2023年4月28日発売
「たっきーはぁ会長達からアレの話は聞いたかな?」 “三会は何かを隠している”そう確信する新聞部部長のアイヴィ。瀧音への探りを軽く流された彼女は真相を確かめるべく暗躍するが……瀧音も予想外の邪神復活ルートが始まってしまい!? 実は学園に潜む邪信教徒に騙され、余計な事をしたアイヴィへのお仕置きは早々に、邪神封印の解除アイテム『八咫鏡』争奪のためダンジョンへ挑む瀧音達。攻略のカギはアイヴィの“悲しき過去との決別”だと知る瀧音のとった行動とは──。 「三会の皆はアイヴィさんの味方ですよ。皆は信じられる」 過去に縛られる少女を救い、未知のルートを捻じ曲げろ!
「大陸を一周できるくらいの船を造りたいの」 のどかな朝の時間に、唐突にそう切り出したヤランドララ。どうやら、南の島でのバカンスに刺激を受けて、船造りに挑戦したくなったらしい。一度思い立ったら止まることを知らない好奇心旺盛なハイエルフに連れられて、かつてルーティが沈めた最新鋭のガレオン船の見学にきたレッドたち。 「ということでダイビングね! 今日も夏を楽しみましょう!」 白い雲が流れる空の下、うららかな航海日和を満喫。そんな一行の前に、ヒスイ王国からの漂流船が現れてーー!? 大人気スローライフ・ファンタジー、新展開の第12弾!
私は、最愛の娘を凌辱した挙げ句に殺した犯人をー許せなかった。少年法に守られて、極刑にもならずに、今ものうのうと生きている、あの鬼畜、あの悪魔。娘のいない人生など、何の価値もなかった。私自身は、どうなってもよかった。だから包丁を握りしめ、メッタ刺しにして殺してやったのだ…、罪にふさわしい罰を与えてやったのだ…!しかし、我に返った私は復讐の決行を決意した瞬間まで引き戻されていた。何度殺しても、何度殺しても、時計は先に進まないー。
メンヘラに対する苦手意識を乗り越えた愛垣晋助は琴坂静音と改めて「通い妻契約」を結び優しい共依存生活を送っていた。大学の夏休みに入り晋助の妹・結乃の誕生日に幼馴染・九条千登世と静音を招きお泊まり会を開催。皆でプールにも行って静音の水着にドキドキ!? しかしその誕生会がきっかけで静音の父・愛彦に静音が男の家に通っていることがバレてしまう。彼は妻の死を機に静音に対し病的な執着心を持ち、異常ともいえる束縛を行っていた。静音の「家族」の問題に立ち入るにはあまりに無力な晋助だったがーー。メンヘラ美少女との半同棲ラブコメディ第二弾開幕!
独身会社員の俺・新木吾朗は、清純派アイドル・桃花愛未の大ファンだ。 彼女の熱愛疑惑の相手になって、グループを離れた“山元美依奈”としての再起に関わることになってーーそして今、恋人になった。 相手は多忙な芸能人。なかなか会えない日が続くけど、空き時間の家デートやドライブは大切な時間で。 意外と嫉妬深くて負けず嫌いなところも俺だけが知る素顔だ。 そんな幸せを実感する一方……「桃花愛未、いや、山元美依奈さんとどういうご関係なんですか」 偶然知り合った美依奈の後輩アイドル・村雨華から、核心を突く問いを投げかけられ!? 恋と芸能の狭間で揺れるふたりの行く末はーー?
王国最強の暗殺魔術師・カイルは、覚えのない殺人容疑で辺境に左遷されてしまう。 村の教会で温かく迎えてくれたのは、シスターの少女・ロゼリアだった。 日常魔術も使えない落ちこぼれーーそう自嘲する彼女だったが、実は世界を変えうる“魔力消失”の力を秘めていた! 「聖女に、なりたくないですか?」 自分を受け入れてくれた少女への《恩返し》として、彼女を名実ともに“聖女”に仕立て上げる。 新たな生きる道を見つけたカイルは、魔術を基礎から教え込み、その暗躍スキルで少女が存分に活躍できる舞台を整えていきーー 「大丈夫。もう本気を出してもいいんだよ」 小さき聖女とその導き手の物語が始まる!
