2023年4月26日発売
三角関係の恋が加速する学園祭編! ヤンチャ女子校とエリート男子校が ひとつになった"海ノ星学園”! はじめての学園祭で男女逆転劇を することになった星来たち。 準備の放課後、大雅とキスーー!? さらに星来を想う律が予想外の行動に!? 学園祭で星来と大雅、そして律・・・ 三人の恋が一気に加速する第4巻!!
天使と悪魔から迫られまくる三角関係ラブ! シスター修行中のピュア女子・天音は、“神兄弟”といわれるイケメン双子の大地と流星に愛され中! 心配性な父は神兄弟から天音を遠ざけようとするけど、2人は天音にとっても大切な“お友だち”。 そんな神兄弟と天音が・・・まさかの結婚!? そして天音にライバル登場!? ドタバタ波乱の第4巻! 【編集担当からのおすすめ情報】 ドSでワイルドな大地と、紳士で優しい流星。そんなイケメン双子”神兄弟”の2人に溺愛されている天音は、ピュアすぎるくらいピュア・・・! そんな三角関係ラブコメ「天使と悪魔」、全巻一挙重版でただいま大人気です。 中嶋先生の美麗な絵もご堪能ください♪
幕を閉じる感動の大正ラブロマンス 私、あなたに会いたかった・・・のかもーーー マフィアのボス・ギルからプロポーズされた明日香は 自分の心がギルへ揺れ動いていることを日々感じていた しかしそんな2人の仲を邪魔しようとする奴が現れ・・・!?
夢も恋も進み出す第2巻! 白百合咲緒はどこにでもいる平凡な中学生。しかし、実は正体不明の大人気インフルエンサー・リリーとしてひそかに活動中! クラスメイトの世名葵羽(せなあおば)くんとデザインコンテストに出場したことで急接近…! この想いーーーもうないしょにできないかも!? 夢も恋もキラキラ輝くシンデレラストーリー 【編集担当からのおすすめ情報】 ふじたはすみの描くかわいすぎるファッションに注目!
幸せ溢れるフィナーレ コタロー先輩に告白された風花は、景への気持ちとのはざまで悩んでいた。そんな時、景が日本へ帰ってくることになり…。 風花編感動のクライマックス! 一方颯と気持ちが通じあった紬は、颯への溢れる想いが加速して… 紬、颯、風花、景…4人の関係が絡み合い、中学生のリアルな恋を描いた大人気作品、ついに完結!
コロナ禍の読者に生きるよろこびを伝え、あたたかく励ました、オランダのベストセラー長篇。中年男ヘンクは、離婚して老犬と暮らすICUのベテラン看護師。ある朝、散歩中にへばった老犬を素早く介抱してくれた女性がいた。その名はミア。人生の辛苦を人並みに経験してきたヘンクだが、久々にときめいている自分を発見する。一人の男が生きる喜びを取り戻していく一日をつぶさに描いた愛すべき長篇。リブリス賞受賞作。
ある雨の夜、若い警察官・葉䔥(イエシャオ)の家を、幼馴染の作家の周旋(ジョウシュエン)が訪ねてくる。 周旋は思いつめた様子で、木の小箱を取り出す。ある夜、バスで隣り合わせた血だらけの美しい女性・田園(ティエンユエン)から預かったという。しばらく仕事で上海を留守にしていた周旋が田園を訪ねると、警備員から彼女は心臓発作で亡くなったと告げられた。周旋が自宅に戻ると留守電に彼女のメッセージが入っていた。「あの箱を幽霊旅館に届けて。場所は……」と途中で切れており、発作を起こして電話をかけ、途中で亡くなったと思われた。 周旋は、小箱を届けたいので田園の身元を調べてほしいと葉䔥に頼む。葉䔥が調べてみると、田園は実力と美貌を兼ね備えた伝統演劇の女優で、一時は大変な人気だったが、3年前、公演中に心臓病の発作で倒れ、それ以来ひっそりと暮らしていた。病は悪化し、死を予感して苦しんでいたらしく、精神科にも通院していたことがわかった。 葉䔥の調べで、幽霊旅館は浙江省K市西冷鎮にあることがわかり、周旋は木箱を携えて旅立つ。やがて葉䔥はのもとに、周旋から手紙が届くようになる。幽霊旅館では電気も電話も使えず、近くの集落の郵便ポストから手紙を出すしかないが、旅館で手紙を受け取ることはできないから、一方的に書くことにするというのだ。 そこで語られる幽霊旅館での謎の人々との日々、やがて幽霊騒動が持ち上がり……。幽霊旅館に滞在している人々の事情も正体も二転三転し、誰のいうことが本当なのかわからない。私たち読者は、謎が解けては深まる「藪の中」へと誘われていく! 〈中国のスティーヴン・キング〉と呼ばれる悬疑小说(サスペンス小説)の第一人者にして、累計発行部数1千万部を超える大ベストセラー作家が放つ、巧緻を極めたサスペンスホラー!
