制作・出演 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ボスコフスキー生誕100年記念企画。1955年から25年間、ウィーンのニュー・イヤー・コンサートの指揮を務めたボスコフスキーの極め付けのウィンナ・ワルツ集。今やあまり聴かれなくなったウィーン訛りの演奏だ。
ボスコフスキー生誕100年記念企画。ウィーン出身のボスコフスキーでなければ表現し得ない、ウィーンの香りがいっぱいに広がるポルカとマーチ集。ウィーン訛りのポルカや、古き良き時代のVPOの響きも堪能できる。
ボスコフスキー生誕100年記念企画。珍しくロンドン響を指揮している。ドヴォルザークはブラームスにあやかって曲を書いたエピソードがあり、この曲集を並べて聴くというのには意味がある。「舞踏への勧誘」も収録。
7番は2度目の録音となる。民俗性は前面には出さず、純粋に音楽の構造を、丹念に、しかも個性的な強調や歌い回しをしながら作り上げてゆく。ウィーン・フィルを存分に鳴らした見事な演奏を繰り広げている。
ガーディナーは、シャブリエの歌劇「エトワール」の上演を手がけていて、唐突にシャブリエを録音したわけではない。あえてウィーン・フィルと組んだのにも、シャブリエの響きを引き出すのに最適だと考えたからだ。
ブラームスはじっくりと大家風に仕上げた演奏。並み居る競合盤の一躍トップというわけにはいかないが、悪くない。いっそう見事なのはコルンゴルトだ。ここではスナイダーのしたたるような美音、そしてウィーン・フィルの艶やかさが存分に発揮されている。
「四季」はカラヤンの約12年ぶり2度目となる録音。当時21歳のムターとの共演で、濃密で豪奢な仕上がりとなっている。Disc2では、アンドレとの輝かしいトランペット協奏曲とロマンティックな「水上の音楽」の組み合わせが楽しめる。
発売元
ニホンモニター株式会社制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / キングズ・カレッジ聖歌隊 / スティーヴン・クレオベリー / トム・クラウゼ / ドホナーニ / ホルスト・ラウベンタール / マルガリータ・リロヴァ / メンデルスゾーン“ニューイヤー”は、バレンボイムは意外にも初めてだそうだ。それにハイドンの没後200年を記念して「告別交響曲」の第4楽章が初めて取り上げられた。ほかにも初登場の曲が2曲入って、初ものづくしでおめでたい。演奏も決めのポーズが決まっていて、とにかく格好いい。
ムーティが約4年ぶりにウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートに帰ってきた時のライヴ録音。ポルカに重点を置き、ムーティならではの明快で切れの良い演奏を繰り広げている。