2019年発売
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キングレコード株式会社村上春樹原作の映画化! 軽やかなスタイルで回顧される過ぎ去りし70年代の青春 あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。 1979年度、第22回「群像」新人文学賞を受賞した村上春樹の最初の長編小説「風の歌を聴け」の映画化。 村上春樹と芦屋市の中学校の同窓生でもある大森一樹監督が、 『ヒポクラテスたち』(80年)の翌年に描いた70年代青春映画の佳作。 主人公の「僕」を小林薫、「小指のない女」を真行寺君枝、「鼠」を<ヒカシュー>の巻上公一が演じている他、 ジャズ・ミュージシャンの坂田明、当時、自主映画の人気女優だった室井滋が出演。
キネマ旬報ベスト・テン第1位。 ブラックユーモアに溢れた、 新感覚の異色ホームドラマ、最新のHDテレシネ版で待望の復活!! 僕の受験で家中がピリピリ鳴っててすごくウルサイんだ
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キングレコード株式会社1950年の金閣寺放火事件を題材とした三島由紀夫の名作「金閣寺」の映画化!! 有為子よ死ね!金閣よ燃えろ! 滅びの美学と官能に彩られた三島文学の金字塔ー。 「金閣寺と心中するつもりだった」と後に述べた学生による放火事件を題材にとった小説「金閣寺」は、 三島由紀夫の自伝をふくめた力作である、という見方もされている。 ある意味、三島の衝撃的な最期を予告していた、とさえ言われている。 そして、高林陽一監督は、製作後記でこう述べている。 ーー『餓鬼草紙』 『悲歌』と、余生を送るに相応の遺書めいた作品を作りながら、私は知らず知らず「金閣寺」を目ざしていたのだろうか。 だとすればそれは、まさに三島由紀夫氏の、あの《死》を見た瞬間から始まった潜在的思考であったに違いない。 ーー高林陽一、平成二十四年没。享年八十一。
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キングレコード株式会社当時25歳・長崎俊一の35mmデビュー作! 80年代の混沌にATGの存在意義を叩き付けた野心作!! "走り"を棄ててしまえば、人生はただの冗談でしかなくなるー。 音楽は宇崎竜童、キーアートのイラストは石井隆。世間に馴染めない男たちの哀愁が爆発する青春映画。
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キングレコード株式会社ジャンル
港町に消えた恋人を追う男の前に立ちはだかった黒い影、仕組まれた罠か!事故隠しかー 故・原田芳雄主演の傑作サスペンス! 田原総一朗の衝撃のドキュメンタリー・ノベル「原子力戦争」を、 原田芳雄を主演に迎えて黒木和雄監督が映画化した重厚な社会派サスペンス。
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キングレコード株式会社『初恋地獄篇』の鬼才、羽仁進監督が放つ、珠宝の青春映画!! 17歳の少女が心で綴る!ナイーブな思春期の危険な美しいきらめき・・・ 『妖精の詩』(日仏合作)に続いて、羽仁進監督がATGと提携して作り上げた本作は、 従来のいわゆる《映画作り》といささか違う印象を与える作品である。 常に思春期の人間たちに注いできた羽仁進の深い愛は、 名作『不良少年』や『初恋・地獄篇』の映像の世界に結晶した。 そして、この映画では、十七歳の二人の高校生に8ミリカメラをあずけ、お互いに撮り合い、 撮りたいものを撮るという、新しい映画制作の実験を試みている。 ちなみに、主役のひとり、草子を演じた国木田アコは明治の文豪・国木田独歩の曾孫にあたる。
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キングレコード株式会社キネマ旬報ベスト・テン日本映画部門 1978年度 第1位 不定形な青春をヴィヴィッドに描いた青春映画の金字塔 寺山修司が、少年院の現職教官だった軒上泊の原作を自由に脚色し、少年にささげる美学を提示。 監督は「やさしいにっぽん人」(71)で日本映画監督協会新人賞を受賞した東陽一。 「“青春は美しい”という硬直化した青春映画のパターンを打破したい。」と少年院の日常をドキュメンタリータッチで描き、多くの若い世代の共感を得た。
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キングレコード株式会社キネマ旬報ベストテン第9位 鬱屈した青春を、実験精神溢れる構成で描く寺山ワールド。
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キングレコード株式会社1976年度キネマ旬報ベスト・テン第1位。 千葉で起こった実際の親殺し事件に取材した中上健次の「蛇淫」を映画化した、長谷川和彦監督衝撃のデビュー作。 “やる気じゃなかったんだ 俺” 父を殺し 母を殺し 恋人を捨て 地獄の岸辺をさまよう ひとつの青春!
