2016年11月発売
セガが放つ、王道本格RPG『チェインクロニクル』公式ノベライズ!義勇軍は3体もの魔神が君臨する黒ノ砦で死闘を繰り広げるーー!
ミャンマー奥地のキャンプ・ハキムで、三〇〇〇人の少年兵たちとともに中国人民解放軍との戦いを続ける元ニート・アラタ。ある日、彼のもとに奇妙な依頼が舞い込んだ。 依頼主である人民解放軍の女将軍・新的(ニタ)が持ちかけてきたのは、アラタが密林を出て国際的な孤立を続ける北朝鮮に渡り、かの国の体制支援を行うことだった。新的はテストと称して密林を切り開く工事を開始し、アラタ離脱の危機に、オマルたち部下は激しく動揺する……。 果たして、部隊はこのまま崩壊してしまうのか? 舞台は密林から極東へーー。新田家の血が、アラタを次なる戦場へと誘う。芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、ここにリブート!
遙か昔ーー、高度な文明を誇ったアトランティス大陸が海没したのち、遺民たちが多島海に散らばり、数多の都市国家を形成していた時代。 都市国家・コフの貴族“黒剣(くろがね)家”に生まれたフランは、奴隷であった母を父に殺され、陰湿な次兄・オウメスからは虐待を受けながら、難民のみを友として不遇に育った。 しかし、勇猛な長兄・トウメスから命じられ、婚姻の使者として赴いた隣市・ヤニアで“小百合(さゆり)家”の二人の姫と出会ったことが、フランの境遇に大きな転機をもたらす。 姉で人馬のイルケと、美しさを謳われる妹のオルドネー。フランが彼女たちとともに歩むことを決めたとき、多島海の歴史は新たな道を辿り始める……。 いま、幾星霜を経て、失われた年代記が再び語られるーー。 『マージナル・オペレーション』『遙か凍土のカナン』のタッグが贈る、超巨弾ファンタジー、ここに開幕!
国内最大級のネット小説コンテスト「ネット小説大賞」受賞作品! 日陰者の貴族レーニエと、叩き上げの軍人ファイザル。エルファラン国最北の地、ノヴァゼムーリャで彼らは出会った。 黒衣に身を包み、仮面で顔を隠す謎めいた新領主レーニエは、何を求めてこの地にやって来たのか? 過去に昏い傷を持つ二人が、美しい北の地でゆっくりと心を通わせていく。 周囲には忠実な家令一家に頑迷で素朴な村人、鍛え抜かれた武官、王族。舞台は四季徒然の北の大地、絢爛たる王宮、そして過酷な戦場へと展開していく。 そんな中で育まれる、レーニエとファイザルの切なくも激しい愛と葛藤。 2016 文野さと/ポニーキャニオン
ある日、比良坂半は旅先で奇妙な空間に迷いこむ。そこで妖の姫と出会い、未知なる食の存在を知る。それからというもの、どうにも変な場所、変な空間に迷いこむ癖ができてしまったようでー。妖姫はそんな青年と行動を共にして、彼を救ったり救わなかったり。そうして青年は、ときどき発作的に訳のわからない食欲を妖姫にもよおしたりもして。「風鈴ライチの音色」「焼き立て琥珀パンの匂い」「ツグミ貝の杯の触り心地」「ホロホロ肉の歯ごたえ」。全四篇からなる幻想的な旅と奇妙な味覚の数々。そして二人の旅はゆるゆると、続くー。
異世界修学旅行、次の舞台は絶海の孤島!? 修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされた沢木浩介たち二年一組の一行は、王女プリシラとともに、異世界での修学旅行を続けながらクラスメートを探し続けていた。 巫女の神託に従い、大海原のど真ん中を目指すことにした一行は、船を手に入れるために港町を訪れた。浩介たちはそこで、エルフが住むという幻の島の噂を耳にする。その島はこの近海にあると昔から伝えられているが、その場所は定かではなく、遭難した船乗りが嵐の中にその影を見たというようなあやふやな噂が伝わっているばかりだった。 「ほーん、これ船が遭難するフラグってやつじゃろ?」 案の定、伝説の島に辿り着いた浩介たちを待ち受けていたのは、ファンタジー感満載のエルフたち……だと思いきや? 「ここがエルフの島?」 「HAHAHA、違いマース。偉大なるユナイテッドステイツオブアメリカデース!」 幻の島を舞台に、浩介たちとプリシラ、島に住むエルフ(?)たち、そして異世界の影で暗躍する生徒会までをも巻き込んだゆるい騒動が幕を開ける! 異世界を漫喫しまくる修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第四弾!
