出版社 : KADOKAWA
最強の聖女だったにもかかわらず、 とある事情により異端として王都から追放されてしまった聖女・ティア。 彼女は落ちこぼれだった聖女候補3人の先生になったがーー 「先生、王都に竜で飛んで行ったら問題になります!」 「どうかしてるのは先生よッ!! 今のは一体何なの!?」 「私も最強を目指したくなっちゃいました。指導してくださいね、先生?」 ティアによる聖女魔法を”組み合わせる”技で、 作物の超速育成や竜の飼育、 一騎当千の戦闘に至るまで桁違いの指導が連発。 「私の全力で、貴方たちを導きます」 規格外な聖女先生を慕う少女たちは、 国さえも驚く最強聖女へと成長していく! 『転生王女と天才令嬢の魔法革命』 コンビによる 『聖女』×『教官』ガールズファンタジー、登場!
世界は痛みに満ちている。大戦終結直後、ディン共和国のスラム街にある噂が流れていた。曰く、軍を襲撃しては食料を奪い続けた怪物がいると。その姿を目にした者は誰一人おらず、人々は恐怖と崇拝を込めてそれを『塵の王』と呼んでいた。 噂を追い、単身スラムに乗り込んだギード。彼が目にした怪物の正体ーーそれは、まだ年端も行かない少年だった。後に”クラウス”と名付けられるその子どもに、ギードは告げる。 「--『焔』に来い。そこが、お前が生きるべき場所だ」 これは過去と現在を繋ぐ物語。やがて世界最強へと至る少年は、まだスパイがなにかも分かってはいない。
次元空間から数多の世界を襲い続けた《侵略者》を駆逐し、新たな力を獲得して凱旋を遂げた天上優夜。そんな中、優夜の仲間たちが危機に瀕しているという、驚愕の凶報が届きーー。 異世界では、本来は人類を守護する『聖』を冠する者たちが“全人類の管理”を掲げ、蹂躙を始めていた。神の力をも身に宿して暴走する『聖』たちを、現実世界の高校生が断罪する! その裏で……優夜の家の物置部屋にあった謎の棺から目醒めた少女・サーラ。彼女はかつて地球を脅かした神々と戦っていたというがーーまたもや優夜が波乱に巻き込まれる予感……!! 超常の存在との連戦に挑む優夜が辿り着く到達点とはーー。
西暦一九〇六年。夏目漱石、作家の自由を脅かす政府に反逆。 西暦一九一〇年。夏目漱石、暗殺。 西暦一九一一年。夏目漱石、樋口一葉の身体にて蘇生。 「--彼女の肉体に、俺の脳を移植したのか」 森鴎外による禁忌の医術を受け夏目漱石は樋口一葉の身体で蘇った。それは帝都に渦巻く闇との戦いの再開を意味していた。 誰が自分を殺したのか。どうして鴎外は漱石を蘇らせたのか。そして作家をつけ狙う殺人鬼『ブレインイーター』の正体とは。 様々な謎が見え隠れする中、漱石の協力者の筈だった野口英世が独自の思惑で動き出しーー文豪バトルファンタジー開幕。
実力がバレた天才魔導士ガイカク。 自称助手のエルフやら重装兵の女オーガやらを従えて大活躍した結果、 最強の女騎士の試練を超え、彼らは奇術騎士団として正式に認められた。 (助手:先生のお陰で、国中の誰もが私たちを羨んでいます!) 工兵、女ドワーフを配下に加え、技術&戦術無双が加速し、 ガイカクのハーレムもさらに充実。 そんな奇術騎士団に舞い込んだ依頼は、 ソシエを捨てた故郷、エルフの森の救援だった。 (助手:今更頼ってきてももう遅い! と思いましたけど、先生が言うなら助けてあげます……) ガイカクの頭脳VS過去最難任務、奇術騎士団の死闘の行方は!?
「--可愛がってね、お兄ちゃん!」 父との不仲で家出した俺、鷹戸流稀を拾ったのは、同級生の加古川青緒だった。 そんな青緒と俺が交わした『契約』は……彼女の家族になって、一緒に暮らすこと!? 「お兄ちゃん。誰もいないから、充電さーせてっ!」 学校では優等生の青緒が、家では『兄』の俺にめちゃくちゃ甘えてくる!? さらに、いつもは気だるげだけど本当は背伸びしたい青緒の妹・絆菜。青緒の従姉で学校でも人気の先生・ゆかり。 加古川家の美少女三姉妹から、徐々に可愛がられて……不思議な関係だけど、毎日ドキドキと楽しいことばかり!? 『家族』になって、恋が始まる。ハートフル同居ラブコメ!
