マンガむすび | 黄昏流星群(65)

黄昏流星群(65)

黄昏流星群(65)

出版社

小学館

発売日

2021年9月30日 発売

ジャンル

勝ち気、豪腕、リッチ!女社長の乙女な恋!

建設会社の女社長・時国直子は若い頃に離婚をし、
女手一つで娘を育て上げた。

ーーといっても、彼女の背後に“せつなさ要素”はゼロ!
何しろ、男まさりで豪快で、そしてその経営手腕により
超リッチでもあるのだ。

そんな時国直子がある日、財布を忘れてハンバーガー屋で
支払いに困っていると、手を差し伸べてくれる男性が。

元小説家で、今は細々とライター業をする加茂だ。
互いにバツイチということもあり意気投合して惹かれ合う二人だが、
彼はどうやら直子のことを“貧しくて苦労しているおしとやかな女性”だと
勘違いしているようで…

本当の自分を押し隠した、“偽装オトメ”の恋の行方はーー!?

表題作「一番星ハンバーガー」のほか、
我が子を愛せずに虐待を止めることのできない
母の苦悩を描いた「惑星崩壊」を収録。

女として生きることの喜びと苦しみ。
その両方が詰まった一冊!







【編集担当からのおすすめ情報】
表題作「一番星ハンバーガー」のヒロイン・時国直子は
そのインパクト十分なキャラクターが雑誌掲載時に
大反響を呼びました。
「見ていてスカッとする」「幸せになってほしい」などのエールが
続々届いた彼女の魅力をぜひ味わってください!

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人生の黄昏時、熟年期、老年期の・恋・を弘兼憲史が描く話題作! ▼第1話/星より秘かに▼第2話/星よりの使者 ●登場人物/▼第1話…徳田和夫(ラーメン店「一番」店主、20年前はアイドルだった渚エリカの当時からの大ファン)、渚エリカ(アイドル出身で、現在は女優)▼第2話…江口克彦(77歳の元公務員)、谷村緋紗子(41歳で銀座のクラブ「花かご」のママ) ●あらすじ/第1話…徳田の店に20代のころから大ファンだった渚エリカが、偶然にラーメンを食べにきた。以来、何度も店を訪れ、彼女のアイデアから「渚ラーメン」という人気商品も生まれた。しかも酒のうえのこととはいえ、一度だけ体の関係も……。エリカのためならなんでもでする決心を固めた徳田は、彼女が犯してしまった殺人の罪をかぶり服役する。出所後、徳田は行方不明のエリカを捜し出すが、彼女はすでに老人性の痴呆症で、徳田のことを覚えていなかった。だが彼女は「渚ラーメン」の味だけは忘れていなかった。▼第2話…緋紗子は、10年以上愛人関係を続けてきた江口から、71歳になる彼の祖父、克彦を誘惑してみないかとの賭けをもちかけられる。その賭けにのり、誘惑に成功した緋紗子は、いつのまにか71歳とは思えないほどエネルギッシュな克彦に惚れ込んでしまう。克彦も彼女と会うことで元気を取り戻し、ふたりは結婚へ。緋紗子の存在は、江口家に活気をもたらせる。だがある日、江口家を襲った強盗と克彦がもみ合って以来、克彦の体調が少しずつ悪くなり、ついに緋紗子と公園を散歩中に死んでしまう。江口家で家族の温かさを実感した緋紗子は、今度は自分も温かい家族を作ると言い残して、江口家を去っていった。 1997/04/30 発売

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人生の黄昏時、熟年期、老年期の・恋・を弘兼憲史が描く話題作! ▼第1話/流星美人劇場1〜4▼第2話/星のレストラン1〜5 ●登場人物/▼第1話…麗子(シャンソンBAR「ラ・メール」ママ、63歳。チーママのみゆきとは20年来の二人暮らし)、鈴木秀人(東京大学教授を名乗る前科4犯の結婚詐欺師。本名は滝口)▼第2話…ヒロミ(青山にあるフランス料理店「グー・エ・テール」の料理人)、美奈(ヒロミの恋人。大学の図書館の司書。フランス語が堪能)、立松一平(年金暮らしの老人。フランス料理の伝説の天才料理人)、ソフィー(フランスに残してきた立松の昔の恋人。現在は大手食器会社社長夫人) ●あらすじ/麗子の店「ラ・メール」に初老の男がやって来る。忘れ物から、その男は『東大の鈴木教授』だとわかる。互いに一目惚れした鈴木と麗子は逢瀬を重ねていくのだった。ある日麗子は、鈴木から、みゆきと二人で預金を預けている金融会社についてのよくない評判を聞いて、通帳と印鑑を預けてしまう。その後、店の常連の刑事の口から、鈴木が『結婚詐欺師常習犯の滝口』であると聞き、麗子は泣き出してしまう。(第1話)▼コンビニでよく見かける老人に、美奈はふとしたきっかけからヒロミの料理をご馳走する。料理についての的確な批評を下した彼は、実はフランス料理界ではすでに伝説となっている天才料理人『タテマツ イッペイ』だった。ある仕事でフランスを訪れた美奈は、料理に対する情熱を失っている立松のために、立松の昔の恋人であるソフィーを探し出し、ヒロミのレストランに招待する。しかし立松は、ソフィーが料理を作ったのが自分だと気づかなければ会わないと言い出す。渾身を込めて作られた立松の料理にソフィーは…(第2話) 1997/10/30 発売