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キングレコード株式会社キネマ旬報ベストテン日本映画部門 1981年度 第10位 「肉弾」から13年ー岡本喜八監督が痛烈、痛快に描き出す。その後の戦後ニッポン!
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キングレコード株式会社100年前の青春群像! 岡本喜八監督の大作! 揺れ動く明治元年を東北の暴れん坊千太と薩摩の愚連隊万次郎が突っ走る! そこで何を見つけたのか!? 大きく時代が変動してゆく転換期の中で、右往左往しながら青春を懸命に生きる若者たちの姿を、 軽快なテンポとユーモアで描いた青春時代劇。 岡本喜八監督は『肉弾』の後、脚本を自らATGに持ち込み、 主役のひとり万次郎を演じてもいるプロデューサー・岡田裕介とタッグを組み、 短い撮影期間と低予算の中で、この傑作を作り上げた。
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キングレコード株式会社キネマ旬報ベスト・テン日本映画部門 1968年度 第2位 昭和二十年・夏。太平洋に忘れられた“あいつ”の青春 東宝で『日本のいちばん長い日』(67)で政府と軍上層部の八月一五日を描いた岡本喜八監督が、 自宅を抵当に入れてまで作りたかった渾身の作品。 自らの戦争体験を基に、前作で欠落した部分を描いた自身の代表作。
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キングレコード株式会社悲惨な話をロマンの極彩色で魅せる、唐十郎初監督作品 夢うつつで人を斬り、蝿のたかった肉を舐め、殺した女を犯して笑う! 玄海灘が唸るたび、君の前に立ちふさがる魅惑の影法師。 名も知れぬ客よ、この男につづけっ!そして悪の修業をおさめてこい!! 幼い頃から、海や海賊に憧れていた唐十郎が、玄海灘のもつイメージに悪夢をかさね、 リアリズム芸術主義をスクリーンに定着させようと意図したもの。 おりから映倫が新しく《一般映画・制限つき(R)》というクラスケーションをもうけることになり、これはその第一号に指定された。 二十五年前、海をはさんだ半島に青春を売りわたした近藤(安藤昇)、舎弟分の田口(根津甚八)、 祖国を棄てて密航してきた李孝順(李礼仙)の三人を縦糸に、人間の根源的な欲望がからみあう。 修羅のなかにさえ覗く一抹のやさしさが、唐の魅力である。
ヨコハマ映画祭主演女優賞 湯布院映画祭主演女優賞 邦画のレベルをかるく凌駕した、超カルトバイオレンス 原発建設をめぐる陰謀で夫を殺された若い海女が復讐の鬼と化す凄絶なバイオレンス・アクション。 邦画史上今なお語り継がれる傑作中の超傑作。 新進気鋭の監督たちが設立したディレクターズ・カンパニーの記念すべき第一回作品で、監督は池田敏春。 主演の白都真理は喪失、恨み、裏切り、憎悪、絶望など人間の中にある全ての負の感情を爆発させ、 復讐へと向かう主人公を全身全霊で演じきった。
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キングレコード株式会社キネマ旬報ベスト・テン第9位。 取り返すことのできない、滅びゆくものへの痛切なる思い。 福永武彦の同名小説を大林宣彦が16ミリで映画化した文芸作。 運河が張り巡らされた古びたたたずまいを背景にして、 死んだような町の中で生きる男女の諦念にも似た感情の糸が、 滅びゆくものへの愛情を込めて描かれる。
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キングレコード株式会社キネマ旬報ベストテン日本映画部門 1968年度 第6位 羽仁進のドキュメンタリー精神と寺山修司の詩的イメージが融合した青春映画の傑作! 心の“地獄”から生まれた強烈で、純粋無垢で、限りなく美しい愛の映画
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キングレコード株式会社キネマ旬報ベスト・テン第3位。 京都を舞台に、医大の最終学年の一年にスポットをあて、モラトリアムに揺れる医大生の青春像をみずみずしく描いた青春グラフィティ。 大森一樹監督自身が、京都府立医科大学を卒業、医師国家試験に合格という、 映画監督としては異色の経歴をもち、自らの体験を基に、 医師になる前の若者たちの苦悩や挫折を映し出した、日本版『アメリカン・グラフィティ』ともいえる青春映画の傑作。 古尾谷雅人を主演に、今やベテラン俳優となっている柄本明、内藤剛志、斉藤洋介、伊藤蘭ら、 錚々たる面々の若かりし日の演技、手塚治虫や鈴木清順監督らのカメオ出演も見どころの一つ。 本作で、キネマ旬報ベスト・テン第3位を獲得、その後はコンスタントに商業映画を撮るに至る、 大森監督にとって、正に出世作にして代表作となった作品。