1巻発売直後から大人気・連続重版達成! コミカライズも決定! ーーーー 双子の美少女同級生・千影と光莉。 勘違いから始まった同時恋人関係は、俺たちだけの秘密のはずだけど…… 「ねー、腕を組むのはギリOK?」 「ひーちゃん、ズルい! 校内でもイチャイチャできる場所見つけたから私も……!」 どっちも距離感バグって、学校でも急接近すぎ!? そんな俺たちの仲を怪しむ、新聞部の女子たち。 光莉と縁があり、スキャンダルを狙う彼女たちを抑えるため立ち回ったら…… 新聞部からも信頼されて、光莉や千影を部活のなかでサポートすることに。 取材目的に千影と光莉が俺の家にやってきたり、3人だけの隠しスポットを見つけたり!? 双子と一緒に部活もデートも、両取り学校生活を目指せ! 甘さも楽しさも2倍以上。ハートフル三角関係ラブコメ2巻! ーーーーーーー CV:青山吉能・田中美海のPV公開中! 公式X(@jitsuimo)稼働中!
■□■ 大重版が続く超人気シリーズ、待望の6巻! ■□■ 珠(たま)を守るため自らを封じた銀市(ぎんいち)。彼を救うべく、珠は命を賭けて封印に入り込む。刻限は彼女を守る"髪飾り"の牡丹の花が散りきるまでーー。 しかし、封印の中で再会した銀市は記憶を失い、珠を「知らない」と言い放つ。珠はそこで、人を拒絶していた遠い過去の銀市を知ることに。それでも一心に彼のことを想い……。一方の銀市も、見知らぬはずの少女・珠に記憶を揺さぶられ、どうしようもなく彼女に心寄せてしまう己に戸惑っていた。 刻々と時が迫るなか、封印の内側では、銀市の人生の岐路(きろ)となった江戸の大火事件が再現され……? ■□■ 登場人物紹介 ■□■ 上古 珠(かみこ たま)--数えで16歳となる小柄な少女。銀市に助けられ、雇用される。 古瀬銀市 (ふるせぎんいち)--外見は20代後半の青年。寒空に放り出された珠を拾い、見守る。 瑠璃子(るりこ)--ボブカットの美女。カフェーで働いているモダンガールだが、その正体は……。 御堂智弘(みどうともひろ)--眼鏡をした、三十代半ばの黒髪黒目の軍人。銀市と付き合いがあるようなのだが……。 序章 哀切乙女のできること 第一章 春愁乙女と龍の邂逅 第二章 清夏乙女と夜花火の哀惜 第三章 乙女、秋立つ 第四章 牡丹乙女はほころぶ 終章 乙女と龍の春隣 あとがき
大国ドルマンの第一王女ジョジュは王位継承争いに敗れ、継母殺しを企てた悪女と汚名を着せられてしまう。さらに国を追放され、辺境の小国ロニーノへ嫁ぐことに。失意のジョジュを迎えたのは冷酷無慈悲と噂のエミリオン王だった。 「愛を求めるな」と言ったエミリオンだが、敵ばかりの祖国とは違いジョジュを公正に扱ってくれた。ジョジュは生来の聡明さを取り戻し、若き王に反発する者の陰謀が渦巻く王宮で味方を増やしていく。凛とした姿は頑ななエミリオンを変え、二人は次第に心を通わせるが、元王妃候補の令嬢が現れーー。 ==人物紹介== ○ジョジュ ドルマン王国第一王女。 将来女王となるべく学んできた。 王位継承権を奪われ絶望していたが、エミリオンと過ごすうちに気力を取り戻していく。 ○エミリオン 前国王夫妻が事故死したため、若くしてロニーノの国王となった。 大国と渡り合う力をつけるために改革を推し進めており、「冷酷無慈悲」と恐れられている。 第一章 全てから裏切られた王女 第二章 愛のない結婚式 第三章 真夜中の襲来 第四章 不必要な資金 第五章 中心都市プルペの視察 第六章 あきらめられない女 第七章 離宮テオフィロス 第八章 月夜の舞踏会 第九章 犬ぞりレース 第十章 氷城の裁判 第十一章 戴冠式
