著者 : 蝸牛くも
ただの配達。ゴブリンスレイヤーですら、そう思っていた。 牧場の手伝いで配達に出たゴブリンスレイヤーは牛飼娘とともに、ゴブリンの大群に待ち伏せされる。それは、ある祈らぬ者の策謀だった! 一方、ゴブリンスレイヤー不在の一党は、見習聖女の託宣(ハンドアウト)より、雪山を目指すことに。そこは、氷の魔女の統べる永久(とこしえ)の冬の領域だった! 包囲された雪の廃村で、牛飼娘を守り、孤軍奮闘するゴブリンスレイヤー。彼不在の中、女神官は、ゴブリンではない怪物たちの脅威と対峙し、一党の行動を決断していくーー。 「--手は、あります」 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第9弾!
シリーズ累計200万部突破。 TVアニメ「ゴブリンスレイヤー」放送中! ゴブリンスレイヤーの過去編「イヤーワン」第2弾! 「ゴブリンか?」 「残念ながら、不幸にして、幸いなことに、まさしくその通り!」 ゴブリンスレイヤーと呼ばれはじめた青年は、ゴブリンの群を皆殺しにした時に、不思議な灯の輝く指輪を見つける。その鑑定に紹介されたのが街外れに住む偏屈な魔術師ーー孤電の術士だった。彼女はギルドから依頼されている怪物辞典の改稿の仕事の手伝いをゴブリンスレイヤーに頼む。その担当する項目はーー、 「ゴブリンについてか」 孤電の術士とともにゴブリンのことを調査するゴブリンスレイヤーは世界の果てーー暗黒の塔へと辿り着く……。蝸牛くも×足立慎吾が贈る外伝「イヤーワン」第2弾!
姉が姉でなくなってから三日が過ぎた。だから彼は動くことに決めた。 ゴブリンの襲撃で、最愛の姉を、村を喪った少年がいた。 五年後、辺境の街の冒険者ギルドに訪れた少年は冒険者となる。 最下級のクラス、白磁級となった少年は装備を調え、たった一人でゴブリンの巣くう洞窟へと向かうーー。 これは、彼がゴブリンスレイヤーと呼ばれるようになる物語。 大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」の前日譚。 蝸牛くも×足立慎吾が贈る「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」開幕! コミック版「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」もスクウェア・エニックスより同時期発売!
「結婚することになったみたい」 故郷からの報せを受け、そう呟いた妖精弓手。かくして一党は、森人の里に行くこととなった。またその旅には牛飼娘と受付嬢の姿もーー。 一方、ゴブリン退治のおりに発見された石版をゴブリンスレイヤーから託され、剣の乙女は鑑定を行う。 「古い……とても古い文字ですわね」 川を上り、森人の里を目指す一党だが、現るは小鬼の影……。 「鏖殺でなく脱出で宜しいか?」 「宜しいわけがあるものか!」 さらに森人の里には、密林の奥に潜むと言われている、古きものが現れるという事件が起きていたーー。 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第7弾!
「…………取り戻さないと」 「……何を、ですかな」 「すべてを。喪った物を、すべて」 ゴブリン退治から消息を絶った令嬢剣士を探して欲しいーー剣の乙女の依頼を受けて、北方の雪山に向かうゴブリンスレイヤーたち一行。 しかし、襲撃される寒村、謎の礼拝堂、今回のゴブリンの群れに違和感を覚えるゴブリンスレイヤー。 「……学習した、だと?」 仲間の痛手を越えて洞窟探索を終えた一行は、あるものを見つける。 「外なる、智恵の神。覚知神……」 何者かに統率されたゴブリンの巣くう古代の砦にゴブリンスレイヤーたちが挑む! 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第5弾!
「ゴブリンよりは、よほど危険だ。だが魔神どもとは比べるべくもない」 国王署名入りの依頼「悪魔の塔」の討伐に重戦士、槍使い、ゴブリンスレイヤーの三人が挑むーー。 「ね、ぶらぶらしよっか」 ゴブリンスレイヤーのいない休日、牛飼娘は女神官と街を散策するーー。 「見てなさい。私が世界の一つ二つ、救ってあげるから!」 妖精弓手は冒険のない日、受付嬢の提案で、聖騎士を演じるーー。 「森人と一緒に冒険に行けぇ?」 種族を超えた共闘、これは彼と出会う前の三人の冒険ーー。 辺境の街で紡がれる、十の物語。 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第4弾!
「ところで、ほら、えと、明後日、収穫祭が、あるじゃないですかーー予定、空いてますか?」 「……ゴブリン」 「あ、ゴブリン以外です」 秋、辺境の街は収穫祭を間近に控えていた。 そんな中、神殿の仕事で忙しそうな女神官、ある出来事で拗ねる妖精弓手、祭の準備に参加する鉱人道士、蜥蜴僧侶と、それぞれの日常を過ごす冒険者たち。 そしてゴブリンスレイヤーもまた“日常”を過ごしていたのだが……。 依頼の減るゴブリン退治、現れる三人の来訪者、祭の裏で暗躍する計画とは!? 「素人め、教育してやる」 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第3弾!
「どうか、わたくしどもの街を救っては頂けないでしょうか」 「救えるかどうかは、わからん。だが、ゴブリンどもは殺そう」 ある日、ゴブリンスレイヤー指名の依頼書が冒険者ギルドに届いた。 差出人は水の街ーー辺境一栄える至高神の都の大司教(アークビショップ)だった。 大司教はかつて魔神王を打ち倒した金等級の一人として、剣の乙女と呼ばれる英雄でもあった。 彼女いわく、水の街の中に何故かゴブリンが出るという。 ゴブリンスレイヤーは妖精弓手、女神官、蜥蜴僧侶、鉱人道士とともに水の街の地下迷宮に挑む! 「この小鬼禍は、人為的なものだ」 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第2弾!
「ゴブリン以外に用はない」 これは、小鬼を殺すだけの男が「冒険者」になることを願う物語。 「月刊ビッグガンガン」にてコミカライズ決定!! 「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」 その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。 冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。 彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼 娘。そんな中、彼の噂を聞き、森人(エルフ)の少女が依頼に現れたーー。 圧倒的人気のWeb作品が、ついに書籍化! 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー、開幕!