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人生の黄昏時、熟年期、老年期の・恋・を弘兼憲史が描く話題作! ▼第1話/同窓会星団1〜5▼第2話/パルサーのように1〜4 ●登場人物/砂川(商社勤務。海外勤務中に妻を交通事故で亡くし、小学生の息子と2人暮らし)、小倉美智子(砂川と高校時代に付き合っていた。夫と離婚し、高校生の息子と2人暮らし)以上、第1話。▼松岡(妻と死別。定年退職し、一人暮らしする老人)、菅原(ひょんなことから松岡と出会う。息子を不幸な事故で亡くすという暗い過去を持つ女性)以上、第2話。 ●あらすじ/砂川は、5年間の海外勤務中に妻を交通事故で亡くし、現在、息子と2人暮らし。ある日、今まで一度も出席したことのない高校の同窓会に参加した。彼の前に、高校時代付き合っていた小倉美智子が現れた。2人は同窓会を抜け出す。彼女も夫と離婚し、息子と2人暮らし。話が盛り上がった砂川と美智子は、お酒を飲んだあとホテルに向かうが…(第1話)。▼40年間通い続けた運送会社を定年退職した松岡。自分自身にとっては特別な日であるのに、周囲は普段と変わらない、そして子供たちにもやっかい者あつかいされる…。今日ぐらいはぜいたくしようと思い、高級なメロンを買う。この時にもらった福引き券で、オーストラリア・ペア旅行券を引き当てるが、同行する相手のあてもない松岡は、旅行券を1人分しかもらわなかった。出発日の空港で松岡の前に現れたのは、菅原という女性だった(第2話)。 1998/03/30 発売

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▼第1話/ミザリーの星1〜4▼第2話/聖夜の星1〜2▼第3話/汝が星は永遠に煌く1〜3●登場人物/漆原元彦(超売れっ子のハードボイルド作家)、横井ひとみ(漆原元彦のファン)以上第1話▼向井(会社が倒産し職を失う。47歳)、向井優子(向井の妻でニュースキャスター。40歳。一度流産したことがある)▼寺嶋(妻が入院し、ひとり暮らしとなる。75歳)、新庄テイ子(シルバー人材センターに籍を置き、寺嶋家の家政婦となる)以上第3話●あらすじ/50代の超売れっ子作家・漆原は、最近腰の調子が悪い。セックスも3年前からできなくなっている。そして今日、そのことを理由に恋人にフラれた…。すっかり意気消沈した漆原。そんな彼の元に、横山ひとみという女性からファンレターが届く。その手紙には、あたかも以前自分と彼女が関係していたようなことが書かれているが、漆原には全く覚えがない。不審に思った漆原は、彼女に会いに行くことにする…(第1話)。▼妻が入院し、75歳という高齢で突然ひとり暮らしとなった寺嶋は、何かと不自由している。そこで、妻の提案もあって家政婦を雇うことにした。翌日、公共のシルバー人材センターからテイ子という女性を紹介された。彼女は寺嶋の希望どおり、掃除、洗濯、料理と家事一切を引き受けてくれ、よく働いてくれた。ある日、寺嶋が家に戻ると、洗濯をしていたテイ子が、自分の肌着に顔を埋めている姿を目撃する。なぜ…?(第3話) 1998/08/29 発売