鬼を封じる「守り姫」として、星護神社に迎えられた透子。穏やかな年末、同居する千尋との距離もさらに縮まる。ところが、年始早々透子は神坂本家での修業を命じられてしまう。心配した千尋は傍で透子を守ると宣言する。 早速、千尋に心を寄せる当主の娘・千不由の取り巻きによる嫌がらせが始まる。だが透子は千尋に支えられ、術者の千瑛や千尋の兄・和樹の教えで異能を習得していく。 一方、本家の開かずの蔵。透子への嫉妬を募らせる千不由は禁忌を犯そうとしていた。それは、本家への鬼の襲撃につながってーー。 ===キャラクター紹介=== 芦屋透子 高校2年生。 行方不明の母を捜すためにも、本家で異能の修業をすることに。 引き続き千尋と同居中。 神坂千尋 高校2年生。 異能をもたないことに悩んできたが、式神のだいふくは千尋の中に眠る「力」について、何か知っているようでーー? だいふく 透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。 人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。 プロローグ 第一章 年暮れて 第二章 かみざかい、の人々 第三章 表裏 第四章 虜囚 第五章 擬態 第六章 暴露 エピローグ あとがき
都内美大の映像科に通う芦屋啓介は困っていた。 「写真に男が映る。削除できない」と言う親友の様子がおかしい。 啓介が彼の怪奇現象に巻き込まれそうになった時、日本画科の美しい少女、月浪縁に救われる。 縁には「絵に描いた人間に怪奇現象が起こると絵に異変が現れる」という特殊能力があった。 それを生かして人助けをする彼女に啓介は手伝いを申し出る。 そして啓介は縁を中心に巻き起こる不可思議な世界を知っていきーー。 「君にも語るべき怪談があるはずだ」 美大の怪談は、おもしろい。 「第一章 ドッペルゲンガー」 「第二章 仮面」 「第三章 コレクション」 「第四章 麒麟の筆」 「エピローグ」
私は、過去を変える。 それがたとえーー許されないことだとしても。 付き合っていた少年・新から、突然別れを告げられた少女・旭。 思い出を引きずったまま高校生になったある日、新が病死したという知らせを受ける。 彼がつけていた日記帳を受け取った旭は、その日記に書かれた驚くべき【秘密】を知ってしまう。 「何度でもーー何度でも、新に、大好きだよって伝えたい」 旭はそう願うが、それはとても不幸せで、幸せな【初恋のやり直し】のはじまりだったーー。 カクヨムWeb小説コンテスト受賞の大ヒット作品が、遂に文庫化。号泣必至のラブストーリー。 プロローグ・・・5 第一章・・・15 第二章・・・103 第三章・・・229 第四章・・・311 エピローグ・・・391
稀少薬『ノア』の真相を突き止め、積年の思いを晴らしたフェリア。 次なる難題は、公爵令嬢サブリナと騎士ビンズーー身分違いの二人をどう婚約させるかということ。 しかし草原の国モディの跡目争いに巻き込まれ、サブリナが王子たちに狙われてしまう! 忠臣のためにフェリアとマクロンが取った策とは!? 成り上がり王妃の爽快★邁進劇、【終幕】!!
悪役令嬢シンシアに転生した私。 しかもヒロインは私の婚約者を狙っているらしい。 それならサクッとお別れして新しい婚約者を見つけます! あら、悪役令息と言われたヤンデレキャラのシライヤ(公爵家の三男)、実はいいのでは? いや、かなりいい! 「私、あなたと結婚がしたい!」 悪役令嬢の愛が悪役令息を救う!? 逆シンデレラストーリー開幕!
