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乙女ゲームのストーリー開始“前”の世界に転生し、侍女として働くユリア。 公務を終えて、いつもの日常が戻ってくる中、前々から相談していたアルダールとの旅行の予定も決まり、バウム伯爵領にある彼が育った別邸を紹介したいと言われる。 しかし、旅行へ向かう直前にアルダールの父であるバウム伯爵からの呼び出しを受け、 ミュリエッタとアルダールが面会していたということを聞かされ……!? (いやいや落ち着きなさい、ユリア。こういう時こそ冷静にならねば……!!) 有能侍女のおしごとファンタジー第十一弾、ここに開幕!
病蔓延フラグを叩き折るため奮闘するローゼマリー。 しかし恐れていたフラグがついに発生し、一刻を争う状況に。 一方その頃、流行り病について隣国で調査を進めるローゼの弟・ヨハン。 病が蔓延する村で目の当たりにした現実に絶望しかけたとき、 奇跡が舞い降りて…? 今は見えずとも、オレの希望の光は決して消えない 頑張り屋王女の全力奮闘記、激動の第9巻!
個性豊かな聖獣たちと旅を続けるティーゴは、鉱山の街へと到着した。しかし、どうも街に活気がない。悪徳領主に支配されたその街では、人々が貧しい暮らしを余儀なくされていたのだ。ティーゴたちはその街の暮らしを良くしようと、地下に流れる源泉を利用した施設ーーその名も「湯屋」の建設を思いつく。元落ちこぼれテイマーのもふもふ無双譚、文庫化第3弾!
レクスは魔法の公式や剣術を問われる学園の期末テスト、親友の家での幽霊退治、ゴーレムドラゴン製作など、イベント盛りだくさんな魔法学園ライフを大満喫していた。しかし、とあるきっかけで故郷の村が大ピンチに陥っていると知る。自分を追放した両親は憎いが、村に残してきた大切な妹のため、レクスは立ち上がる! 無能少年の成り上がり冒険ファンタジー、堂々完結!
邪悪なセクエストロ枢機卿の罠によって放浪の旅に出たユーリは、道中でとある山賊のアジトを壊滅させたことで、周囲の人々から魔王と呼ばれるようになってしまう。だが彼はこの噂を利用して、近隣の国で国民に圧政を敷く悪い王様を成敗することを思いついた。そこでユーリが召喚したのは……なんと、超巨大なゴーレムだった!? 超絶インフレEXPファンタジー、文庫化第3弾!
マイラ王妃から絶大な信頼を集める王妃付き筆頭侍女のマーシャ。王妃の推薦とクワンダ国女王の指名を受け、特例親善大使としてクワンダ国へ留学が決定。だが向かう途中に襲撃を受け、一行とは離れ離れに。騎士キースに助けられたものの、理想のマーシャ像を押し付けられ大迷惑。さらに呪われた廃村での作戦会議が!?「呪い」なんて馬鹿馬鹿しい!そう思ったマーシャだがー!?
後宮に巣くう怨霊退治に乗り出す呪われ皇子と、死を振りまくと言われる緋目を持つ娘の運命は? 死を振りまく呪いの緋目を持つ、清香茶館の娘・朱梨は父と母、兄を目のせいで亡くしたと思い込んでいた。せめて茶館は守ろうとするも、養父に店を取られ、給金目当てに後宮に行かされる。朱梨は幻国の第一皇子・伯飛の前で茶を入れるが、傑女には選ばれなかった。が、その後、伯飛に茶を入れてほしいと言われて仮初めの妻になり、皇子のある秘密を知ってしまいーー。 中華風転生後宮ファンタジー! ■著者プロフィール 鳩見すた(はとみ・すた) 第21回電撃小説大賞《大賞》を受賞してデビュー。『アリクイのいんぼう』(KADOKAWA)や『こぐまねこ軒』(マイナビ出版)など、動物を中心としたあたたかい物語が読者の支持を受けている。近年は『水の後宮』シリーズ(KADOKAWA)などの中華風ファンタジー作品も手掛ける。
【少年泉鏡花が、怪異の謎を解き明かす】 時は明治、古都・金沢で過ごす変わり者の美少年・泉鏡太郎。(のちの泉鏡花) おばけ好きな鏡太郎は、人力車夫の義信とともに怪異の噂を調べに行く。 魚の化生ではないかと噂される陸軍少佐夫人、神隠しから帰って来た医者の息子、義信が目撃した河童……など、不思議な噂たちの真相とは……? そして、ある日、火にまつわる奇妙な噂が、金沢を揺るがす大事件へと発展していくーー! 泉鏡花作品を知っている人も知らない人も楽しめる、 大好評の明治怪奇ミステリー、第2弾!