俺が引き当てた“宝くじの大当たり”について語らせてくれ。 その一・転校してきたギャルが、俺の隣の席になった その二・父親が再婚した結果、そのギャルが俺の義妹になった その三・義妹になったギャルは、俺が激推しする神絵師だった まさにチート級の大当たりだが、簡単にいかないのが人生だ。 彼女は絵を描くこと以外“なーんにもできない”ヤツでーー着替え、メイク、お風呂、添い寝、あらゆるお世話が俺の役目に!? でもそのお礼に俺のリクエストでイラストを描いてくれるって!? 神絵師でギャルな義妹と送る、世界で一番うらやましい同居ラブコメ開幕!
インタビュー姿が可愛すぎると瞬く間に話題になった美少女・ひなみ。 彼女が探している英雄の正体が、実は自分だとは名乗り出ないまま、涼は友達として少しずつ仲を深めていっていた。 そんなある日、他校と合同で行うことになった体育祭の準備中に突然「あの日のヒーローは自分だ」と名乗る男・草柳が現れる。 ひなみを守るのは自分じゃなくてもいい。 だが、彼女を騙して利用しようとする奴にヒーローの座は渡せない。 恩人の立場でひなみにグイグイ近づく草柳の卑劣な目的を知ってしまった涼は、彼女を守るために陰から行動を開始して……。 お人好しヒーローの学園ラブコメ、恋模様も熱い体育祭編スタート!
帝都へ戻ってきた人生やり直し中のジル。 ハディスとの婚礼準備も順調と思いきや、三公から「認めてほしければ『竜の花冠祭』を開催し民に竜妃を披露せよ」との条件が。 それには先帝の妃たちの協力が必要だが、彼女たちはジルを見くびり邪魔ばかり! そこでジルの執った後宮攻略作戦とは!? 「竜妃が皇妃にやられっぱなしでたまるか」 「頼りにしてる、僕のお嫁さん」 大好きな陛下のため、みんなまとめて認めさせてやる! 序章 第一章 竜帝夫婦の宣伝戦略 第二章 竜妃と皇妃 第三章 竜帝の空白地帯 第四章 後宮攻略戦 第五章 竜の花冠祭 終章
家族に虐げられ、身代わりに魔物がはびこる辺境へと送られたルアーナ。 無駄死になんて絶対嫌! と隠していた光魔法の使い手として自分を売り込み、やがて聖女として認められるように。 「俺が必ず、守ってやる」辺境伯家子息・ジークハルトのツンデレな優しさに、人の温かさを思い出して……。 そんな時、かつての家族と再会して!? 私の「家族」は辺境伯家だけです! 捨てられ令嬢が本当の幸せを掴む、下剋上ストーリー! プロローグ 第1章 辺境伯に自分を売る 第2章 ジークのお母様 第3章 家族に 第4章 三年後
俺の名はグラン。 前世の記憶を持ったまま"勇者"となって転生したが、手持ちのスキルはどれも器用貧乏なBクラス冒険者だった。 しかし、どうもこの世は平和な世界のようなので、思い切って辺境でスローライフを始めることにした。 チート? 俺TUEEE? そんなものはない! そんな事より美味い飯が食いたい。
青年は気がつくと大人気ファンタジー小説『ライナナ国物語』の ラスボス、”悪役侯爵”アブソリュート・アークとして生を受けた。 初めは大好きな作品への転生に喜ぶも、 自分がいずれ勇者に倒される運命を覆すため。 最強の「悪」となって、決められたシナリオを打ち壊す! 「悪役」好き必見のダークヒーローファンタジー登場!