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▼第1話〜第9話『脆い星光』 ●登場人物/中川さとみ(平凡な主婦)、藤岡卓(山岳写真家を目指すカメラマン) ●あらすじ/夫は単身赴任、息子は留学しているため、ひとりで気楽な生活を送っている主婦さとみ。友人の加寿子に頼まれ、彼女の不倫旅行のカモフラージュ役のため一緒に出かけたアメリカで、さとみは鈴木実と名乗るカメラマンと出会う(第1話)。▼アメリカ旅行の最後の夜、自然ななりゆきでベッドを共にしたさとみと鈴木。日本では絶対に彼に会ってはならないと、さとみは自分に言い聞かせるが……(第2話)。▼さとみが旅先で知りあったカメラマンの鈴木は、実は加寿子の不倫を暴くために派遣された、藤岡卓という探偵だった。その事実を知ったさとみは、一夜の情事を後悔し、久々に夫に会いに行くが、そこで夫が若い女と一緒にいるところを目撃してしまう!!(第3話)▼夫の浮気にショックを受けているさとみの前に、再び藤岡卓が現れ、「あなたのことが好きになった。私と一緒に、平凡な人生を変えてみませんか?」と誘う。そんな彼と、さとみは付き合うことになり……(第4話)。 ●その他の登場キャラクター/一木加寿子(中川さとみの友人)、長崎洋一(加寿子の不倫相手)、中川勇太(さとみの息子)、藤岡照子(藤岡の元妻)、藤岡志穂(藤岡の娘)、玉城和美(さとみの夫の愛人) 2000/01/29 発売

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▼第1話〜第9話『極北に星光る』 ●登場人物/藤田奈々枝(小料理屋のママ)、真崎茂(以前、奈々枝を助けるために人を殺し刑務所に入っていた初老の男)、森尾英介(若手マジシャン) ●あらすじ/若手マジシャン・森尾英介は小料理屋のママ・藤田奈々枝から凄腕の素人マジシャン・真崎茂の話を聞かされる。だが真崎は、強姦されそうになった奈々枝を助けようとして人を殺し、網走刑務所に入っていた。そんな真崎に興味を持った森尾は早速、網走に飛ぶ……(第1話)。▼網走に着いた森尾は早速、真崎に会うため駆け回り、その居所を突き止める。真崎に会った森尾は、以前、奈々枝から聞いたカードマジックのトリックを教えて欲しいと頼み込むが、真崎はそれを断わる。網走に住み着いた森尾の根気に負けた真崎は、遂にマジックを森尾の目の前で披露するが……(第2話)。▼森尾が見た真崎のマジックは常識を超えていた。そのマジックに疑問を感じた森尾は、真崎の過去について元看守の西山に話を聞きに行く。一方、東京の奈々枝の店に不審な客が訪れる。その客は以前、奈々枝を犯そうとした男だった……(第3話)。 ●本巻の特徴/忌まわしい過去を未だ引きずり続ける男と女。偶然その二人の関係に引き込まれていく青年。凍てつく北の大地・網走で3人の運命が交錯する。 ●その他の登場キャラクター/西山源介(網走刑務所の元看守。模範囚だった真崎に対して好感を持っている) 2000/05/30 発売

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▼第1話〜第4話『死滅する星』 ●登場人物/塚原鉄平(2017年の日本で70歳の老人)、藤ルミ子(ラジオ局の元・人気アナウンサー) ●あらすじ/2017年の日本。老人人口が増え、長生きは罪悪だという考えが世の中に広まっていた。そんな中、70歳の男性・塚原は快楽の中で往生できる薬・“パライソ”の噂を聞き、購入する。その直後、塚原は同じく薬を購入した見知らぬ女性から声をかけられる…(第1話)。 ▼第5話〜第9話『星の交差点』●登場人物/桜田(大手工作機械メーカーに勤務する47歳。離婚経験あり)、津島麗子(大手商社勤務の44歳。桜田と若い頃つきあっていた)、池澤(大学教授。桜田の大学時代の同級生) ●あらすじ/大手工作機械メーカーに勤務する桜田は47歳。5年前に離婚したこともあり自分の将来に漠然と不安を感じる毎日を送っていた。そんな、ある日、大学時代の同級生・池澤とバーで偶然再会した桜田は、池澤から秘密の夫婦交際サークルの話を聞き、興味を持つ…(第5話)。●本巻の特徴/近未来の日本を舞台に自殺薬をめぐって思案する老男女に、現代に秘密裏に存在する夫婦交際サークル、というどちらも好奇心をくすぐる2作品を収録。 2000/09/30 発売

