著者 : sime
聖都で起きたボタクーリの策謀を防いだルシエルは、元凶となる帝国に乗り込むことを決意する。
ネルダールから帰還したルシエルは、そうそうに教会本部の闇、執行部の策謀に巻き込まれてしまうのだがーー。
無実の罪で犯罪奴隷となった姉妹の情報を得たルシエルは、そのあまりの惨状に救うことを決意する。
ドワーフ王国からシュルールに凱旋したルシエル。久しぶりの師匠との特訓で、さらなる高みへと上れるのか!?
皆が六法を使えるなか、収納魔法しか使えないエイルは魔欠落者として蔑まされていた、回復魔法しか使えないルークと出会い、そして伝説のモンスター・フェンリルのブルーを仲間とした。ルークたちとともに魔欠落者差別のない国づくりを目指すがーー。「小説家になろう」発、異世界ファンタジー待望の第二弾!
司書を勤める孝平は追い詰められていた。図書室だよりへ載せた書評が大炎上、廃刊の危機に晒されたのだ。そこへ当の作家・香耶が学校を訪れる。甘く懐かしい空気を纏う彼女は誰なのか?孝平は徐々に惹かれ始めるが…
百名近い皇子達が覇権を賭けて争う時代に、突如現れた皇子ミロ。行方不明だったはずの彼は妹と婚約者を伴い、貴族と資産家の子息のために創設された帝国学園に入学する。そこは権力と貧富の格差渦巻く帝国の縮図と化していたが、その様々な問題を、剛胆な策略と得体の知れないスペシャリスト達と共に解決してゆくミロ。しかしカリスマも才気も備えたその皇子ミロは、実は偽者だったー!!友の意志を継ぎ皇子となった少年の入れ替わり英雄譚、開幕!
天命、みたいな、仕事って、この世にきっと、あるはずだーー “図書修復家”、それは本を“未来”へと繋ぐ、強く、孤独な職人たち。 就職活動に全敗し、頼みの綱でもあった「LB(リストベース)管理者採用試験」も体調不良による棄権を余儀なくされた千鳥さん。ただ、自分にとっての天職を見つけたいだけなのに……。自分に自信がなく、といって好きなことも思い浮かばず、回復しない体調に苛立ちながら、なやみ、うなだれていた彼女に差し伸べられたのは、人々の羨望を集めた“神の手”を持ちながらも、紙の本が稀少化したこの世界に絶望した、ひとりの“図書修復家”の手だったーー。 “本の未来”が収められた、美しく、不思議な図書館を、紅玉いづきが紡ぐ待望のシリーズ第二弾。 第一話 サエズリ図書館のチドリさん 第二話 サエズリ図書館のチドリさん2 第三話 サエズリ図書館のチドリさん3 第四話 サエズリ図書館のサトミさん
本が手の届かないほど遠くにあると思っていたこと。 本が母と娘を繋ぐ絆であったこと。 本が祖父への畏れであり、忘れ得ぬ思い出であったこと。 そして、強すぎる願いゆえに、たった一冊の本すら手放せないこと。 そこにあるすべての本には数え切れない“想い”があり、そこに集うすべての読者にはその数だけの“物語”があった。 さえずり町のサエズリ図書館。 それは本の“未来”が収められた、美しく、不思議な図書館。 紅玉いづきが詠う、すべての書物への未来譚(ラブソング)--。 あなたにとっての大切な一冊は、きっとここでみつかる。