制作・出演 : さだまさし
『夢ばかりみていた』からわずか半年でリリースされた90年発表作品。小説『解夏』にある「水底の町」のオリジナルを収録。全曲、亀山社中とのレコーディングで、ダイナミズムあふれる1枚だ。
93年発表、デビュー20周年記念コンサートと連動した記念碑的日本縦断アルバム。「北の国から'93」や名曲「広島の空」など、年100回のコンサートをこなす彼ならではの日本の風景を堪能できる。
社会派アルバム『さよならにっぽん』に続く96年発表作品。前作とは一変し、甘く切ないラブ・ソングが多く収録された1枚。本人出演のCM曲「Wonderful Love」など話題曲が聴ける。
10年ぶりにリリースされた、ベスト・アルバムの第2弾。ベストというよりも、ファンの間で根強く人気のある楽曲が多く含まれた“通好み”の選曲になっている。全曲リマスタリングされ、本来の録音された時のままの状態に近い音で楽しめる。
既発アルバムの再発やベストが続いていたさだまさしの、フォア・レコード移籍後初、約1年ぶりのオリジナル・アルバム。彼の原作による映画『解夏(げげ)』の主題歌なども先取りで収録。
デビュー30周年を記念したプライス・ダウン・リイシュー第3弾。タイトル通り彼自身が抱き続けた“夢”をさまざまな形で凝縮した1枚。今回書き下ろしアルバム解説も封入。オリジナルは2002年発表。
20世紀のラスト・アルバムとなった作品が、低価格で再発売。5曲のストリングス・パートをアビィロード・スタジオで録音。今はなき日本の風景への憧憬を美しく綴ったメッセージ性の強い作品だ。
さだワールドの集大成盤とも言えるアルバムで、(10)(11)(12)はライヴ音源。(1)はひょんなことから“有名”になったが、彼は淡々と唄うことでここに取り上げられた暗く重い世界により深みを与えている。書く作業と唄うことのどちらにも、表現者としての研ぎ澄まされた業を感じる。
卒業や入学、転勤などの別れや出会い、再会といった春のイベントにぴったりはまる楽曲ばかりを収録したベスト・コンピレーション。“故郷”“家族”“帰郷”などをテーマにした泣ける歌詞がいい。