制作・出演 : 森谷司郎
キュートな魅力に彩られた17才の夏の日 ステキな恋が芽ばえた… 大内家の三人姉妹の末っ子、陽子(内藤洋子)は高校2年生。「十代ガキ、二十代オトコ、三十ジジイの四十以上はスポンサー」などと言うイマドキの子。 長姉、秀子(村松英子)は見合い結婚をしたばかり。次姉、浪子(十朱幸代)は女子大生。 演劇部で相手役の友雄(黒沢年男)をどう思っているのか。陽子は友雄の事が気になって仕方がない。 そんなある日、陽子は秀子の夫の浮気の現場に居合わせてしまう… どこにでもありそうな家庭に育った三人姉妹の末っ子が、そのおちゃめな陽気さで姉たちをきりきり舞いさせながら、次第に大人の世界に触れてゆく姿を描いた青春映画。 『あこがれ』『お嫁においで』『伊豆の踊子』『その人は昔』と、一作ごとに爆発的な人気を呼び起こした内藤洋子、初の本格的主演作品。 <キャスト> 内藤洋子/十朱幸代/村松英子/黒沢年男/江原達怡 <スタッフ> 監督:森谷司郎/脚本:小寺朝/潤色:井手俊郎/音楽:佐藤勝 ©1967 TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。
恋する人の面影をすてて 愛の陽炎にゆれる男と女ーー 次郎(高橋長英)が映画館で出会った光代(酒井和歌子)は、兄・悠一(加山雄三)の婚約者で3年前に病死した美千子に瓜二つだった。 美千子のことを忘れられず、縁談を断り続けていた悠一だったが、次郎たちの勧めもあって光代と付き合い始める。 しかし、光代には自分が美千子の身代わりにされているのではという疑問があった…。 「この映画に登場する母も若い娘も、兄弟二人の恋人であって、ひとりだけの恋人ではないところに、 心理的な軋轢が生じ、潜在的な性意識の中で、ゆれ動く男の女のしずかな葛藤が展開することになる。」と森谷司郎監督が語る、恋愛をめぐる人間ドラマ。 <キャスト> 加山雄三/酒井和歌子/高峰三枝子/池内淳子/東山敬司 <スタッフ> 監督:森谷司郎/脚本:井手俊郎/音楽:佐藤勝 ©1969TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。
俺が撃つものは人間ではない。 スコープの中の一点だ! アメリカ諜報局極東派遣員・滝村憲(加山雄三)。 彼の仕事は、生きた標的を撃ち抜くこと。困難な任務を遂行することが、彼のプライドだった。 しかし米軍基地を襲撃したテロリストの死を目の当たりにした事から、苦悩が深まってゆく。 「何故、アメリカのために日本人の自分が血を流さねばならないのか…」 滝村は銃を捨てる決心するが、国際的な武器商人の魔の手が迫っていた…! 『狙撃』に続いて加山雄三がクールな殺し屋を演じる。監督は黒澤明のチーフ助監督を務めた森谷司郎。 師匠譲りの骨太な演出で、リアルなガンアクションが展開する。 <キャスト> 加山雄三 太地喜和子 立花マリ 原知佐子 納谷悟朗 岸田森 岡田英次 佐藤慶 <スタッフ> 脚本: 永原秀一/監督:森谷司郎/音楽:武満徹/製作:貝山知弘 ©1969 TOHO CO.,LTD.
発売元
東宝株式会社「天は我々を見放した…!」 日本映画史に残る不朽の名作が高画質で蘇る! 撮影・木村大作映像監修による、4K デジタルリマスター版、待望の Blu-ray 化!! 『日本沈没』を大ヒットに導いた監督・森谷司郎と脚本・橋本忍のコンビが、 新田次郎の原作「八甲田山死の彷徨」を映画化した超大作。 日露戦争の開戦が迫る明治35年、厳冬の青森県八甲田山を南北から踏破する雪中行軍を行った帝国陸軍の二連隊総勢 237名が辿る過酷な運命を、高倉健、北大路欣也、三國連太郎ほか超豪華オールスターキャストで描く。 総製作費7億円、過酷な雪の八甲田で3年がかりの撮影を敢行し、 使用フィルムは実に30万フィートを越えるなど空前絶後のスケールとなった本作は、 当時の日本映画歴代最高の興行収入を記録する大ヒットとなり、 劇中で北大路欣也演じる神田大尉が呟く「天は我々を見放した…」は流行語にもなるなど大きな話題を呼んだ。 死を賭けて行軍する男たちの姿と冬の八甲田の大自然をダイナミックに映し取った木村大作キャメラマンによる映像監修のもと、 公開当時を超える美しさと鮮やかさを追求した 4K デジタルリマスター原版が、40年の時を超えて完成。 日本映画史に残る不朽の名作が、新たな高画質で蘇る。 <収録内容> 【Disc】:Blu-rayDisc Video1枚 ・画面サイズ:1080p High Definition ・音声:4.0ch DTS-HD Master Audio/2.0ch DTS-HD Master Audio ・字幕:バリアフリー日本語字幕 ▽映像特典 ・特報 ・予告篇 ・特別予告篇 ・TVスポット(5 種) ・「<4K デジタルリマスター版>放送記念 フィルム・ミーツ・デジタル」 ・「撮影現場の風景」(静止画) ※収録内容は変更となる場合がございます。
発売元
ワイ・プランニング「冬の八甲田を歩いてみたいと思わないか」第4師団長友田少将から直接声をかけられた二人の大尉、青森第5連隊の神田(北大路)と弘前第31連隊の徳島(高倉健)は、その責任の重大さに全身を硬直させた。 日露戦争を目前にした明治34年11月、帝国陸軍は寒地装備、寒地教育の不足を痛感していた。 ロシア軍と戦うためには、厳冬期の八甲田を踏破し、寒さとはいかなるものか、雪とは何かを調査・研究する必要があった。 雪中行軍は双方が青森、弘前から出発、八甲田ですれ違うという大筋のみが決定し、細部は各連隊独自の編成、方法で行う事となった。 映画化不可能とまで言われた新田次郎の原作を「七人の侍」「砂の器」等で知られる名脚本家、橋本忍が「日本沈没」の監督森谷司郎と再コンビを組み壮大なスケールで描いた日本映画史上に輝く不朽の名作。
緻密な資料収集と当時の最新情報をもとに作られたSF小説の傑作を壮大なスケールで映画化。深海潜水艇で日本海溝を調査中の研究者が海底の異変に気づき、近く日本が沈没することを主張する……。