著者 : オキシタケヒコ
殺戮因果連鎖憑依体ー。古より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきた脅威を狩る、三つのゲート組織が突如として沈黙した。月に座す異星知性体によって、三体の地上端末すべてが掌握されてしまったのだ。さらに“門部”本部では、阿黍宗佑が第二心臓を埋め込まれ、無敵の刺客として復活しようとしていた。朋之浦結の身柄が彼によって押さえられてしまえば、人類の未来は潰える。断ち切られた希望の糸を繋ぎ直すべく、百刈圭率いる狩人たちはいかに抗うのか。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩。終焉を拒絶する、反撃の第7弾。
殺戮因果連鎖憑依体ー。古来より「鬼」や「悪魔」と呼ばれてきた殺意の媒介者。それを狩るゲート組織の過去には、時空改変システムをもたらした異星知性体の謎が横たわっていた。前途ある若者たちがその解明に挑もうとする中、式務の一員となった百刈圭もまた、鬼狩りの組織が目指すべき新たな標を求め、不死者の首魁“プロフェッサー”が待つ地へと旅立つ。そんな彼らの前に姿を現す、あまりにも巨大な星界の影と、この世の悲痛な真実とは。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩。終わりが始まる、継続の第6弾。
殺戮因果連鎖憑依体ー。遥か古より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきた人類絶滅のプログラム。そんな仇敵に立ち向かうべき狩人たちは、長い歴史の末路に不毛な衝突を繰り返していた。最悪の厄災を生み出す種子となる、白鬼を巡る抗争こそ辛くも終結するも、新たなる鬼の脅威と、時を渡る旅によりこの世にふたり存在することになった乾叶を渦の中心として、傷つき、道を見失っていた狩人たちの運命は大きく動き出す。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩。その新たな章の開幕となる、再起と転換の第5弾。
殺戮因果連鎖憑依体ー。古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれる人類文明の宿敵。それを消滅させる唯一の手段が失われ、世界が破滅へと突き進むなか、最悪の黒い鬼を生み出すことを予言された少女と“門部”の生き残りを、あまりにも邪悪な存在と、数奇な運命に翻弄される狙撃手の少女が追う。積み上がる仲間の死と、『すべてを取り戻せる』という希望の裏に隠された残酷な真相を乗り越え、果たして逃亡者たちは、戦いに終止符を打つ約束の地に辿り着けるのか。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩、希望と慟哭の第四弾。
起死回生の一手。たとえ全てを失っても。 殺戮因果連鎖憑依体ーー 古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきたその存在は、感染する殺意であり、次元の裏側から送り込まれた人類絶滅のプログラム。それを滅ぼす一団であった《門部》は、同じ目的を持ちながらもはるかに巨大なゲート組織ーー《I》なる不死者たちの侵攻によって陥落した。 乾叶と百刈圭をはじめとする数名は、辛くも難を逃れて決死の逃避行を図るが、そんな彼らを狩るべく、かつては同僚であった恐るべき狩人が動き始める。さらにはその裏で、世界そのものが滅亡への歩みを静かに加速し始めてもいた。 強大すぎる敵に対し、《門部》が「負けないため」の作戦ーー秘されたその真意とは何か。そして、進み始めた世界崩壊の真実とは。 人類の世界にこれまで六度、虐殺と大戦争をもたらしてきたという白い鬼を巡る、《門部》、《ゲオルギウス会》、そして《I》という三つのゲート組織の抗争が、ついに佳境の時を迎える。 人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩、悲劇の第三章。『波の手紙が響くとき』でも好評を博す、オキシタケヒコが手がけるSF異能バトルアクションシリーズ第三弾。 イラストは各方面で活躍中のtoi8が担当。
殺戮因果連鎖憑依体ー。古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきた、そんな存在の中でも最悪とされる、虐殺や大戦争を世にもたらすという白い鬼の七体目の憑依者となった少女を保護する“門部”だったが、ある真夏の夜を境に、彼女を取り巻く運命は大きく狂い始めた。情報統制を敷く“門部”式務とそれに抗う離反者たちの思惑がぶつかり合う中、謎に包まれた第三の鬼狩り組織が襲来する。白鬼の少女を守るべく戦う、封伐員たちを待ち受ける恐るべき運命とは。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩、激動の第二章。
殺戮因果連鎖憑依体ー。それは古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきた。鬼狩りの組織“門部”は、古来より改造眼球『天眼』と、時を止める柩『停時フィールド』を武器として鬼を狩り続けてきた。百刈圭と、乾叶ー心に傷を抱えながら戦う二人が遭遇したのは、歴史上たった六体しか現れていない“白鬼”だった。叶の親友に憑依したその鬼を巡り組織が揺れる中、もう一つの組織“ゲオルギウス会”が動き出す。“白鬼”とは何か?二つの組織の衝突の行方は?人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩が、いま語られる。