出版社 : KADOKAWA
稀少薬『ノア』の真相を突き止め、積年の思いを晴らしたフェリア。 次なる難題は、公爵令嬢サブリナと騎士ビンズーー身分違いの二人をどう婚約させるかということ。 しかし草原の国モディの跡目争いに巻き込まれ、サブリナが王子たちに狙われてしまう! 忠臣のためにフェリアとマクロンが取った策とは!? 成り上がり王妃の爽快★邁進劇、【終幕】!!
悪役令嬢シンシアに転生した私。 しかもヒロインは私の婚約者を狙っているらしい。 それならサクッとお別れして新しい婚約者を見つけます! あら、悪役令息と言われたヤンデレキャラのシライヤ(公爵家の三男)、実はいいのでは? いや、かなりいい! 「私、あなたと結婚がしたい!」 悪役令嬢の愛が悪役令息を救う!? 逆シンデレラストーリー開幕!
グラキエスによる全有機生物の全滅という人類存亡の危機を前に、ADEMはフリーダムを配下に収めシベリアへと向かわせていた。 シベリアでは、あきら率いるLC部隊とロシア軍の作戦指揮全権を由宇が持つことになった。自らの能力を解放すると決心した由宇は周囲の想像を遥かに超える戦術を展開し、戦況を優勢に持ち込み始める。 一方、闘真は巨大な脳を前に、自分が置かれている状況を把握できずにいた。その時、目の前に峰島勇次郎が現れ、謎めいた言葉で闘真に語りかける。闘真は己の禍神の血を御し、絶対的当主である不坐に抗うことができるのかーー。 一章 贈り物 二章 Siberia 4 三章 禍神の血 エピローグ
『九校フェス』。九つの魔法科高校による合同文化祭だ。夏休みが明けた第一高校は目前に控えるこのビッグイベントに浮き足立っていた。 だが、九校フェス以外にも茉莉花を悩ませる問題が。生徒会選挙によって新たな生徒会長となったアリサの義兄・十文字勇人が、アリサに新生徒会へ入るように依頼してきたのだ。 生徒会役員と風紀委員の兼任はできないため、風紀委員の茉莉花はアリサと離れ離れになってしまい……。 少女は悩みを抱えたまま、九校フェスが幕を開けるーー。
ロシアで再会した闘真と由宇だったが、闘真は鳴神尊の封印を壊し、禍神の血は解放され完全に目覚めてしまう。出生の謎も、禍神の血と峰島勇次郎との因縁も明かされた今、闘真の存在は世界を壊しかねなかった。それでも由宇は闘真と一緒に歩める道を示そうとし、二人は新たな絆を手にする。麻耶や勝司はこれからの真目家の在り方を模索し、ADEMはグラキエス殲滅作戦を実行するために国際社会で戦う。 そんな中、すべてを超越する存在、峰島勇次郎の実験が、いよいよ始まろうとしていた。禍神の血と、もう一人の自分に向き合う闘真。そして、父との関係に決着をつけようとする由宇。二人が選んだ結末の先にあるものはーー。 電撃が贈るレジェンド・ハードアクション、ここに堂々完結! プロローグ 一章 グラキエス殲滅 二章 観測 三章 峰島勇次郎 エピローグ
冥界門の消滅から三年を経て、崩壊を免れた世界は緩やかな復興を続けていた。世界龍の力を手に入れたヤヒロと彩葉は現在も行方不明のまま。 そんな中、ギャルリー・ベリトは、消えたはずの魍獣が再び出現したという情報を入手する。 そのころ南国の名もない島に隠れ住み、スローライフを送っていたヤヒロと彩葉のもとに、謎の少女エリが流れ着く。 なぜか彩葉を警戒しつつ、ヤヒロの正体と世界の真実を知っているエリ。そんな彼女を襲ってきたのは、魍獣とは異なる新たな怪物“無名天使”だったーー! 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、第六巻! 序幕 Prologue 第一幕 アイランド・イン・ザ・サン 第二幕 エンジェル・ウィズ・ノー・ネイム 第三幕 オルタナティブ・ラザルス 第四幕 アポカリプス 終幕 Epilogue
地獄のような光景が、『ほうかご』に広がるーー。 瀬戸イルマには、勇気がない。 臆病がゆえに『ほうかごがかり』になってから、一度も自分の担当している『無名不思議』がいる部屋に足を踏み入れていないイルマ。 「お願い、『ムラサキカガミ』の絵を描いてください!」 そう彼女から代理で『記録』を頼まれた二森啓が返した答えは、あまりにも思いがけないものだった。それが、完全に自分の命にかかわることとわかっているはずなのにーー。 『ほうかご』を受け入れて協力し合う者たち、臆病で弱くて卑怯な者、自己犠牲的な者。極限状態に置かれた子供たちが見せる強さと弱さ。 鬼才が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2巻。 五話 六話 七話
