2017年5月15日発売
南の地の呪いを晴らし、凱旋した葵を待っていたのは、天神屋の温かくも大忙しの日々! 新しいおみやげを考えたり、秋祭りの準備をしたりと奮闘するなか、大旦那様から果物狩り(デート!?)のお誘いを受けて……。
前世で鬼の姫だった茨木真紀。生まれ変わった今は女子高生。浅草あやかしの悩みを聞く傍ら、花火大会に学園祭にと、やり直し人生にはイベントが目白押し! だがそこへ彼女の前世を知った陰陽局の面々も現れて……?
『この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口くん』昭和二十七年。文士・関口巽は刑事・木場、担当編集の桜木とともに、東京を彷徨っていた。巷を騒がす連続神隠し事件。その被害者が消えた跡に、関口初の長編小説「蜃の楼」が残されていたため、犯人探しに巻き込まれたのだ。捜査線上に浮かぶのは、“S”と名乗る黒衣を纏った犯人像。一行は犯人を拿捕すべく、犯行の痕跡を追っていく。空を仰ぐと、視界には、天を衝く長大な鉄塔“スカイツリー”が鎮座してー。薔薇十字叢書随一の奇書、登場。
大学の学食で働く楓は、学内の人気者・朝生くんのマンションに住み込みで、ご飯を作る契約をしている。学業優秀、スポーツ万能、悩み事も優しく引き受ける彼は、まさに完璧だったーーたった一つ、その体重を除いて。
バイト暮らしのしがない小説家の皐月が、毎朝慣れない朝食づくりを頑張るのには、理由がある。兄が遺したちょっとおしゃまな一人娘ミチルと一緒に暮らすようになったから。朝食を一緒に食べると約束したから。しかし、皐月は兄が死んだことをいまだにミチルに伝えられないでいた。ミチルを悲しませたくない気持ちから、皐月は思わず好き嫌いを克服したら兄が帰ってくると嘘をついてしまいー。納豆トースト、にんじんケーキ、きのこたっぷりカレー…。朝ごはんでつながる、半熟家族物語。
「中禅寺……秋彦さん、ですよね?」そう言って中禅寺に手紙を渡した少女が自殺した。中禅寺は自殺の原因と噂され、謎の男からの呼び出しに応じたあと姿を消してしまう。関口は榎木津と共に中禅寺を追うがーー?
売れない舞台役者のレネの部屋に、突如現れた得体の知れない男。鋭い光を持つ瞳に読めない表情。只者とは思えない…が、男を突き飛ばそうとした手がすり抜ける!?そう、男は“苛烈王”と呼ばれ、先日逝去したこの国の王ーヴィリオだったのだ!「僕を生き返らせてほしい。聞かないなら今すぐここでお前を○○して××してやる」…って、この男変態です!!!!!!
過去の出逢いを知り、契約だけの関係からラブラブ夫婦へと激変した“狼侯爵”ウィリアムと“ものぐさ姫”ロザリンド。そこへ狼侯爵そっくりな男の子を連れた美女が現れた!旦那様の隠し子!?ショックを受けたロザリンドが屋敷を飛び出し狼侯爵は大慌て。一方、女王に勧められ学院に戻ったロザリンドは、やけにつっかかってくる少年と、やたら気障な男に出逢い!?
国のため婚約した無能力な王女リュカリスと、天才皇太子のアルトゥール。相変わらず国中の女子からモテモテの男装騎士であるリュカリスに呆れつつも、アルトゥールは自分の中の感情を否定できない。そんな中滞在期間も終え帝国に戻るアルトゥールに、リュカリスがついていくという。ウキウキで土産を考えるリュカリスを待ち受けるのは、全員個性的な皇帝一家で!?
ゴブリン退治から消息を絶った令嬢剣士を探して欲しいー剣の乙女の依頼を受けて、北方の雪山に向かうゴブリンスレイヤーたち一行。しかし、襲撃される寒村、謎の礼拝堂、今回のゴブリンの群れに違和感を覚えるゴブリンスイレヤー。「…学習した、だと?」仲間の痛手を越えて洞窟探索を終えた一行は、あるものを見つける。「外なる、智恵の神。覚知神…」何者かに統率されたゴブリンの巣くう古代の砦にゴブリンスレイヤーたちが挑む!蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第5弾!
