2025年4月8日発売
遊摺部の奪還に成功し、高円寺での鬼と桃の戦争も最終局面。 四季はついに右京との最終対決へ。 娘の手毬を救うべく、最後まで手段を選ばない右京に、仲間の未来のために決死の覚悟で四季が挑む!!
スイッチを見つけて、 自由に憤怒の能力を引き出せるようになった響狼と温。 二人が次に挑んだのは執事戦。 相手はえっちなお姉さんで暴食の執事・喜世子。 突然始まったバトルでいきなり温は、 喜世子に胃の中のものをすべて食べられてしまって…!? 争うことは欲をぶつけ合うこと!! 当主の座を狙う異能跡取り戦争、第2巻!
魔族によって人間の領土がどんどん侵食されている世界。 危機的状況の中、人類の希望は勇者の紋章を宿しているバルト、ただ一人。 勇者は17歳になった時、覚醒する。 そんな言い伝えを信じてバルトは大切に育てられてきた。 いよいよ17歳になる夜、喜びの宴に乗り込んできたのは魔物の大群だったーー。 残酷な世界に直面した勇者・バルトがとった行動が人類を救うカギになる…! 世界唯一の希望は絶望とともに。刻を廻る勇者譚、開幕
“勇者”の入団試験に合格し、晴れて正式に“勇者”になったチェリオは、 遂に初任務へ!! 第6班のマスコットであり、副班長の「サラン」と一緒に任務にあたるが、 そう簡単にはいかなくて…!? 「……何とかして…? …お兄ちゃん…」。 絶世の女勇者から聖剣を抜いて抜いて抜きまくれ!! 今巻も“チェリーエロ”全開!!
5人で初めての小旅行!初めての水着、江の島散策。 途中トラブルに巻き込まれたりもしたけど、みんながいるから大丈夫。 無防備な寝顔も嬉しいサプライズも。 この先忘れることのない、素敵な旅と笑顔の思い出。
深夜の袋麺やにんにくラーメン、そして漆黒のあの一杯も! 美味しい時間で幸せを♪ さらに小泉さんたちは修学旅行へ。 最高の出遭いを求めて向かう先は…!? きっと今日もどこかで、小泉さんはラーメンを食べている♪ 大盛況ラーメングラフィティ第13巻、さぁ対麺です!
ずっと懸念していた「八重の爆発」が目の前で起きてしまい絶望するよつは。 この状況を打開するためにとった彼女の行動がこの物語の根幹だった…! よつははこれまで何をしていたのか。 本当の目的は何なのか。 そして彼女はいったい何者なのかーー。 真実に触れるとともに、あのモンスターへの逆襲が幕を開ける!! 幸運の証しが運命に仇なすラブサスペンス&ミステリー第3巻!
異世界転生で「俺TUEEE」を夢見る少年は念願叶って転生を果たしたけど、手に入れたのはチートじゃなくてハズレスキル!? 非業の死を繰り返すたびにスキルをもらうけど、手にするのはハズレばかり。そんな彼が5度目の転生にして当たりを引いた…!? もう転生は繰り返さない! 異世界の出会いと経験が花開く「俺TUEEE」物語!
寡黙でちょっと天然気味だが容姿端麗…そんな高久挑は、隣の席に座る絶世の美少女・紫乃原葉月のことがとても気になっていた。『他者と全く絡まず、気高く美しく生きているように見える葉月さん…彼女のことをもっと知りたい』 だが実は彼女は圧倒的なコミュ障でそのために誰とも話せずにいるだけだった。『そんな自分にも関わろうとしくれる高久くん…彼ともっと仲良くなりたいのに』 これはお互いが想い合っているのに気持ちが1/3も伝わらない、空回る二人の「恋の物語」である!
幼いころテレビで見た昭和のアイドルに憧れて、自分もアイドルを目指す愛ヶ沢なも。しかし現実は上手くいかず、鳴かず飛ばずのまま所属していたグループが解散してしまう。 現実を受け入れつつ、なんとなく立ち寄った神社でお参りをすると突如地面に吸い込まれてしまう。 吸い込まれた先は渋谷、でもなんだかちょっと古めかしい感じがして…? 夢をあきらめない気持ちが奇跡を生む。 ノスタルジックアイドルストーリー!!
心霊スポット突撃配信で生計を立てようと邁進する女子大生・キリオ。 再生数を稼ぐためいわくつきの廃病院に向かうが、そこでまさかの霊能力少年と怨霊少女の対決を目撃してしまい…? ちょっとホラーでめっちゃ可愛い! 心霊コメディ!