そこは「神別れの山脈」によって二分される大陸。東に人間が属するワウリ界、亜人が属するネクル界。長きにわたって断絶していた両者だったが、ある頃より“聖戦”を掲げた軍事侵攻によって衝突が繰り広げられる。そして多くの戦士たちが戦火の中で活躍し、非業の死を遂げていった。 “聖戦”の初期戦端を切り開いた、竜騎兵バラド。最強の暗殺者として恐れられ、人間軍の侵攻を押しとどめた猫人ニャメ。歴史に残る一騎打ちで知られる人間軍の筆頭戦士ニモルドと、亜人軍の武者・犬人ニスリーン。歴史を揺るがした将軍、冒険家、発明家、大神官や、戦火に引き裂かれた恋人たち。そしてたった一人の反乱軍から皇帝にまで上り詰めた亜人の姫・イリミアーシェ。複雑に絡み合う運命の中で、やがて星座として祀り上げられる英雄たちの生と死とともに人間と亜人の歴史を描く、一大叙事詩。
気づいたら、もといた世界よりちょっとだけ女性の多い世界に転移していた将人。でも、戸籍もあって、大学にも通えるみたいだし……。女性が少し積極的なだけで、前の世界と変わらないな? そんな甘い考えで生活を始めた彼は知らない。この世界でも変わらず彼が振りまく優しさに、周りの彼女たちがどれだけ救われたのかを。そして、他の女の影が見えた瞬間に目のハイライトが消えるくらい、彼女たちが彼に激重な感情を向け始めたということを……。 これは、普通に生きているだけで無自覚にヒロインたちを恋に落としてしまう主人公が、最終的にちょっと(めっちゃ)愛の重いヒロインたちに“わからせ”られるまでの話であるーー!
夏、それは受験生の合否を分ける大切な時期。召喚禁域魔法学校マレフィキウム合格を目指すヴィオシアも、来る『初夏予備校合同課外授業』に向けて余念がないーーはずなのだが……。 「遠足お泊りひゃっほーッ! 昼は川で水遊び、夜はキャンプ飯。もう机とはおさらばなの!!」 林間学校で向かう彩灼の森の奥にある『女神の泉』には魔女のホウキ、フォーミュラブルームの能力を底上げすることができる力があると言われている。志望校合格のためにホウキの強化は必要不可欠、と家庭教師の妙想は考えている。泉を目指すヴィオシアたちだが、そこに大昔に絶滅したといわれているエルフの影が!?
暮井先生との一件を経て、俺と桐原は一時的に離れはしたが元の“秘密の悪い関係”に戻った。ただ戻っただけじゃなく、互いへの想いをより深める形で。そんなとき、恩人で元カノの高神柚香ーーユズが現れ、家に置いてほしいと頼み込んできて……。 葛藤の末、恩を返すために条件付きで居候を認めるも、ユズはよりを戻そうとあの手この手で誘ってくる。迷いの中で桐原にも相談できず、我慢だけが積み重なっていきーー。 大切だからこそ、悩んで、抱えて、見えなくなる。それでもやっぱり大事にしたくて……。目を覚まし、桐原に解決策として相談したのは、俺と桐原の“同棲”だったーー。
☆☆☆応募総数4467作品の頂点! 第30回電撃小説大賞《大賞》受賞作!☆☆☆ 貴族階級が独占していた魔術が大衆化するとともに、犯罪率が急増。対策として皇国には魔術犯罪捜査局が設立された。 捜査官であるローグは上司ヴェラドンナの策略により〈第六分署〉へと転属。そこは、かつて皇国に災いをもたらした魔女と共に魔術事件を捜査する曰くつきの部署だった。 厄災をもたらすまでの力を有するが故に囚われ、〈首輪〉によって魔力を制限された魔女たち。だが、〈人形鬼〉ミゼリアをはじめ、魔女たちはお構いなしにローグを振り回しーー!? 「どうする、ローグ君? 手段を選ばない方向で検討してみるかい?」 魅力的な相棒(魔女)に翻弄されるファンタジーアクション! プロローグ 一章 魔女に首輪は付けられない 二章 魔女に首輪は似合わない 三章 魔女の首輪は外せない エピローグ
「やっぱりね、温泉が良いと思うの」 天樹錬が決着を付けてから一年。仲間と共に暮らしていたファンメイに対し、奇妙な調査依頼が持ち込まれる。エドと共に正体不明の地下空洞へと踏み込んだ彼女達が目にしたのはーー。 またある時、セラはとある相手にお祝いを贈るため、ディーと共にプレゼントを考えることに。 そしてまた違う場所での話。錬とフィアは旅先でとある親子と出会う。 文庫未収録の短編に書き下ろしを多数加えた、シリーズ初の短編集が登場! フィナーレを迎えようとも、物語は続いていく。これは「終わり」の続きの未来。