グラキエスによる全有機生物の全滅という人類存亡の危機を前に、ADEMはフリーダムを配下に収めシベリアへと向かわせていた。 シベリアでは、あきら率いるLC部隊とロシア軍の作戦指揮全権を由宇が持つことになった。自らの能力を解放すると決心した由宇は周囲の想像を遥かに超える戦術を展開し、戦況を優勢に持ち込み始める。 一方、闘真は巨大な脳を前に、自分が置かれている状況を把握できずにいた。その時、目の前に峰島勇次郎が現れ、謎めいた言葉で闘真に語りかける。闘真は己の禍神の血を御し、絶対的当主である不坐に抗うことができるのかーー。 一章 贈り物 二章 Siberia 4 三章 禍神の血 エピローグ
『九校フェス』。九つの魔法科高校による合同文化祭だ。夏休みが明けた第一高校は目前に控えるこのビッグイベントに浮き足立っていた。 だが、九校フェス以外にも茉莉花を悩ませる問題が。生徒会選挙によって新たな生徒会長となったアリサの義兄・十文字勇人が、アリサに新生徒会へ入るように依頼してきたのだ。 生徒会役員と風紀委員の兼任はできないため、風紀委員の茉莉花はアリサと離れ離れになってしまい……。 少女は悩みを抱えたまま、九校フェスが幕を開けるーー。
ロシアで再会した闘真と由宇だったが、闘真は鳴神尊の封印を壊し、禍神の血は解放され完全に目覚めてしまう。出生の謎も、禍神の血と峰島勇次郎との因縁も明かされた今、闘真の存在は世界を壊しかねなかった。それでも由宇は闘真と一緒に歩める道を示そうとし、二人は新たな絆を手にする。麻耶や勝司はこれからの真目家の在り方を模索し、ADEMはグラキエス殲滅作戦を実行するために国際社会で戦う。そんな中、すべてを超越する存在、峰島勇次郎の実験が、いよいよ始まろうとしていた。禍神の血と、もう一人の自分に向き合う闘真。そして、父との関係に決着をつけようとする由宇。二人が選んだ結末の先にあるものはー。電撃が贈るレジェンド・ハードアクション、ここに堂々完結!
冥界門の消滅から三年を経て、崩壊を免れた世界は緩やかな復興を続けていた。世界龍の力を手に入れたヤヒロと彩葉は現在も行方不明のまま。 そんな中、ギャルリー・ベリトは、消えたはずの魍獣が再び出現したという情報を入手する。 そのころ南国の名もない島に隠れ住み、スローライフを送っていたヤヒロと彩葉のもとに、謎の少女エリが流れ着く。 なぜか彩葉を警戒しつつ、ヤヒロの正体と世界の真実を知っているエリ。そんな彼女を襲ってきたのは、魍獣とは異なる新たな怪物“無名天使”だったーー! 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、第六巻! 序幕 Prologue 第一幕 アイランド・イン・ザ・サン 第二幕 エンジェル・ウィズ・ノー・ネイム 第三幕 オルタナティブ・ラザルス 第四幕 アポカリプス 終幕 Epilogue
地獄のような光景が、『ほうかご』に広がるーー。 瀬戸イルマには、勇気がない。 臆病がゆえに『ほうかごがかり』になってから、一度も自分の担当している『無名不思議』がいる部屋に足を踏み入れていないイルマ。 「お願い、『ムラサキカガミ』の絵を描いてください!」 そう彼女から代理で『記録』を頼まれた二森啓が返した答えは、あまりにも思いがけないものだった。それが、完全に自分の命にかかわることとわかっているはずなのにーー。 『ほうかご』を受け入れて協力し合う者たち、臆病で弱くて卑怯な者、自己犠牲的な者。極限状態に置かれた子供たちが見せる強さと弱さ。 鬼才が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2巻。 五話 六話 七話
そこは「神別れの山脈」によって二分される大陸。東に人間が属するワウリ界、亜人が属するネクル界。長きにわたって断絶していた両者だったが、ある頃より“聖戦”を掲げた軍事侵攻によって衝突が繰り広げられる。そして多くの戦士たちが戦火の中で活躍し、非業の死を遂げていった。 “聖戦”の初期戦端を切り開いた、竜騎兵バラド。最強の暗殺者として恐れられ、人間軍の侵攻を押しとどめた猫人ニャメ。歴史に残る一騎打ちで知られる人間軍の筆頭戦士ニモルドと、亜人軍の武者・犬人ニスリーン。歴史を揺るがした将軍、冒険家、発明家、大神官や、戦火に引き裂かれた恋人たち。そしてたった一人の反乱軍から皇帝にまで上り詰めた亜人の姫・イリミアーシェ。複雑に絡み合う運命の中で、やがて星座として祀り上げられる英雄たちの生と死とともに人間と亜人の歴史を描く、一大叙事詩。