制作・出演 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
制作・出演
イヴォンヌ・ミントン / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱連盟 / オットー・ヴィーナー / サー・ゲオルグ・ショルティ / フーゴー・フォン・ホフマンスタール / ヘレン・ドナート / マンフレート・ユングヴィルト / リヒャルト・シュトラウス / レジーヌ・クレスパン最高の音で楽しむために!
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン少年合唱団 / エディタ・グルベローヴァ / エンゲルベルト・フンパーディンク / サー・ゲオルグ・ショルティ / ブリギッテ・ファスベンダー / ユリア・ハマリ / ルチア・ポップ / ヴァルター・ベリー従来の常識を打破する未曾有の大規模な楽器編成や壮大なスケールによって、ベートーヴェンの内面の激しい情熱をドラマティックに表出し、ロマン派の交響曲隆盛の出発点となった記念碑的名作として知られる《英雄》。ヨーロッパの音楽的伝統に触発されて深みを増したバーンスタインの精魂を傾けた指揮と、ウィーン・フィルハーモニーの独自の演奏様式や比類ない響きが渾然一体となったライヴです。1980年度レコード・アカデミー賞大賞受賞盤。
牧歌的な楽想が横溢し自然に対する讃美と伸びやかな感情に彩られた、標題音楽的な書法による巧みな描写が印象的なヒューマニズム溢れる《田園》。愛らしいユーモアさえ感じさせる、古典的で小規模な第8番。ベートーヴェンの2曲の交響曲を収録しています。1970年代にライヴ録音され1980年度のレコード・アカデミー賞大賞を受賞した、バーンスタイン指揮のウィーン・フィルハーモニーによるベートーヴェン交響曲全集からの一枚です。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / ギネス・ジョーンズ / クルト・モル / ノルベルト・バラチュ / ハンナ・シュヴァルツ / ベートーヴェン / ルネ・コロ / レナード・バーンスタイン全人的な理念を音楽で表現したベートーヴェン畢生の大作「第9」は、シラーの頌歌「歓喜に寄す」による独唱と合唱を終楽章に置いた革新的な交響曲です。1970年頃から活動の拠点をアメリカからヨーロッパに移したバーンスタインと、ウィーン・フィルハーモニーという名門オーケストラとの幸福な結びつきによって誕生した定評ある交響曲全集の悼尾を飾ったこの入魂のライヴ録音は、1980年度レコード・アカデミー賞大賞に輝いています。
ベートーヴェンの後を継ぐ交響曲を完成させるために、15年以上にも及ぶ熟考の末に40歳を過ぎてようやく完成させた、劇的緊張感に満ちたブラームスの交響曲第1番。全曲の音楽的な内容が集約された第1楽章序奏や、圧倒的なまでの迫力が漲る終楽章は特に聴きどころといえるでしょう。ベームとウィーン・フィルハーモニーによる、作品の真の魅力を広く世に知らしめた名盤として知られるディスクです。1976年度レコード・アカデミー賞受賞盤。
牧歌的な晴朗さと至福の気分に満ち溢れる流麗で伸びやかな曲想が魅力的な、ブラームスの「田園交響曲」とも呼ばれる第2番。遅筆のブラームスにしては3カ月余という異例の速さで完成させた、淀みなく流れる燻し銀のような名作です。ベームとウィーン・フィルハーモニーによるロマン的な情感をたっぷりと湛えた輝かしいこの演奏は、彼の残した代表的な遺産のひとつといえるでしょう。1976年度レコード・アカデミー賞に輝いた名盤です。
男性的ともいえる雄渾な楽想とともに、限りない憧憬を秘めた第3楽章が映画音楽に使われて、より広く親しまれるようになった第3番。哀愁感や情感を存分に湛え内省的で諦観に満ちた、作曲家晩年の枯淡の境地を示す第4番。ブラームスの2曲の交響曲を収めた一枚です。ベームの入魂の指揮とウィーン・フィルハーモニーの伝統のある響きと卓越した表現力が一体化したこの演奏は、1976年度レコード・アカデミー賞を受賞しています。
ブルックナーの交響曲のなかでは最も大規模で、美しい詩情と荘厳さに満ち溢れた第8番は、広大な宇宙を音で描いたような交響曲です。ドイツ=オーストリア音楽の演奏では絶対的な評価を得ていた20世紀を代表する巨匠指揮者ベームは、ウィーン・フィルハーモニーから淀みのない流れや豊饒な響きを導き出しており、巨大な建造物を音で描くかのような悠揚迫らぬ壮大な演奏によって、この作品が備えている真の魅力を明らかにしています。
限りない憧れを秘めた静謐美が横溢し比類のない名曲として大きな存在感と人気を誇る、ロマン的な抒情性が存分に表現されたシューベルトの《未完成》。アメリカに滞在中のドヴォルザークが祖国ボヘミアへの郷愁を雄大なスケールで謳い上げた傑作《新世界より》。ベームが晩年にウィーン・フィルハーモニーを指揮した演奏によって、2曲の名作交響曲を収めています。ベームの枯淡の境地が美しく刻印されたアルバムといえる一枚です。?
典型的なロココ風のギャラント様式による流麗で爽やかな、スケールの大きさと優雅な情感を湛えた密度の濃い中期の名作第29番。ウィーン時代の偉大な交響曲群の幕開けとなった、祝典的な曲想が横溢する《ハフナー》。滋味溢れる演奏によって未だ不動の人気を誇る巨匠ベームとウィーン・フィルハーモニーによる、モーツァルトの2曲の交響曲を収録したアルバムです。《フリーメイソンのための葬送音楽》をカップリングしています。