制作・出演 : エディ・リーダー
ラヴ・イズ・ザ・ウェイラヴ・イズ・ザ・ウェイ
全曲オリジナルのアルバムは、2002年の『ドリフトウッド』以来。当初はベスト盤のボーナス用に録り始めた、というあたり、故郷グラスゴーに腰を落ち着けてのマイペースな活動をうかがわせる。アルバムとしてのまとまりはいまひとつながら、ワルツの「ドラゴンフライズ」など、独壇場の曲も。
ピースタイムピースタイム
元フェアグランド・アトラクションのエディ・リーダーの通算7作目。故郷スコットランドに帰って自らのブラッドラインに目覚めたかのようで、スコットランド語(Scots)で歌うなど今回もトラッド中心の選曲。独特のイントネーションが深みを感じさせる。★
ロバート・バーンズを想うロバート・バーンズを想う
「蛍の光」で知られるスコットランドの詩人、ロバート・バーンズの作品を歌った新作。効果的にストリングスを使ったふくよかなサウンドで、古臭くなく親しみやすい。何よりヴォーカルだけでなく、エディの心の美しさまでが透けて見えるようで感動的だ。★
エンジェルス&エレクトリシティエンジェルス&エレクトリシティ
マーク・E.ネヴィンが書いた(1)はフェアグラウンド・アトラクションの香りが漂い、古くからのファンを喜ばせそう。清涼感いっぱいの(3)、スローなワルツの(4)、浮遊感に包まれる(7)など、静の部分を活かした曲が多い。(5)はロン・セクスミスの書き下ろし。
レベル・エンジェルレベル・エンジェル
先頃発売されたソロ第3弾『キャンディフロス・アンド・メディスィン』からのシングルを中心に構成、地元英国では「非情の町」が1stシングルなので、日本独自ということになる。軽快なリズムとは言え、棘を含んだ口調に、貫禄にも近い風情が滲む。
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