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▼第1話〜第4話『京都星宿』 ●登場人物/桧垣光子(35年連れ添った夫と死別した。ひょんなことから京都へ出かけることに)、迫田健介(光子の夫の京都在住時代の部下) ●あらすじ/35年連れ添った夫・大造が亡くなる5日前にふと発した「ありがとう、小鴨さん」という言葉。大造の亡き後、妻・光子は、名前に聞き覚えのないその人物がだれなのか、ずっと引っかかっていた。そんなある日、光子は息子に勧められるまま、ひとりで京都へ旅することに…(第1話)。▼第5話〜第9話『六芒星奇譚』 ●登場人物/秋本謙一(オカルト週刊誌の編集長。もうすぐ50歳を迎える。独身)、生田ひとみ(アパレル関係のデザイナー。秋本の近所に引っ越してきた。45歳独身)、喜多川公洋(ミステリー作家。72歳独身)、中村ゆかり(生田ひとみの同僚。年齢不詳で独身) ●あらすじ/オカルト週刊誌の編集長をしている秋本謙一は、もうすぐ50歳を迎える独身男性。仕事一筋で中年となってしまった自分に、どこか寂しさを感じている。そんなある日、秋本はミステリー作家の喜多川から、妖女伝説に関する話を聞くことに。その話をうさん臭く思っていた秋本の家の近所に、ある女性が引っ越してくる…(第2話)。 2001/01/30 発売

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▼第1〜4話/笑う星るすマン(1〜4)●主な登場人物/黒岩真美(特定郵便局に勤める女性。50歳、独身)、黒岩真美(高級寝具のセールスマン。同姓同名の女性・真美に布団を売ろうとマンションを訪ねる)●あらすじ/黒岩真美、50歳・独身。彼女は25年もの間、同じマンションから同じ職場へ通う人生を送り続けてきた。男性にも縁が無いまま、寂しく50回目の誕生日を迎えたこの日、彼女を訪ねたのはセールスマンだけ。一輪のバラとケーキを持ってきたこの男に、興味を抱いた真美だが…(第1話)。▼第5〜9話/星のペンパル(1〜5)●主な登場人物/小野光子(夫を早くに亡くし、40年もの間文通相手に想いを寄せる)、菅谷武彦(光子が想いを寄せる文通相手。病を患い失明している)●あらすじ/片田舎で農業をしながらのんびり暮らす若者・小野ヒロシは、最近、母親の光子に元気がないことを心配していた。そんなある日、家の収納棚から光子宛の沢山の手紙を発見したヒロシ。手紙を読んでみると菅谷という名の男から来たものばかりで、二人はずいぶん長い間、手紙のやりとりをしていたようであったが…(第5話)。●本巻の特徴/同姓同名男女の愛を綴った「笑う星るすマン」と、歳月さえも越えた愛の物語「星のペンパル」の二編を収録。携帯電話や訪問販売など、現代社会のエッセンスを交えながら様々な愛の形が描かれる。 2004/06/30 発売

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▼第1〜3話/輝ける晩星●主な登場人物/井川美智子(未婚のベテラン看護師。41歳)、和歌山純一(サンダー製薬部長、既婚。美智子と不倫をしている。48歳)、曽根康三(美智子の勤める病院に移ってきたがん患者。84歳)●あらすじ/仕事に忙殺され、漫然と毎日を過ごしていたベテラン看護師・井川美智子。そんなある日、彼女の勤める病院に、がん患者の老人・曽根康三が入院してきた。財界の大物だったという経歴だが、少しも偉ぶることなく紳士的に振る舞う曽根と接するうち、美智子にある感情が芽生えはじめ…(第1話)。▼第4〜5話/薔薇の刺星●主な登場人物/松井麗(高校を中退して上京してきた少女。19歳)、真田満(医学部に通う学生活動家。21歳)●あらすじ/1969年、松井麗と真田満は、学生運動で騒がしい新宿西口広場で出会った。リルケを愛し、薔薇の刺青を入れた医学生の真田と同じ世界を生きるため、薔薇の刺青を太ももに入れた麗だったが、真田の帰郷によりふたりの同棲生活も終わりを告げてしまった。その37年後…(第4話)。▼第6〜9話/再会流れ星●主な登場人物/西本真理(夫殺害で懲役7年の刑を終えて出所した女性)、水田健介(ラジオ番組『再会流れ星』に西本真理との再会を願い投稿した)、吹田邦夫(ラジオ番組『再会流れ星』のパーソナリティ)●あらすじ/夫殺害の罪で懲役7年の刑に服していた西本真理は、出所間際に偶然聞いたラジオで、かつて駆け落ちした男・水田健介が自分との再会を望んでいることを知る。出所後、彼女がはやる気持ちを抑えつつ、その番組を放送したラジオ局を訪れると…(第6話)。 ●本巻の特徴/看護師の密かな恋を描いた『輝ける晩星』のほか、37年の時を隔てて再会した男女の物語『薔薇の刺星』、ラジオ番組が結んだ恋模様を綴った『再会流れ星』の3編9話を収録。冬の寒空に熱くきらめく星のような一冊をあなたに!! 2006/12/26 発売

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