2019年3月発売
同郷作家・森見登美彦、共感! 我々にとって、かつて世界は奈良であった。 この本は「復活の呪文」である。 奈良盆地の半ば、大和郡山市に位置する越天学園の寮に居座る本陣達也。彼は、一度見たものを決して忘れることができない体質を持っている。 若き達也のなかで渦巻くのは、母を喪った記憶と、その復讐、そして己の無力への怒りだった。そんな達也に、先輩・瓶賀流は一本のファミコンソフトを遺した。 「ドラゴンクエスト」--その一本のゲームソフトが、達也にとっての「ふっかつのじゅもん」となる……。 作家・円居挽、もうひとつのデビュー作と称すべき瑞々しさを放ち、森見登美彦も共感を寄せる傑作青春小説、ここに誕生ーー。
トゥアールが奇跡の復活を果たして誕生した戦士・テイルホワイトの活躍で、最凶の敵・エンジェルギルディはついに完全消滅した。久方ぶりの穏やかな日々を満喫するツインテイルズの面々。そしてやってきたバレンタインデーをチャンスとばかりに、愛香たちは大暴走。そしてそれぞれが、あらためて総二への思いを募らせていく…。一方、アルティメギルには、神の力を持つ最強最後のエレメリアンたちが合流。首領の名の下に世界への侵攻を開始する。決戦の時は近いー今こそ結集せよ、ツインテイルズ!ツインテール最終章へ!
デビュー作以来、鳴かず飛ばずの脚本家・竹田雲太。ある日、彼の元にトラブル続きの作品の、劇場版案件が舞い込んできた。だが、その依頼主は過去に一悶着のあった極悪プロデューサーで…。時を同じくして、彼の仕事場にかつての相棒の妹・佐江が押しかけてくる。あげく「大人の事情」などお構いなしに仕事にケチをつけてくる始末。脚本会議で無茶を振られ、家で佐江に振りまわされー。だが、その過酷な環境でもがくなか、雲太はかつての情熱を取り戻していく。現実に押し潰されながらも夢物語を書き続ける男の、再起と情熱の物語、開幕!!
紆余曲折はあったが、無事プロダクションを設立。俺たちは一花とともに本格的な活動を開始した。そんな中、思いつきから始まった新メンバー選抜合宿。そこに現れたのは憎き生徒会長ーの妹である藤桐希理。「私がアイドルになってあげるわ!」「断る!!」「なんでよっ!?」いまいち噛み合わないけど、希理には秘めたる想いがあるらしい。合宿が進むにつれ、一花と希理は互いの気持ちをぶつけ始める。理想のアイドルは、オンリーワンか、ナンバーワンか、それとも…?冴えない彼女と目指すトップアイドル育成ラブコメ第2弾!
コロネが元の姿に戻ってしまった!妖艶かつ最強の悪魔と化したコロネに、防戦一方の満咲たち。さらにハルがスプリング・ウィンドから戻れなくなってしまいー?「ハルきゅんが戻ってこないなんて、絶対にダメだよ!」ハルは連れ去られたという説明に、しかし満咲は納得しない。散華や宴之助たちも巻きこんで、ハルを助けるために動き出す。そんな皆の姿に、ハルの胸に疼くような想いが去来するが…。マジカル☆夢追いラブコメ、第3弾。それはきっと。自分を、世界を変えるー“好き”の魔法。
俺、波久礼業平をぼっちと称するのはそろそろ難しい、はず。それくらい充実の修学旅行だったが、愛河との一件、大福と汐ノ宮さんのことー考えなきゃいけない問題だらけだ。そんななか、俺はエリアスと大福の両方から生徒会長選挙の応援演説を依頼されてしまう。悩む俺の前に現れたのは、現生徒会長・明星真宝。そして、その口から飛び出たのはまさかの出馬要請。それはエリアスを想っての作戦らしい。でも、目の前に立ちはだかることが、本当にあいつのためになるのだろうか。悩める残念系異能力者、成長の時(?)な第6弾!
来る魔術祭典のため、帝国の代表候補を決定する試験の監督を務めることになったグレン。その実力から、システィーナの代表入りは固いと思われた矢先、幼馴染のエレン=クライトスが現れ、事態は風雲急を告げる……。
澪によって、救われた世界。誰もが笑顔を浮かべ、賑やかで心地よい平穏な日常。しかしどこか違和感を覚える士道。そこに狂三が衝撃の事実を告げる。救われた世界でひとりだけ救われない少女、その名前はーー。
理想のオタク彼女(彼氏)を作るべく、隠れオタクギャルの二科心と同棲し協力し合う協定関係を結んだ俺、一ヶ谷景虎。「うちらも、オタクと出会えるバイト探せば良くない!?」次なる出会いの場として、オタクバイトを探すことになった俺たちだが…。おまっ、何つー格好してんだよ!?「一応着てみたけどこんな服で撮影会なんて絶対できないし!」だからコスプレ撮影会のバイトで出会いなんて滅多にねーよ!そういえば新規オープンの猫耳メイド喫茶がバイト募集してるらしいから、そこで働こうぜ。五条さんからも同じバイト先で働けることになったら、嬉しいって言われたしな!