ときは文啓三年。 絵画規制に反発する倒幕派『末枯』と警察組織『四季隊』の“画術”による争いが激化していた。 画術とは思い描いた絵を具現化する能力。画術成績はイマイチだが、絵の自由を望み市井の人を守りたいと情熱に燃える探雪は四季隊に入隊する。 しかし相棒になったのはクールで優秀な光起で……。 「俺はひとりでいい。助けが必要なのはお前だけだ」 「僕を相棒だって認めてよ!」 対極バディの幕末画術バトル、開幕! 序章 第一章 ひさかたの 第二章 花さそふ 第三章 もろともに 第四章 君がため あとがき
妖怪、鬼、精霊ーー人ならざる異形についての悩みを解決する祓い屋"如月屋"。 そこで働く朝緒は、新入りの"異形殺し"の青年・逢魔の監視兼補佐役を任されることに! 半異形という秘密をもち、異形との共存を願う朝緒にとって、異形を殺し尽くすために生きる逢魔は天敵。 度々暴走する逢魔に振り回されるがーー 「てめぇには誰一人として殺させねぇ」 相性最悪の二人と個性的な祓い屋たちが織りなす、異形バトルファンタジー! プロローグ 第一章 最悪の出逢い 第二章 逢魔 第三章 魔を追って 第四章 祓い屋と殺し屋 第五章 蝙蝠 第六章 朝緒の時間 エピローグ あとがき
「人類は、《魔王》によって滅ぼされるだろう」 突如、全人類の前に降臨した神はそう告げた。 1ヶ月ほど前から無差別に発生した不審死により、既に八億人もの命が失われていた。《魂魄剥離》と呼ばれるその現象が、あどけない少女にしか見えない《魔王》によるものと神は言う。 厄災を阻止すべく、人類を代表する十人の天使が選出され、《人類》対《魔王》--《聖戦》の火蓋が切られる。 震撼する世界で、ただ独り高坂憂人だけは少女を知っていた。彼女が世界の敵に仕立て上げられ、助けを求め手を伸ばすか弱き存在であるとーー。 ひとりの少女が為、世界に仇なせ。
彰吾が気になっている“タイツの人”=真優と対面し、ライバル心が芽生えた梓とゆいな。 一方で彰吾の恋愛相談から二人の恋心を知る真優は、まずは仲良くなろうとするもーー普段の彰吾との話をするだけで羨ましがられ、嫉妬心が増していき!? 白熱のゲーム対決を通じ、同じ男子を好きな者同士で認め合うも、梓はとある少女の後押しで攻めに転じることにーー? そんな中、彰吾から真優に次なる“相談”が。 いつも世話になっている梓を料理でねぎらいたいという彼を家に招いて、二人きりの料理教室! ……のはずが、なぜか真優の姉・千聖も乱入。奔放な男子キラーっぷりに真優も大慌て!?
「いらっしゃい」「お邪魔します」 すでに慣れたやり取りで桃生の部屋に呼ばれ、いつものよう にペアリングーー恋人じゃない二人の、いつもの日常。 桃生への恋を自覚した実沢、それに気づかないフリをする桃 生。『“好き”になったらおしまい』という約束で始まった関 係の中、二人は矛盾した行動に気付きつつも、もう少しだけ、 もう少しだけーーと結論を先延ばしにする日々を送る。 しかし、運命のクリスマスの日、桃生はある決意を口にする。 「楽しかった。夢みたいに楽しかった。だからーー」 歪な関係から始まった二人の行く先はーー大人ラブコメ3巻!
第二王子ジェイドに婚約破棄を突きつけられた侯爵令嬢エリアナ。 ジェイドは聖女デイジーと結ばれ、エリアナは身に覚えのない悪役令嬢の罪で裁かれ……目を覚ますと三年前に巻き戻っていた。 でも、一度目とどこか違う。何かを忘れている気がする。 エリアナは巻き戻ったことを知る第一王子テオドールと共に、最悪な未来を回避するため動き出す。 今度こそ好きにはさせない。奪われたものを取り戻すのよ。 私のーー命に代えても。 序章 婚約破棄、そして 第一章 やり直しの時間 第二章 色違いの魔法の秘密 第三章 恋愛小説の意味 第四章 聖女の力と戦う覚悟 第五章 悪しき魔 第六章 真実 終章 幸せな物語は続く あとがき
「僕にお嫁さん……竜妃が、できるなんて」 ジェラルドの誕生日会でジルに求婚されたハディス。 ジルに内緒で呟いたことはーー書き下ろし短編「かみさまのおくりもの」。 パーティーでハディスを驚かせようと着飾ったジルだが、ハディスの魅力にやり返されてしまいーー「エンドレス奇襲作戦」。 さらにハディスぐま誕生秘話、ハディスvsロレンスの料理対決など、あの日あの時のジルと仲間たちのエピソード満載な業務日誌! かみさまのおくりもの もう二度と、今度こそ 護衛の仕事 小さな竜妃 参謀、爆誕秘話 軍神令嬢は恋の仕方を模索 いい夜ごはん 豚肉とパイナップルのハーモニー 光の兄 ラーデアのパン屋さん エンドレス奇襲作戦 「大丈夫」あなたの今ならば 「かっこいい」にはまだ早い 「正しい」家族の向こう岸 思いどおりにならない「おかえり」 僕らの家庭は「どうしよう?」 ビリー・サーヴェルの手記 かみさまのおとしもの あとがき