ラノベむすび | 著者 : 品川宏樹

著者 : 品川宏樹

ケモノガリ 8ケモノガリ 8

出版社

小学館

発売日

2014年6月18日 発売

ジャンル

それでは、旅の終焉を始めよう。 才能は必ずしも発揮しなければいけないわけではない。 爆弾を作る天賦の才があったとしても。爆弾を作れば誰かが傷つくだろう。 人を殺す才能があったとしても。人を殺していいわけでもないはずだ。 なのに、僕は人殺しを選んだ。その時点で、誰が何と言おうと許されない。 罪は背負うと決めていた。その先に何が待っているかも理解していた。 それでも。ケモノを狩るためにケモノガリと成り果てた。 悪を狩るために、悪を許容することを選んだのだ。 正義ではない。正義を掲げるほどに、己の手が綺麗なはずはない。 だが全くもって躊躇いはない。あるのは幾許かの恐怖と高揚感。 様々な苦難を乗り越え、結末が、やっと見えてきた。 決着をつけよう、同じ才を持ちながら異なる道を選んだ者よ。 赤神楼樹は、最後の戦いに挑む。 アスライアとの最終決戦を控えた楼樹は家族の記憶を、友人の記憶を忘れ、人間らしさを捨てていく。そうやって殺すことだけに特化した存在になりながら、楼樹は決死の戦いへと歩を進めるーー。 殺人の才能をもつ少年の物語、ここに終幕! 興奮必死の終焉を見よ!!

天元突破グレンラガン 2天元突破グレンラガン 2

出版社

小学館

発売日

2007年10月18日 発売

ジャンル

大ヒットアニメを小説化、待望の第2部! その男は、欲望に忠実に奔放に生き、仲間を愛して自由を目指し、そして唐突に散ったーーー 「だめだよ……。俺は、アニキにはなれない」リーダーであるカミナを失い、迷走を続けるグレン団のなかで、シモンは自暴自棄になっていた。執拗なまでに獣人たちを憎む彼の心が、螺旋力のバランスを崩す。シモンを乗せたラガンは暴走の果てに谷底へと落ちてゆく。その谷底で、シモンは透き通るような白い肌をした謎の少女・ニアと出会う。「ごきげんよう。あなたはだあれ?」なんと彼女は、人間たちを地下へと追放した螺旋王ロージェノムの娘だった……。 「新世紀エヴァンゲリオン」で知られるGAINAXが総力を結集し制作、テレビ東京系列で放映され大好評を博した話題の合体ロボットアニメ「天元突破グレンラガン」小説版シリーズ、待望の第二巻! 少年からひとりの男へと成長してゆくシモン! アニメでは語られなかった「螺旋王四天王の知られざる心情」もたっぷりと描いた第2部。 劇団☆新幹線の座付き作家としても知られる中島かずき監修のもと、「とある科学の超電磁砲」「BLOOD+」の脚本家としても知られる砂山蔵澄が執筆!

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