映画むすび | 制作・出演 : 地井武男

制作・出演 : 地井武男

遠い明日遠い明日

荒涼とした青春原野ーー 孤独な若者の叫びを裏切りの風がかき消していく! 多川明(三浦友和)は、死んだと聞かされていた父親が生きていて、19年前の殺人事件の犯人として服役中であることを知った。 事件の地、北九州に行った明は、犯行現場から逃げる父を見たと証言した江川良枝(宮下順子)に近づき、ベッドを共にした。 しかし、協力的だった図書館員の小林(森川正太)は明を避けるようになり、資料を渡してくれた元担当刑事は水死。 明も警察に捕まる。 北九新聞の岩佐(若山富三郎)は明に協力を申し出るが、明はそれを拒み、体に鎖を巻き「私の父は無実だ!」のプラカードを掲げて、たった一人のデモを始めた。 支援するのは街で知り合った馬場順子(いしだあゆみ)だけだ。果たして父の冤罪をはらすことはできるのか…。 ※ゆれ動く若者の心情を描かせたらナンバーワンと言われた神代辰巳監督のメガホンで、 青春文芸作品の主役を演じてきた三浦友和が、父親の無罪を信じ真実を求めて突っ走る鮮烈な生きざまに挑む異色作。〈1979年公開〉 <キャスト> 三浦友和/いしだあゆみ/宮下順子/地井武男/若山富三郎 <スタッフ> 原作:A・J・クローニン/監督:神代辰巳/脚本:馬場 当/音楽:クニ河内 ©1979 TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。

劇映画 沖縄劇映画 沖縄

忍従と悲しみの日々は終わった 民族の魂を海鳴りにも似た烈しさでゆさぶる! ■「どんなことがあってもこの土地にしがみついて離れないからな!」 ■沸騰する沖縄の地とたぎる人々の血! ■辺野古基地問題のルーツがここにある! ◎土地を奪われた農民たちの怒りと闘いを描く第一部「一坪たりともわたすまい」と教育労働者、基地労働者たちの共通した”民族の自覚に燃えた怒り”を主題に、 全編を通じ沖縄の即時無条件全面返還の闘いを描いた第二部「怒りの島」からなる長編映画『劇映画 沖縄』。公開当時、 全国のホール等を巡回上映していく流れの中で、日本本土での沖縄復帰運動を大きく高揚させる役割を果たした歴史的映画と言われている。 ◎本作が初主演映画となる地井武男の若々しくエネルギッシュな演技、中村翫右衛門(なかむらかんえもん)、加藤嘉、飯田蝶子、花沢徳衛、 吉田義夫、戸浦六宏、鈴木瑞穂、佐々木すみ江ら名優達が見せる名演技も見もの。 ◎監督・脚本は本作の他、「ドレイ工場」(1968年)等の4本の映画を監督し、後に「金環蝕」(1975年)、「ダイナマイトどんどん」(1978年)、「敦煌」(1988年)等のプロデューサーを務めた武田敦。 製作は社会派映画の大巨匠 山本薩夫、音楽は映画音楽の他、特撮ヒーロー音楽の大巨星として知られる渡辺宙明が担当。 ◎返還前の沖縄でロケを行っているため、その当時の沖縄の人々の暮らし、バー街等貴重な映像が収録されている。その他、初めてベトナムへ出撃するB52爆撃機を記録した映画と言われている。 <収録内容> 【Disc】:DVD1枚 ・画面サイズ:4:3スタンダード ・音声:ドルビーデジタル2.0ch モノラル  ▽特典映像 ・縮尺再編集版パンフレット(予定) ※収録内容は変更となる場合がございます。

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