「血剣!」「血槍!」「そんな小学生の教科書に載ってる血魔法が通用すると思って?」池田弥彦は、血液を自由自在に操る力“血魔法”を学ぶエリート一貫校、赤百合学園の男子一期生。日本で初めて男にも門戸が開かれたこの女の園に、勇んで入る池田と男子生徒たちだったが、ここはー「男子の皆さん。これから三年間、女子の奴隷になって貰いますわ」「力こそが絶対」の魔窟だった!?学生主席で男子嫌いの藤堂率いる女子たちが仕掛ける幾多の横暴。池田は孤立していた少女・如月灯花と共に一大反抗戦を挑むのだがー!?熱き血潮が弾け飛ぶ、血まみれの青春学園異能バトル、開幕!
「教えてやろう。勉強は最強だ!」異能に目覚めし『覚者』が集まる学園でただ一人、ひたむきに勉強に打ち込む男がいる。その名は神堂学斗。戦闘力至上主義のこの学園では決して評価されない『学業』を極めた学斗は…正に連戦連勝!ゴム手袋で雷撃を阻止し、数学知識でテロ組織をも壊滅!!「って、そんなわけないでしょ!?」勉学知識をちょっぴり過剰に活かせる謎の異能“智の利”を使って、あらゆる魔法も超能力もクールに凌駕していくー。勉強なんかしてなんになるの?誰もが抱いたことのあるそんな疑問をねじ伏せる、知識欲王子の痛快下剋上ゲーム、証明開始!!
「い、いきなり何をするんだ!?」突然カケルにキスされたイリスが頬を真っ赤に染め上げて問い詰める。「わたしはアイギナ王国ー、言わば別の男に嫁ぐ身なのだぞ」消え入りそうなその声は、本人の意思でないことを明確に示していた。当然、カケルはそれをぶっ潰す!破談で強国メルクーリとアイギナを同時に敵に回すことになろうとも、エレノアの想定を遙かに超えて進化した777倍の力でねじ伏せる!!「何度も言わせるな。おれが止めてやると言っただろう?」WEB小説投稿サイト発の大人気チートハーレムストーリー、細腕の美女・豪商デルフィナの過去も明かされる、破竹と期待の第5弾!
「わたしは負けないわ。あなたたちを倒して、復讐ーソウ!フクシュウ!」「教皇の様子が何かおかしい…!?」“時空転移装置”により、愛する者への帰還と人類への復讐を果たそうとしたセリヴィア。しかし過度にエナジーを取り込んだ結果、全身を巡るヴァリアントウイルスが『暴走』を起こし、事態はより混迷してしまう!この絶望的状況を打ち破るのはー「如月ハヤト、あなたです。ただー」「-やります。これが俺のやるべき“持つべき者の義務”ですから」セリヴィア戦決着の時!“究極”のメカバトルアクション、第十三弾!
とある地方領主の元で下女として働く、ごくごく平凡な少女ハル。3年前に亡くなった母の形見である指輪を落としてしまい落ち込んでいたある日、領主仕えの魔術師であるカミラが形見の指輪をつけている事に気付き返してほしいと懇願するが、泥棒扱いされた事に怒るカミラと、カミラを寵愛する領主に取り合ってもらえない。本当の指輪の持ち主であるハルを疎ましく思うカミラは、ハルが森でドラゴンを匿っている事を知り、それを理由に森でハルを始末しようとするのだが、そこに巨大な魔獣が現れハル達に襲いかかる。絶対絶命のその時、現れた黒い軍服を着た男が告げる言葉が、平凡な少女の日々を一変させる…。
莫大な魔力と死属性魔術を駆使し、コボルトキングを倒しグールの集落の英雄となったヴァンダルーは、ザディリスの元で無属性魔法を習得すべく集落で生活していた。ザディリスの老化問題、集落の少子化問題などに取り組みながらも穏やかな時間を過ごすヴァンダルー達。だが、その頃グールの集落を壊滅させるべく、ノーブルオークのブゴガンが率いるオーク軍団が迫っていた。