有能な冒険者シエルを仲間に加え、最高難易度と言われる浮遊大陸の極園『不帰の楽園』に赴く悠一行。今まで以上に強力な魔物が生息する場所で、半年生き抜かなければいけないのだが…「ううむ、もう鱗のある動物でも問題なく食欲につながるのは恐ろしいところだな」「慣れてるに越したことねーよ」シチューにシャーベット、恐竜のロースト…etc.危険な場所ほどうまい食材がてんこ盛り!悠の料理でさらに力をつけ続け魔物を蹴散らす彼らを大陸の中心で待っていたのは、探し求めたマオル族のとんでもない痕跡でー!?やがて世界を食べ尽くす異世界最強グルメ活劇、刮目!!
学園に入学してもうすぐ1年。うっかり神話級の傷薬を作ったりして相変わらず注目を浴びてしまっているリュシアンだけど、待望のダンジョン実習に挑むことになる!パーティの参加枠は5人。残り1人はリュシアンに絡みがちな、問題児ダリルで!?「魔法研究科の仲間を、放っておくわけにいかないよ」そして始まるダンジョン実習。モンスターの大量発生やダンジョンの成長、そしてまさかの脱出不可!?異常事態の連続に巻き込まれても、リュシアンはいつも通りの規格外っぷりでー。「全然大丈夫。とりあえず温かい食事にしようか!」ダンジョンでも好き勝手な、のんびりチートファンタジー!
1学期も終わり夏休み。充実したおひとりサマーバケーションを過ごすために綿密な予定を立てる姫宮春一を襲う新たな天敵。「姫宮さん、一緒に遊ぶ予定を立てましょう!」「やだ」高校受験日に助けた美少女お嬢様、白星有栖の超絶アピールが炸裂。おひとり様エネルギーが減らされる状況を毎度の如く春一は許さない!…のだが、おひとり様理論も通じない初めての強敵。おはようからおやすみまで有栖一色に染まり始め!?最後の手段として春一は、華梨たちクラスのリア充が開くキャンプに参加。協調性のなさアピール作戦を開始するー!ひねくれボッチートな青春ラブコメ、ソロ充は夏こそ輝け!!
辿り着いた第七領域から次の領域へ行くため、大金を稼ぐことになった狂三たち。カジノで荒稼ぎをするも条件クリアの金額には程遠く……。さらに狂三を足止めしたい四領域の支配者とポーカー対決をすることになり!?
春日陽奈が、俺の、その…彼女になって数ヶ月、陰キャにとっての恐怖の大王・文化祭が襲来した。ウチのクラスは演劇か。よし、九条静紀はクールに去るぜ「王子様の役は静紀くんがいいと思います」おい春日、何言い出すんだ!陰キャをめざすなら、文化祭ソロプレイくらいしてみせ「このお化け屋敷すごい!一人なのに腕を組んだ感触がする」秒で俺を掴んできた!?結局陽キャ全開な春日に振り回されているとー「-秋月咲夜は、九条くんのことを愛しています」…陰キャ仲間・秋月から告白を受けた。え〜と、一応俺、彼女…的な子は…いるんですが(陽キャだけど)。
社会に疲弊して死んだ俺は異世界へ転移。母性強すぎロリエルフのマミィ(名前)に拾われた。とにかく俺を愛でたいようだけど、それは色々マズい気がーー「いっぱい甘えてい〜んだよ!」チッ、胸に飛び込んでやるか。
ルフェイが春から駒王学園入学を控えたある日。ペンドラゴン家のメイドさん・エレインが兵藤家にやってきた! お嬢様であるルフェイのお相手として、イッセーが相応しいか、彼女にテストされることになり!?
人類の一部が代償つきの超能力を得るようになった世界ーの札幌。白石区にあるみなすけ荘には個性豊かな能力者たちが住み、増加する超能力犯罪に挑む自治組織を営んでいた。住人の藤坂工輝は「死ぬと生き返る」能力を駆使し、高校生ながら事件解決に一役買っていた。そんな彼の最大の関心事は新住人の女子高生・八野心。なぜか自分の能力を明かさない彼女の秘密に、ある事件をきっかけに触れることになるがー「…わ、私の能力を知っても、味方でいて、くれますか?」だがその事件は、心を巻き込み、札幌を危機に陥れようとしており!?心を救うため、みなすけ荘メンバーが立ち上がる!第31回ファンタジア大賞“銀賞”受賞作。
著者書き下ろし脚本のドラマCD付き特装版発売! 託児所の先生方が風邪で倒れたという急報を聞きつけ、手伝うことにした冬夜たち。しかし天真爛漫なこどもたちのお世話をするのは大変でーー!? アニメ化時のキャストが再結集! 著者書き下ろしの完全新規エピソードのドラマCDが付属し、兎塚エイジ先生描き下ろしの豪華装丁で贈る特装版がついに登場! キャスト(敬称略) ◆望月 冬夜/福原かつみ ◆エルゼ・シルエスカ/内田真礼 ◆リンゼ・シルエスカ/福緒 唯 ◆九重 八重/赤?千夏 ◆ユミナ・エルネア・ベルファスト/高野麻里佳 ◆スゥシィ・エルネア・オルトリンデ/山下七海 ◆リーン/上坂すみれ ◆琥珀/甲斐田ゆき
規格外の強敵「四神」を、アタルの魔弾が撃ち砕く! エルフの国に来たアタルたちは、近くを荒らす魔物の退治を引き受けるがこの国の冒険者ギルドではエルフだけが優遇されると聞かされる。 平等な扱いを要求するため自分たちの実力を示そうと探索に出たアタルたちだが、そこで遭遇したのは竜の頭を持つ、巨大な亀のモンスター「玄武」だった。 まったくダメージを通さない甲羅を持つ玄武に、アタルはどう立ち向かうのか?