平和主義と暴力性を内に秘めたマッチョな青年・元気守は「人を守る」ことを信条としているが、借金により追い詰められ、半グレ集団と共に博物館に強盗へ行くことを強要される。 そこは、先ほど出会って「守った」ばかりのおじいちゃん博士の昆虫館だった。 極限まで追い込まれた状況で、守は初めて鍛え上げた自らの肉体を解放させる…!! 叶わない夢、煩わしい人間関係、開いていく理想と現実のギャップ。 それらを超える方法はただ1つ、脳に頼らず自身の全てでこの世を生きている昆虫たちのような圧倒的解放のみ!! 生命力溢れる、カタルシスを超越したアポカリプス昆虫讃歌漫画!! 読者諸賢、覚醒せよ!
『ナジャ』と並ぶ、 謎めいたファムファタル 1920年代の夜のパリ。謎の女ジョルジェットにいざなわれた語り手は、セーヌ河岸で犯罪を目撃する……。ジュルジェットはパリだ、パリの夜そのもの。幻想・神秘・偶然は、この娼婦のファムファタルの圏内でうごめくーー 『ニック・カーター』を愛読していたスーポーが綴る犯罪小説は、読者を闇の迷宮へと誘う。『ナジャ』と比べて味わいたい、パリとパリの女の驚異を描いたシュルレアリスム小説。初訳短篇『オラス・ピルエルの旅』『ニック・カーターの死』を併録。読み応えある詳細解説111頁添え。 シュルレアリスム叢書[第1回配本] ★ 〈シュルレアリスム叢書〉全5巻【四六判上製・筒函入】 20世紀最大のアヴァンギャルド、 次の100年へーー。 ・A.ブルトン、P.スーポー、P.エリュアール『磁場・処女懐胎』中田健太郎 訳 ・フィリップ・スーポー『パリの最後の夜』谷昌親 訳 ・ロベール・デスノス『ワインが樽から抜かれたら……』谷昌親 訳 ・ルネ・マグリット『目に見える詩ーーマグリット著作集』利根川由奈訳 ・レオノーラ・キャリントン『石の扉ーーキャリントン中・短篇集』野中雅代 訳 オラス・ピルエルの旅 ニック・カーターの死 パリの最後の夜 訳者解説「シュルレアリストであり小説家であるということ」谷 昌親
シュルレアリスム×メキシコ魔術 エルンストと出会いシュルレアリストになり、メキシコに渡り独自のシュルレアリスムを発展させたキャリントン。「〈石の扉〉よ、私を通して、外に出して」とリフレインする少女ーー占星術・錬金術・魔術が渾然となり、死者の国からハンガリー王を探す魂の遍歴の壮大なメタフィクション「石の扉」ほか、不気味で、残酷で、夢、ブラック・ユーモアの奇妙な世界20篇。 短篇集『七頭目の馬』の戯曲を除く全篇に、「砂の駱駝」「グレゴリー氏の蝿」「ジェミマと狼」を付加し、抄録の「石の扉」を完全版とした日本版オリジナル編集。13篇は本邦初紹介。読み応えある詳細解説65頁、キャリントンの挿絵5葉添え。 【目次】 彼らが丘の斜面を駆けたとき 三人の猟師 鳩よ、飛べ! シリル・ド・ガンドル氏 悲しみにうちひしがれて 姉妹 白兎たち 待ちながら 七頭目の馬 中性の男 私の母は牛です 私のフランネルのニッカーズ 製薬業創始法 エト・イン・ベリクス・ルナルム・メディアリス 幸福な死体の物語 メキシコのお伽噺 グレゴリー氏の蠅 砂の駱駝 ジェミマと狼 石の扉 解説「作家レオノーラ・キャリントン」野中雅代 シュルレアリスム叢書[第2回配本] ★ 〈シュルレアリスム叢書〉全5巻【四六判上製・筒函入】 20世紀最大のアヴァンギャルド、 次の100年へーー。 ・A.ブルトン、P.スーポー、P.エリュアール『磁場・処女懐胎』中田健太郎 訳 ・フィリップ・スーポー『パリの最後の夜』谷昌親 訳 ・ロベール・デスノス『ワインが樽から抜かれたら……』谷昌親 訳 ・ルネ・マグリット『目に見える詩ーーマグリット著作集』利根川由奈訳 ・レオノーラ・キャリントン『石の扉ーーキャリントン中・短篇集』野中雅代 訳 彼らが丘の斜面を駆けたとき 三人の猟師 鳩よ、飛べ! シリル・ド・ガンドル氏 悲しみにうちひしがれて 姉妹 白兎たち 待ちながら 七頭目の馬 中性の男 私の母は牛です 私のフランネルのニッカーズ 製薬業創始法 エト・イン・ベリクス・ルナルム・メディアリス 幸福な死体の物語 メキシコのお伽噺 グレゴリー氏の蠅 砂の駱駝 ジェミマと狼 石の扉 解説「作家レオノーラ・キャリントン」野中雅代
それは、使命を果たすための運命の出会い。 次元上昇を迎える時代に贈る、未来への物語。 「宇宙に愛と真実の種をまく」使命を託された龍の国の王女・アミと、「【星の宝】を探し出す」使命を授かった星の国の王子・アライ。 敵対する2つの国に住む2人の出会いが、銀河の歴史を変えてゆく。 彼らを待ち受ける波乱に満ちた運命とはーー。 宇宙に広がる国々を舞台に、愛と希望を紡ぐSF冒険ファンタジー。 エピソード1 愛と平和の使者 エピソード2 銀河系宇宙を巡る旅
聖獣祭もいよいよクライマックス。お祭り四日目の目玉、世界中の腕自慢が集うとある大会を楽しんでいると、首なし騎士が現れて会場は大パニックに!? そしてこの騒動をきっかけに、闇の妖精族の始祖が復活したり、死霊魔術士が暴れ出したり、世界樹が瘴気に汚染されちゃったりと、トラブルが続出するーー。愛犬と行くとびきり優しい異世界ファンタジー、ついに完結!