紅頭仔(アンタウアァ)がドン・ロッシ所有の建物を次々に襲撃。 警戒した琥珀は真咲に単独行動禁止を言い渡す。 だが仙姐と螢が、なんと琥珀の元妻・エレーナを人質にとり、 誰にも言わず自分たちのもとに来いと真咲を脅迫するが…… !? 求めるものは、償いと救い。 宝飾店リーダー・琥珀の壮絶な過去が明かされる、緊迫の「琥珀篇」収録。 夏目イサク&嬉野君の最強タッグが送る大人気のアクションミステリー第六弾!!
俺は転生したんだぞっと。小説を原作としてゲーム化にアニメ化までした『魔導の夜』の世界に、だ。原作の小説こそ途中で飽きてしまったが、ゲーム版はやり込みアニメ版も網羅しているがどうも少し様子がおかしい。そう、俺は転生した。ただしメイン級のキャラクターではなく、ただのモブに。それも本編ストーリーには全く出てこない、もはやモブですらないかもしれないキャラに転生してしまったんだ。両親にも怪しまれないように、ごく普通のモブとしてこの世界を生きようとしてたんだが…。突然、幼稚園で魔物に取り憑かれた同級生の暴走に巻き込まれてしまう!俺でもなんとかなるんじゃないか、と思って戦いを挑むも腕を切られて満身創痍。馬鹿な考えをしたものだ。俺はモブ。明日のニュースで「死んだ幼稚園児」と報道される程度のモブだったのだ。『ジョブを決めてください』ふと、ゲーム開始時に見たことあるメッセージ表示が浮かぶ。生き残るために選んだジョブ『神官』で窮地を脱するが、この選択が意図せずして『魔導の夜』の展開を変えていってしまうのであった。
「ちっくしょぉー! 彼女欲しぃー!!」 いかつい顔に立派な体躯を持ったがゆえに、中学三年間まったくモテずに 過ごしてきた俺。そんな嘆く俺の前に突如現れた謎の女神。 「そんなあなたに朗報です!女性にモテモテの人と、人生を交換してみませんか?」 突拍子の無い女神の提案に困惑しつつも、入れ替わりを決意する俺。 しかし目覚めた先は、男性が極端に少ない世界の日本だったーー!? そんな世界で入れ替わった宗谷武人として戸惑いつつ過ごしながらも、この世界で男性は誰でもモテモテ。故に、モテない女性の心が理解できるのは元・非モテの俺のみ。 それに気づいた武人は周囲の女性を幸せにしようと心に誓うのだが…… 書籍化に伴い、新規エピソードも多数追加!
王太子に婚約破棄を突き付けられたクリスティーナは、衝撃を受け前世を思い出す。その記憶によると、ここは乙女ゲームの世界で自分は悪役令嬢らしい。であれば、婚約破棄は受け入れるしかない。とはいえ、このまま運命に身を任せ大人しく引き下がるなんて、これまで公爵令嬢として誇り高く生きてきた彼女にとって許せることではなかった。ひっそりとどこかに嫁げ、という父の言葉に逆らい、クリスティーナは自分の価値を証明するため孤独に奮闘する。周囲はそんな彼女を冷笑し様々な嫌がらせをするが、彼女は負けない。やがてその凛とした姿に、無骨な辺境伯が一目惚れしてーー!?