これが正真正銘、最後の『人生』!? これが本当のファイナルアンサー!? 読売中高生新聞で絶賛連載されていた『人生 ぷち』に大幅加筆改稿を加え、川岸殴魚先生&ななせめるち先生のラストかき下ろしが加わった永久保存版!!! 数々のお悩みに自由すぎる回答をかましてきた『人生』もついにフィナーレ! 梨乃に、ふみに、いくみに、第二新聞部の皆に会いにいこう。 人生相談コメディ『人生』、ここに堂々完結!!!!
六花のマガツカミを巡る戦いの終結! 「何度言ったらわかるの? わたしは六花じゃないーー!」 大事にしていたウミネコのサキちゃんに逃げられ、傷心のラティメリア。七日とのやりとりもすれ違う一方で、"六花のマガツカミ"を巡るプロジェクトは最終局面を迎えようとしていた。 祈祷士協会解散を目論むGHQと、「最後の切り札」を楯に祈祷士たちを利用し、自らの悲願を遂げようとする紙燭龍之介。 すべての六花のマガツカミを集め、紙燭龍之介が成し遂げようとしていたことは、過去に囚われたおぞましい計画だったーー。 運命と策謀に導かれ、ついにラティメリアたち「六花のマガツカミ」は集結する。 マガツカミにその身をすべて喰われ、それでも六花が望んだこととは。そして、六花が最後に生んだマガツカミ、ラティメリアの想いは。そして七日はーー。 「決めた。私は、人間を喰うわ」 七日とラティメリアーー人間と喰い神。彼らの戦いは終わり、雪はすべての者に等しく降り続く。 シリーズここに完結!
黒太守ミルザーを倒しアルトゥークを奪還したテオは、連合と同盟の戦争を止めるべく、条約盟主として動き出す。だが、大陸北部では連合と同盟の戦いが本格化していく。連合を覚醒させるべく、テオがとった選択とは?
エクスカリバーを振るい、「斬り姫」と怖れられた存在。それが、紫藤イリナがゼノヴィアという少女と最初に会った時の印象だった。元は教会の聖剣使い、今はどちらもイッセーが好きな2人の出会いが、今明かされる!
≪ベベル≫対≪ミストガン≫の決勝戦。序盤から圧倒的劣勢のE601小隊に対し、ただ見つめるだけのカナタを訝しむエリス達。カナタが狙っているものとはーーすべてに決着が着いたその時、魔砲杖の咆吼が鳴り響く!
