2025年2月21日発売
【“人間を振り回して推理する機械”と“気弱なお人好し助手”の凸凹コンビが、推理不可能な事件に挑む!】 大学生の実沙は、「探偵の記録者」のアルバイトを教授から頼まれた。探偵事務所を訪ねると、そこにいたのは、AI探偵・エキシマと、エキシマにこき使われる助手・空木のコンビだった。どこか不自然な科学者の家、13年前の少年の死の謎を解こうとする容疑者の集まり、殺人犯が出歩く雪の夜道……。エキシマは、誰よりも早く殺人犯を見つけ出し、ある目的を達成しようとする。不自由な機械の体で犯人を探すエキシマ、彼女が唯一心を許す空木、そして「最悪の未来」を回避するために真相究明を急ぐ実沙の推理バトルが幕を開ける!
大ベストセラー『三千円の使いかた』と一緒に読んでほしい新作! それぞれの月収に見合う生活を送る6人。 欲しいもの、不要なもの、そして、 お金では買えないものーー。 【月収4万円の66歳】……年金暮らしで貯金を切り崩す毎日に、ある収入源が!? 【月収8万円の31歳】……専業作家を目指し、不動産投資を始める。 【月10万円投資の29歳】……普通の会社員が、親の介護を見越して新NISAを利用。 【月収100万円の26歳】……パパ活専業で、20代のうち1億円を稼ぐのが夢! 【月収300万円の52歳】……夫の遺産と株式投資で、働かずとも暮らせてはいるが……。 【月収17万円の22歳】……元介護士。生前整理の会社を立ち上げるーー?
青森市内を震撼させる連続放火事件。 県警の要請を受けて捜査に参加した朝倉たち「特別強行捜査局」は、謎の化学研究機関の存在に辿り着く。 彼らが抹消したい「証人」とは誰なのか? 特別強行捜査局VS闇の研究機関!人気シリーズ第12弾。
生きるのが下手くそな君だけど、 大丈夫、その頑張りは僕たちが見ているよ。 疲れたときほど心にしみ渡る。 『本のエンドロール』の著者が贈る、これぞ「お粥小説」! 日ノ出楽志は一児の父になったが、家事も仕事も上手くできない不器用な男。 唯一の取り柄はモノを大切にすることで、 人よりもずっと長く使うことができること。 楽志は知らなかった。 彼が名前をつけたモノには、心が宿っていることを。 リストラを受け、リサイクルショップに転職が決まったその時から、 楽志たち家族の人生が前に進み始めるーー。 読めば今日より明日がきっと楽しくなる、 心温まる感動の物語。
NATO各国が支援を中断しアメリカを去るなか、踏みとどまる自衛隊水機団は10名もの戦死者を出した。 大義のない戦いのために、犠牲をどこまで広げるのか、司令官の土門は難しい判断を迫られる。 一方、洋上では、混乱につけ込む中国の不穏な動きが……。
一敗地に塗れた第一次珊瑚海海戦から半年。 連合艦隊は第二次珊瑚海海戦に勝利し、ついに要衝ポート・モレスビーを陥落させた。 だが、米軍は潜水艦と航空機による封鎖作戦を敢行。基地の設営は遅々として進まず、日本軍は前進することができずにいる。 この停滞状況は先に占領したガダルカナル島も同様であり、守備隊への補給すら困難になりつつある昨今、両拠点の維持は負担にしかならないところであった。 そこでいったん戦線を縮小し、態勢を整えるため日本軍は両地から撤収することとなる。 しかし、それを米軍が座して待つはずはなくーー珊瑚海において三度、日米の艦隊が激突する。 「撤退する日本軍ではなく、援護に当たる敵の主力を攻撃目標とする」
東京都武蔵野市で住宅一棟が焼ける火災が発生。焼け跡からは、その家に住む志村潔(69)とその息子夫婦と見られる男女三人の遺体が見つかる。 単なる住宅火災に見えたが、夫婦と見られる遺体の死因は焼死ではなく、刺されたことによる失血死であった。 しかも現場からは、この夫婦の子供と見られる小学生が消えていた。さらには、志村の経歴をたどると、“息子”がいた形跡がない。一体この火事で死んでいたのは何者だったのか? 警察が捜査をに乗り出すのと軌を一にして、地下組織『I』の作業員の樋口にもある指令が下される。 不可解な火災、血の繋がりのない“家族”、消えた子供の行方……エンタテインメントを追求した、究極のノンストップサスペンス。
2023年⇒1993年 人生のどん詰まり、死んだ父と過ごした奇跡の3日間 最低の父がくれた、最高のメッセージとはーー 後悔と悲しみを抱え生きる全ての人へ 心震わす、感動作 【あらすじ】 時岡直志はある日、カメラマン廃業を決意する。かつては売れっ子だったが今や仕事はほとんどないのだ。妻には先立たれ、一人息子はひきこもりになってしまった。もはやアルバイトのゴミ収集を本業にするしかないと観念していた。 これが最後のカメラ仕事と腹を決め、出張に出た直志はそこで、決して逢うはずのない人物と出逢う。それは三十年前に借金苦の末に自動車事故で死んだ父だったーー。 初めは他人の空似を疑う直志だったが、徐々に自身が一九九三年にタイムスリップしたことに気づきはじめる。しかもそれが父の死の四日前で……。
子どもの本を学びたいおとなたちの入門書に待望の改訂新版登場! 初版刊行から約10年。子どもの本をとりまく状況の変化に対応するべく、一部構成を組みかえ、内容や表現、とりあげる作品を見直し。専門家によるコラムを新たに一本追加したほか、便利なおすすめブックリストも更新。子どもの本を扱うすべての人必携の手引書。
私は、ここに残らなければならない理由があるのです。子爵邸での尋問会によって、イルムヒルトの母が受けた筆舌に尽くし難い過去…そして『アレ』の正体が明らかになった。しかしその直後、子爵邸に敵の魔の手が襲いかかる。総力戦で迎え撃つイルムヒルトにとっての仇、ゲオルグの姿がー。イルムヒルトは母の仇討ちを果たせるのか?そしてマリウスとの恋模様は?佳境を迎えるシリーズ第四巻。
今すぐ屋敷を閉鎖せよ! 「あの場所に元凶がいるのか。勝千代を父もろとも亡き者にしようとした黒幕が」 捕らわれた父を救い出すため、今川館にやってきた勝千代。 やがて福島家が抱える闇に立ち向かうことにーー!? 大ボリュームでおくる、転生×戦国サバイバル、第三弾!! 【あらすじ】 捕らわれた父を救い出すため、駿府へ向かった勝千代。父は今川館の地下牢に繋がれ、詮議を受けていた。この館の奥に、双子の兄・彦丸の死に関わり、サンカ衆を焚きつけて岡部を襲わせた者がいるかもしれないーー。悪意や策謀が複雑に絡み合う中、勝千代は今川家当主である御屋形様と対面するが、勝千代を狙う刺客が近づいて……!?
日本・海外の名作文学とは? 基準の判断が難しい定番の名作を“ブックガイド類での掲載数”を元に選定した、明確な指標による名作案内。1970〜2024年に刊行された270冊以上のブックガイド・解題書誌・あらすじ紹介本などに掲載された小説・随筆・詩などの文学作品を集計。掲載総数が多い作品1,000点を紹介する。作品の基礎情報、作者の簡易プロフィール、近刊書誌情報も記載。「作品別ブックガイド一覧」(ブックガイド件数カウント付き)や「作者名索引」(国別)、「分野別索引」付き。