ーー僕の命は、あと一年。 365日。 君が残した言葉のすべてが、僕に恋の色を教えてくれた。 幼馴染の和泉楓との別れを経験し、毎日を無気力に生きる僕、大野夕吾はあるとき無彩病を発症する。無彩病とは色彩が失われ、やがて死に至る病だが、僕は生まれつき色が見えないため、死ぬまでに一色ずつ見える色が増えていく。残された365日で、僕は楓が遺した「死ぬまでにやりたいことリスト」を1つずつ叶えることに。やがて視界の全てが色づいたときーー? 衝撃のラストに切なく温かく心が震える! 読後、見慣れた景色が鮮やかに輝き出す、最高のラブストーリー! 「僕と君の365日」シリーズ最新作。 ■著者プロフィール 優衣羽(ゆいは) 神奈川県出身。白いパーカーを汚すのが得意。2018年ピュアフル小説大賞にて最終候補となり、「僕と君の365日」(ポプラ社)でデビュー。近著に「僕は、さよならの先で君を待つ」などがある。
【祓える】教授兼幻想作家・雪代先生と【視える】男子大学生・椎奈君のバディによる、民俗学ホラーミステリ! 雪代宗司は星奈多大学文学部の客員教授であると同時に、雪白夕顔の名で活動する幻想文学作家でもある。そして、雪代の一族は異形のモノを祓うことを生業としており、宗司は怪異に関する話を仕入れると、現地へ赴き、浄化の儀式をおこなう。その際に手に入れたケガレを用いて物語を記していた。 宇佐見椎奈は星奈多大学文学部一年生で、宗司の作家アシスタントをしている。なぜなら、彼は過去のある事件がきっかけで異形のものが【視える】からだ。 ある日、椎奈はサークルの先輩からいわくつきの事故物件「六角屋敷」にまつわる噂を聞く。六角屋敷では小学生の女の子が行方不明になり、その後両親が相次いで亡くなり、新たに住んだ家族にも怪奇現象が起こり、すっかり幽霊屋敷となっているらしい。噂の真相を調べに、宗司と椎奈は六角屋敷に向かうが、次々に恐ろしいことが起こることにーー! 衝撃の結末に驚愕!民俗学ホラーミステリー、開幕。
日本に取り残されたラヴィアと離ればなれになったヒカルは、ソアールネイ=サークをつかまえて「世界を渡る術」がまた使えるようになるよう要請するつもりだった。だが彼女のいる「ルネイアース大迷宮」は空へと浮かび上がり、ヒカルは大迷宮に侵入する手段を求めてポーンソニア王国へと戻った。一方、ラヴィアは「世界を渡る術」のための魔力結晶を手に入れたのだが、騒音が大きいこの魔術を実行できる場所を探していた。新聞記者の日野に相談すると、彼が手配してくれたのは国立大学の研究施設だった。ラヴィアと「世界を渡る術」の存在を科学者たちに知られることになってしまうが、ラヴィアはにとってはヒカルと再会すること以外に重要なことはなかった。
現代日本の女子高校生、いわゆる「ギャル」として生きて来たキララは、ある日突然異世界の「出来損ない令嬢」チェルシーになってしまっていた。貴族社会の常識も知らなければ異世界転生のお約束も分からない、更に妹ジェニファーの策略で味方もいない、という絶望的な立場のキララ=チェルシーは、それでも何とか状況を打開すべく、行動を開始する。厳格なことで有名な家庭教師に教えを請い、持ち前のガッツで指導を乗り越えたチェルシーの社交界での評価はうなぎのぼり、王太子バレンティノや公爵令嬢スサナといった人脈も増えて……
王太子に婚約破棄され、その衝撃で前世を思い出したクリスティーナ。記憶によると、ここは乙女ゲームの世界で自分は悪役令嬢だった!? ゲームのシナリオ通り、王太子をはじめとする攻略対象たちとゲームのヒロインはクリスティーナを貶めようとするが、彼女に大人しく彼らに頭を垂れるつもりはない。クリスティーナは自分を高め続け、その姿を見た周囲の人が少しずつ味方になり始める。特に若き辺境伯・フリードは彼女にベタ惚れで、周囲に溺愛を隠さなくなっていた。一方、彼女に計画を崩された王太子達は自滅していきーー!?