父の命で没落しかけのバークレア伯爵に嫁いだローザ。彼女は、自分に見合う男になろうともがく夫エイドリアンを可愛らしく思うものの、その気持ちがなんなのか分からないでいた。そんな中、ひょんなことから国王に目を付けられたローザは、側室に召し上げられることに。父であり、冤罪で追放された元王太子のドルシア子爵は、それを利用して国王に近づき、正当な跡継ぎたるローザに王冠を贈るべく本格的に動き出す。一方エイドリアンは、いずれ来るローザとの別れを受け入れる心の準備をしながら、すれ違いこじれっぱなしの親子の仲をどうにか修復しようと奔走中。王座を取り戻した時、二人の離縁も成立しーー
姉のものを欲しがる妹の悪癖を利用した、婚約者交換ーー。その結果、令嬢マリーアンネは長年の想い人・公爵ハロルドとの婚約に成功した。そんな憧れの彼と、実は相思相愛であったことを知ったマリーアンネ。けれど幸せな時間も束の間、彼女は王太子の婚約者となった妹の臨時講師に任命される。慣れない激務に追われ、愛するハロルドと会うことすらままならない日々。さらに折悪く、ハロルドもある極秘任務のため王都を離れることになる。孤立無援の王宮で、マリーアンネは懸命に自分の役目を果たそうとするのだが、その裏では恐ろしい陰謀が動き出していてーー!? 切なくも美しい至極の恋愛譚、激動の第二巻!
王太子の婚約者である公爵令嬢・ジョージアナ。彼女は、自身を蔑ろにする婚約者・ランドンに対し、とある宣言をした。それは「もうあなたを愛することをやめる」というもの。未来の王太子妃として、婚約者と愛し愛される夫婦になることを望んでいた彼女だったがーー自らの願いを踏みにじり続けるランドンに対して期待することをやめたのであった。宣言から数日が経ち、友人たちと下町に遊びに行ったり、家でゆっくりと過ごしたりと、新しい日常を楽しむジョージアナ。そんな彼女とは裏腹に、ランドンはジョージアナの居ない日々に虚しさを感じていた。そしてある日、ジョージアナの前に思いつめた様子のランドンが現れてーー?
シーヘルビー国での結婚式参加も無事に終え、帰国したバーティアとセシル。最近では友人たちの結婚式の話も出始め、周囲はおめでたい雰囲気に満ちている。そんなある日、バーティアの契約精霊・クロと、セシルの契約精霊・ゼノが結婚の挨拶をしに、精霊界にあるお互いの実家に行くことになった。せっかくだからと、セシルとバーティアも一緒に行くことに。まずはクロの実家である闇の王の城に向かったのだけれど……。ゼノ&セシルは、城から追い出された挙句、「協力して課題をクリアしてこい」と言われてしまって…!? 愛する者と再会するため、男性陣よ、いざ行かん!
目が覚めると異世界の公爵家の末っ子妹に転生していた主人公・ミリィ。宿敵・ウィタノスことモニカとも和解し、相変わらず美形の兄たちから愛されながら、ほのぼの幼女ライフを送っていたミリィだが、ある日、街中で見知らぬ男に誘拐されてしまう。連れ去られた先は遠い異国の地であり、母の故郷でもあるザクラシア王国だった。男装しているミリィを少年と勘違いした誘拐犯は、ミリィを次代の国王候補とするのだと言ってきてーー。さらに末っ子妹の失踪に気が付いた兄たちは、怒り心頭の中、最愛の妹を探すために国を飛び出し、居場所を突き止めるが……。ついにチート能力が発覚! お兄様の溺愛超加速、急展開の第二巻!
