートを打ったこともないバスケ部の愛奈は、 骨折をしてしまったエースの羽瑠とともに高校生最後の大会に挑む。 しかし羽瑠は全治四ヶ月。このままだと大会には間に合わない。 愛奈はチームのために、疎遠だったスポーツドクターの父・竜介に相談するがーー 【目次】 ティップオフ   第一Q  折れた足 第二Q  愛奈と羽瑠 第三Q  親子の絆 第四Q  スウィッシュ! 延長戦

元病弱な転生少年は、史上最強の水魔法使いでした〜実は万能だった水魔法と前世知識で、稀代の領主に成り上がる!〜元病弱な転生少年は、史上最強の水魔法使いでした〜実は万能だった水魔法と前世知識で、稀代の領主に成り上がる!〜

虚弱な体質のせいで過労死し、子爵家の次男に転生したアクエルが授かったのは世界最弱といわれる水魔法。家族から罵倒され、居場所を失い、極めつきに「水難の土地」とされる領地を押し付けられたアクエルは、はみ出し者のメイド・メロディとともに実家を出ることに。 想像以上の荒れ具合に驚きつつも、さっそく水魔法で雨を降らせてみると…伝説上の精霊・ドライアドが大量に復活! さらにSランク級の激レア作物までぐんぐん育ち、一瞬にして国内一の緑あふれる大地に変えてしまうアクエル。前世知識と万能すぎる水魔法をフル活用して規格外ポーションを作ったり、要塞を構えたり、インフラを整えたり…快適な暮らしを手に入れようと奔走していたら、国同士の戦争まで阻止してしまっていて!? 期待ハズレの水魔法使いの無自覚成り上がり逆転劇、スタート!

怠慢なラスボスに転生した俺、後方で指示するだけのモブを目指す〜敵国で正体を隠して目立たず暮らすはずが、周囲が俺を放っておいてくれないんだが!?〜怠慢なラスボスに転生した俺、後方で指示するだけのモブを目指す〜敵国で正体を隠して目立たず暮らすはずが、周囲が俺を放っておいてくれないんだが!?〜

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2025年10月24日 発売

チートすぎる魔力適性を持つも、努力を怠り瞬殺されるラスボスーーそう酷評される悪役・アークに転生していた俺。 いやいや、あっさり殺されるなんてやってられっか! 破滅回避のため子供の頃から鍛練してポテンシャル通りの力をつけた俺は、アルクスと名前を変え敵国で兵士として暮らすことに。よし、あとは後方で指揮する、ちょっと強いだけのモブ兵士として目立たずに生きて… 「雷を素手で弾いた!?」 「えっ、勇者様より強くないですか?」 「……お前、何者だ?」 めちゃくちゃ目立ってるぅぅう!? 後方腕組みモブのはずが、うっかり前線で無双!周囲から驚愕と称賛の目を向けられ、いつしか【虚構の怪物】という二つ名まで!? 「やめろ! そんな恥ずかしい名前で呼ぶな!」 しまいには、勇者の指南役を任されることになってーーモブとして穏やかに暮らしたい悪役の、痛快成り上がりファンタジー!

S級ギルドを離脱した刀鍛冶の自由な辺境スローライフ2〜ブラックギルドから解放されて気ままに鍛冶してたら、伝説の魔刀が生まれていました〜S級ギルドを離脱した刀鍛冶の自由な辺境スローライフ2〜ブラックギルドから解放されて気ままに鍛冶してたら、伝説の魔刀が生まれていました〜

著者

syow / 錬金王

発売日

2025年10月24日 発売

S級ギルドで万能鍛冶師として働いていたシグ。生きがいである刀づくりを禁じられたことを機にブラックな職場をさっさと離れ、故郷に戻ることに。街に出没した魔物討伐で功績を残したシグは、最強の刀鍛冶として一躍有名に。しかし、周囲からの評価は気にも留めず、弟子であるドワーフの少女に鍛冶を教えたり、趣味の燻製を極めたり、自由な暮らしを満喫していた。そんなある日、シグを追いかけやってきたギルド所属の女刀使い。戦闘中に形見である刀がだめになってしまったという。落ち込む彼女のため、シグは真骨頂である特注品を打つことに。魔力を注ぎ、試行錯誤を重ね、完成した魔刀が伝説の幕を開けるーー!? 崩壊していくS級ギルドを横目に、理想の環境で好きを追い求める刀鍛冶の究極のスローライフ、継続中!

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