「貴方のことが大好きでした」--元婚約者から届いた手紙に書かれた言葉を、王子は信じられずにいた。王子アルベルトにとって婚約者シェルニアは、王妃の座にしか興味のない冷淡な女だった。けれど彼女は他の女性を愛しはじめたアルベルトへの想いに苦しみ、自ら望んで記憶を失い、彼の前から姿を消すことにしたのだという。残されたアルベルトは新たな婚約者を迎える条件として、辺境への赴任を命じられる。過酷な環境で仕事に打ち込む彼が出会ったのは、消えたはずのシェルニアとそっくりな盲目の少女、レインだった。そしてアルベルトは、自らの想いと向き合うことになるのだが……。これは愚かで美しい、恋の物語。
冤罪により婚約を破棄され、国外追放となった聖女マーガレット。「このまま追放を受け入れてもいいですが……よし、やってやりましょう。えいっ!」--地味に腹を立てたマーガレットは、これまで自分が維持してきた国の結界を破り捨て、その魔力を吸収。その後、偶然出会った魔狼のフェン、悪魔のアーさんとともに、国から遠く離れた場所でスローライフをエンジョイすることにした。すると、あれよあれよと仲間が集まり、そこは人間、エルフ、悪魔、魔族、魔虫などが楽しく暮らす不思議な空間に。一方、結界を失い魔界からの襲撃を頻繁に受けるようになった国は、マーガレットを恨み、彼女を滅ぼそうとあの手この手を尽くして……
公爵令嬢のリリーシャは国の第一王子ルドゥーベルの婚約者。十年もの長きにわたって厳しい王太子妃、王妃教育を受けてきた。ある日王子から、自分は平民の女性と「真実の愛」を育み、リリーシャはその愛を阻む悪役令嬢だと一方的に婚約破棄される。さらに側妃として、公務を全面的に支えろと言われる。悪役令嬢のつもりなどなく、側妃なんてごめんだと、王子の前から姿を消すことを決意するリリーシャ。そんな折、泣きながら丘で夕日を見ていた彼女は、ある青年に声をかけられる。丘で会うたび何気ない会話を交わし、そっと気持ちに寄り添ってくれる青年に、リリーシャは少しずつ心を許し始めて……!?
貴族子女が通うマグノリア学園へ編入することになったミリィ。友達作りへの期待に胸を膨らませるミリィだったけど、編入試験で超優秀な成績をたたき出したミリィへの風当たりは強くて……。身に覚えのない嫌がらせを受ける中、図書室で出会った少女・クロエと交流を深めるミリィだったけどーー。波乱の学園生活をおくるミリィの前に頼もしい味方も登場! 命の恩人であるミリィを慕う従者たちに、チートで孵した恐竜まで!? ダルディエ公爵家に仮住まいすることになったラウ公爵家の長男・ルーカスとも仲良くなったけれど、二人の様子を見た皇太子・カイルの気持ちは穏やかではなくて……
愚かな国王ランドルフによって、廃妃にされたクリスティーナ。 実家に帰り、せめて心を休めたい…… そう思っていたのに、実家でも廃妃にされたことを責められるばかり。 一生懸命やってきたのに、どうすればよかったの!? 努力を認めず自分の都合を押し付けてくる家族、 自分の功績をすべてなかったことにする国王。 その全員を捨てることにしたクリスティーナは、 ランドルフを国王から引きずり下ろすために、国王に並ぶ権力を持つ辺境伯領へ向かうことに。 さて辺境伯領では今までの努力を認められ、順風満帆と思っていたら ランドルフが必死に追いすがってきてーー!? 窮屈な人生から飛び出して、新天地から輝く人生始めます! 最高にスッキリする逆転劇、ここに開幕!