2025年12月26日発売
「回復魔法しか使えない」という理不尽な理由で、勇者パーティーから追放された治癒師セイル。これまで尽くしてきたのに…と失意のセイルがひとり旅を続けていると、絶体絶命の危機に陥っている双子のエルフ姉妹に遭遇する。思わず助けに入るセイルはーー敵のAランク冒険者を拳で一撃! 後衛職とは思えない戦闘力で相手を沈めてしまう。さらに、双子を助けるために斥候スキルや聖女のみが使える水魔法まで使い出し!? 「癒すには、まず敵を殴る必要があるんだよ」 独特の理念で拳を振るい、規格外の魔法を使って各地で無双していくセイル。守る存在を得て、迷いのなくなったセイルは最強の前線としてさらに活躍し、異色のヒーラーとして名を馳せていく。一方、セイルを追放した勇者パーティーは次第に歯車が狂っていき…。 拳と癒しで無双する、異色の最前線ヒーラー成り上がり譚、開幕!
魔人によって行われた『世界侵攻』。各国がその暴力に屈していく中、魔人を討って世界に平和を取り戻し、英雄と称えられた騎士団長・アレクト。 しかしその二十年後、肉体の衰えにより限界を感じたアレクトは「老兵はただ去るのみ」と自ら退役を願い出て、かねてからの願いだった自由なひとり旅へと出発する…。しかし、衰えたと言いながらいまだ他を圧倒するアレクトに、周囲は気楽なセカンドライフを許してくれずーー!? 盗賊や魔物を『身体強化』だけで圧倒、旅先で人助けをして次々と問題を解決。気まま旅のはずがついつい活躍してしまうアレクト。さらに、かつての同僚である天才魔術師や、弟子の貴族令嬢など各界のエリートたちが追いかけてきて…!? 引退したはずのおっさん騎士団長の気ままな旅ライフ、開幕!
少年は人の形を捨て、存在を探す旅に出るーー 宇宙移民船の事故で夢も家族も失った純一は、絶望の果てに〈コクーン・プロジェクト〉と呼ばれる禁断の技術に身を投じる。異形〈ノウム〉となった彼を待っていたのは、過酷な運命と、同じ痛みを抱える仲間たちとの出会いだった。 表題作「龍が泳ぐは星の海」、その世界を継ぐ「星の海の果てに」。そして宇宙叙事詩とは対照的に、人と機械の交流を通じて家庭の温もりを描く「岡田家のテン」を収録。 喪失を抱え、それでも生き続ける者たちの姿が綴られた全三篇。
《第3回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞銀賞受賞作》田舎令嬢アイリーンの初恋の相手は、幼い頃に出会った正体不明の騎士様。ある日、彼と瓜二つの公爵令息エルヴィンに出会い思わず胸が高鳴るが……「俺の名前くらい、いくら馬鹿でも知ってるだろ?」とんでもなく意地悪で傲慢な態度に即刻天敵認定。しかし、どんどん憧れの騎士様そっくりに成長するエルヴィンを意識するようになってしまう。戸惑うアイリーンに、エルヴィンは騎士様を誘惑するための「夜のレッスン」を提案してきてーー!?
「どうか私の妻となり、息子の母となってくれないか」4歳になった王子リヴェルのお披露目パーティーに出席した男爵令嬢のステラは、王子に突然「僕のかあさま!」と抱きつかれる。ステラを母親だと思い込んで離れないリヴェルに、父親である国王のスアヴィスは、王子の身体に封印されている魔獣がステラの魔寄せ体質に反応したのだと推測。ステラに「王妃になってほしい」と頼み込む。母親を早くに亡くして精神が不安定なリヴェルのため、形だけの結婚を受け入れるステラ。だが、やがてスアヴィスの怜悧な美貌の裏にある優しさに気づき、彼に惹かれはじめてーー。
成熟した短篇にみるベロー文学の真髄 生き生きした《笑い》と、いっぷう変わったユーモア、タッチの軽妙さで人間を描くノーベル文学賞作家ソール・ベローは、優れた肖像画家である。世俗的で宗教的な問いを読者に投げかける本書収録の10篇のうち、「セント・ローレンス川のほとりで」「銀の皿」「遠い親類たち」「ゼットランド」「足を口にくわえた彼」「覚えていてほしいこと」の6篇は本邦初訳! 創作の魔術師ベローの果てしない才能を味わってほしい。 == 【収録内容】 「ジャニス・ベローによる序文」(鈴木元子 訳) 「ジェイムズ・ウッドによる推薦の言葉」(上田雅美 訳) ----- 「セント・ローレンス川のほとりで」(林日佳理 訳) 「銀の皿」(渡邉克昭 訳) 「古い道ーーユダヤの血縁関係」(鈴木元子 訳) 「グリーン氏を探して」(池田肇子 訳) 「遠い親類たち」(本田安都子 訳) 「ゼットランドーー性格の証人による」(外山健二 訳) 「黄色い家を遺す」(大場昌子 訳) 「モズビーの思い出」(岩橋浩幸・鈴木元子 訳) 「足を口にくわえた彼」(鈴木元子・山内圭 訳) 「覚えていてほしいこと」(篠直樹 訳) ----- 「ソール・ベローによる短い付録アペンディクス」(井上亜紗 訳) 解説(鈴木元子) 【収録内容】 「ジャニス・ベローによる序文」(鈴木元子 訳) 「ジェイムズ・ウッドによる推薦の言葉」(上田雅美 訳) ----- 「セント・ローレンス川のほとりで」(林日佳理 訳) 「銀の皿」(渡邉克昭 訳) 「古い道ーーユダヤの血縁関係」(鈴木元子 訳) 「グリーン氏を探して」(池田肇子 訳) 「遠い親類たち」(本田安都子 訳) 「ゼットランドーー性格の証人による」(外山健二 訳) 「黄色い家を遺す」(大場昌子 訳) 「モズビーの思い出」(岩橋浩幸・鈴木元子 訳) 「足を口にくわえた彼」(鈴木元子・山内圭 訳) 「覚えていてほしいこと」(篠直樹 訳) ----- 「ソール・ベローによる短い付録アペンディクス」(井上亜紗 訳) 解説(鈴木元子)