現実のみならず異世界でまで面倒ごとを押し付ける妹・マナから逃げるために公爵家で学び続けるレイナ。そんな彼女の元に現れたのは超独善的な伯爵夫人と、娘にDVモラハラを振りかざす子爵。過去の家族を思わせる二人を一発退場させ、レイナは少しずつ辛い過去から抜け出すために歩みを進めていく。しかしついにある日、無理が祟ってレイナは意識を失ってしまう。そこで表出したのは、隠された妹への劣等感といつかは大切な人に見限られることへの不安だった。そんな彼女に、宰相エドヴァルドは彼女への独占欲を伝えーー。超有能でちょっぴり脆い聖女の姉と冷徹で寡黙な宰相閣下の、異世界世直し&恋愛攻防戦、待望の第二弾!
兄が詐欺に遭い莫大な借金をしたせいで、貴族の好色ジジイに嫁がなければならなくなった男爵令嬢のソフィア。ところがそんな彼女のもとに、王太子の『友人』になれば借金を肩代わりしてくれるという提案が飛び込んでくる。しかし世の中そうそう上手い話などあるわけはなく、その『友人』とは、王太子の不仲な婚約者に嫉妬をさせる当て馬のことだった。他に方法のないソフィアはそれを了承し、王太子の計画書通り、よく言えば天真爛漫、悪く言えばバカそのものの友人役を演じることに……。そうして王太子と時に本音で言い合ったり交流を持ったりする間に、二人はただの『友人』ではいられなくなってきてーー
アンゴラの名手によるめくるめく物語 語り手は一匹のヤモリ。アンゴラの首都ルアンダで、フェリックス・ヴェントゥーラの家に棲みつき、彼の生活を観察している。 フェリックスは、人々の「過去」を新しく作り直すという一風変わった仕事をしている。長年にわたる激しい内戦が終わり、アンゴラには新興の富裕層が生まれつつあるが、すべてを手にしたかに見える彼らに足りないのは由緒正しい家系なのだ。そんな彼らにフェリックスは、偽りの写真や書類を用いて新しい家系図と「過去」を作成して生計を立てている。 ある日、フェリックスのもとを身元不詳の外国人が訪ねてくる。口髭を生やし、古臭い服装をしたその男は、「名前も、過去も、すべて書き換えてほしい」と頼み、大金を積む。フェリックスは悩むが、結局、ジョゼ・ブッフマンという新しい名前をはじめ、すべてを完璧に用意する。彼は大喜びし、以後、足繁く訪ねてくるようになる…… ボルヘス、カフカ、ペソーアを彷彿とさせながら、アンゴラの非情な内戦が残した深い傷痕を、軽妙かつ詩的でミステリアスに綴る。25の言語に翻訳、2007年度インディペンデント紙外国文学賞受賞作。 夜行性の小さな神 家 外国人 声を満載した船 夢 第一番 アルバ ジョゼ・ブッフマンの誕生 夢 第二番 光彩性物質 ヤモリの哲学 幻想 わたしが死ななかった最初の死 夢 第三番 ウィンドチャイム 夢 第四番 エウラリオ、それはわたし 子ども時代に降る雨 生と本とでは 小さな世界 蠍 大臣 厳しい歳月の実り 夢 第五番 実在の人物 あっけない結末 平凡な人生 エドムンド・バラッタ・ドス・レイス 愛、犯罪 ブーゲンビリアの叫び 仮面の男 夢 第六番 フェリックス・ヴェントゥーラ、日記を書きはじめる
1970年代と80年代の東京を背景に、女性との関係を主軸に据え、主人公の知的遍歴、読書と研究の体験を重層的に織り交ぜた小説二篇。「聖処女讃歌」は吉行淳之介の『夕暮まで』を、「鷹の台の黄昏」は田山花袋の『蒲団』を彷彿とさせるものがあり、作者森魚名のダンディズム、「やさしさ」、廉直さがよく表れ、欲望を無理やり発動しない、積極的に対象と関わろうとしないナルシシズム、オナニズム、あるいは孤独なエゴイズムと表裏一体となった物語となっている。作中に「窃視」という言葉も自己言及的に使われているように、この2篇は自分史の体裁をとった「孤独な窃視者の夢想」でもある。 鷹の台の黄昏 聖処女讃歌★ヴァージン・ブルース 自分史を仮構する・森魚名論(谷川渥)