ある日、アルトは突然女王から訓練校に忍び込んだ反逆者を見つけ出す依頼を受けた。しかし、敵には鑑定魔法が通用しない。そこで色々調べた結果、杖を使えば鑑定魔法がパワーアップすることを知る。その杖の素材としてアルトが目を付けたのは加工も発見も困難な、不思議なキノコだったーー。第13回ファンタジー小説大賞「読者賞&優秀賞」のW受賞作、文庫化第4弾!
サキは神様に授けられたチート能力がきっかけで公爵家の養子候補に抜擢され、魔法学園に入学した。友人ができ学園生活にも慣れてきた頃、彼女は宿泊学習に参加することになった。行き先は水の都と名高いアクアブルム。新たな従魔と出会ったり、謎解きのレクリエーションを楽しんだり、サキは行事を満喫していたが……。転生幼女のハートフル異世界ファンタジー、文庫化第2弾
日系アメリカ人作家ヨシコ・ウチダの人生に大きな影響を与えた「強制収容」体験。1941年12月7日、日本のハワイ真珠湾攻撃による日米戦争勃発と共に、アメリカは「敵性外国人」の名の下に、日系アメリカ人を住居から退去させ、強制収容した。この市民権の剥奪と強制収監の経験を、ウチダに限らず多くの作家が、そのマイノリティへの抑圧、人種差別憎悪について作品で描いていっている。民主主義国家の汚点として意識されながらも、現在まで、アメリカ社会にある有色人種への差別や少数派への差別意識は無くなってはいない。かつての日米経済摩擦、9.11事件、そして今トランプ大統領が叫ぶ「アメリカ第1主義」にも通底する排除・差別意識に対し、本書は、児童向け、大人向けでは異なる描き方をしてはいても、それらへの眼差しを向け続けたウチダ文学と、同じく「強制収容」体験を描いた同時代作品との比較再評価を行い、強制収容体験のウチダ文学における意味を追求している。 はじめに 第1部 強制収容体験とウチダ作品の世界 第一章 『ぶんぶく茶釜とその他日本の昔話』── 強制収容との関連で読む 第二章 『タカオと祖父の刀』と『間にはさまれたミヤ』 ──冷戦期の日系人の同化志向との関連で読む 第三章の一 『トパーズへの旅』と『故郷に帰る』 ──多文化主義児童文学のオーセンティシティの観点から読む 第三章の二 『トパーズへの旅』と『故郷へ帰る』──ウチダの執筆の意図を考える 第三章 リンコ三部作『夢は翼をつけて』『リンコの逆転ホームラン』 『最高のハッピーエンド』──リドレス運動との関連で読む 第四章『写真花嫁』──抑圧の観点から強制収容までの日系の歴史を読む 第2部 ウチダの意思を受け継ぐ21 世紀の強制収容物語 第一章ジュリー・オオツカの『天皇が神だったころ』と シンシア・カドハタ『草花とよばれた少女』 ──砂漠表象を「パイオニア」言説から読む 第二章サミラ・アーマドの『強制収容』──イスラム教徒排除への抵抗 第三章カービイ・ラーソンの『ダッシュ』と ロイス・セパバーンの『マンザナの風にのせて』 ──多文化主義児童文学のオーセンティシティの観点から読む あとがき 引用参照文献 索引