“シュピール王国”の一件で心がクラッシュした天道花憐と上原祐は、ゲーム部でただティッシュを頬張る。そして、亜玖璃と絶賛『修羅場』初体験中の雨野景太が語る驚くべき想い。「天道さんが僕に深く幻滅しているようなら…その時は潔く、別れようと思う」壊れかける恋人達の関係。そんなピンチに乗り出したのは、ほとんど外野なのに無駄に主人公体質なあの青年だった!「異議あり!きっとこれはいつもの勘違い的なアレです!」ゲーム部での逆転的裁判を経て、天道が出した結論とは!「雨野君…こんな関係は、終わりにしましょう」
春休み、師弟は豪華列車で旅行中。ただしクーファは竜騎士公爵の影武者として、メリダはメイドとして。いつもと違う立場や旅先での出来事に、2人の心はさざめく。そんな中、列車が公爵を狙う暗殺者に襲撃され……
「知ってる?美闇お姉ちゃん、甘口さんのことが好きだって」病夜宮無闇。保健室の病弱少女・美闇の妹である彼女は、意味深に笑い、そう囁いた。僕の上に、馬乗りになって。人の心を透かす目を持ち、誰よりも美闇を憎んでいる無闇と出会ったのは夏休みのことだった。相変わらず保健室で美闇を構う毎日を過ごす僕は、彼女の別荘への旅行に誘われる。夏の薄着と距離の近さに浮かれる僕だったが、久凪崎先生からー「病夜宮係のお前に頼みがある。無闇の悩みを治してほしい」だけど、心を見せない無闇は近付く人間を全て翻弄して…僕と美闇の互いに隠していた気持ちも、全部筒抜けにされる!?
『戦場に咲く絶炎の華』夜霧舞華。奏汰と運命の出会いを果たしたその少女は、人知れず『影の使徒』と戦い続ける宿命を背負っていたーーって、作品の路線変わってませんか?はい、今回は異能バトルテンプレ展開です。
ゲームシナリオの執筆を通して、英梨々や詩羽との関係を見つめ直してきた倫也。ついにメインヒロイン・加藤恵のシナリオに着手した彼だが、アイデアは湧けど、なぜか筆は進まず……。倫也の心中に、いったい何が!?
平凡な高校生・千潮有斗は、美少女のキスで目覚めた。その少女・カノンは告げる。有斗こそ、災厄より世界を救う救世主であると。そして有斗は知る。この世界が彼の生きた時代より、はるか未来にあるということをーー
不可思議な現象「逆理」が各地で発生する世界。元盗賊のグレイヴは記憶喪失の少女・ミステルと故郷を探す旅をしていた。そんな中、逆理の蒐集を切望する魔術師・ディアが現れーー奇妙な3人の世界を救う旅が始まる。
デュートは世界遺産を巡る旅の最中、不思議で可愛い旅の供を得る。未来からきた天使アンジュ。過去から甦った悪魔イヴリス。正反対な2人との出会いは、デュートの旅、そして世界の運命を大きく変えることになりーー
近未来。地球は正体不明の異星人『敵(エネミーズ)』の前に、絶望的な戦局を強いられていた。“月落下作戦”───。人類滅亡確実と思われた状況から世界を救ったのは、たった一人の少年・神代カイル。“世界最弱の救世主(ミニマム・ワン)”と呼ばれ人類の希望となったその少年は、量子力学による波動関数の収束を利用した、「あらゆる可能性を選び取る力」を持っていたのだ。だが、少年はその日以降、人類の前から姿を消す。 近未来。地球は正体不明の異星人『敵(エネミーズ)』の前に、絶望的な戦局を強いられていた。“月落下作戦”───。人類滅亡確実と思われたその最終局面から世界を救ったのは、たった一人の少年・神代カイルだった。“世界最弱の救世主(ミニマム・ワン)”と呼ばれ人類の希望となったその少年は、量子力学による波動関数の収束を利用した、「あらゆる可能性を選び取る力」を持っていたのだ。だが、少年はその日以降、人類の前から姿を消す。 それから3年。世界に残された唯一の戦闘要塞都市・アラヤシキに、記憶を失ったカイルが姿を現す。彼はギルドレと呼ばれる弱小部隊に所属し、エネミーズに対抗する力を持つ、ドローンパイロットと呼ばれる生体メカ兵器を使う少年少女たちとともに、再び戦いに身を投じることになるが……? 【観測起源】 第1章 【世界最弱の救世主】 第2章 【戦闘都市】 第3章 【兵器】 第4章 【怪物園】 【収束世界】