音楽むすび | 制作・出演 : カメラータ・ザルツブルク

名門ライプツィヒ・ケヴァントハウス管弦楽団の第一主席奏者として活躍するリカルド・テルツォが贈るファゴット協奏曲。 主要な楽曲を網羅したファゴット協奏曲の完全版。

アメリカのヴァイオリニスト、ジョシュア・ベルの2008年版ベスト・アルバム。フィギュア・スケートでよく使われる「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー」をはじめ人気楽曲を多数収録。

最高の音で楽しむために！

クロスオーヴァー・アーティストのイメージが強かったグリミネッリの、本格的なクラシック・アルバム。伸びやかによく歌い、歯切れもいい。ヴィブラートは控えめで、テンポの速さと相まって、ロマンティシズムが抑えられているのは、バックがノリントンだからだろう。

目玉のはずの二重協奏曲(ウィルビーの補完による)では、ホープが首尾一貫しないために中途半端に終わっている印象。むしろピアノ協奏曲の方がソリストとノリントン率いる伴奏との取り合わせの妙を味わえる。ナウアーの繊細でソフトな音色が絶品だ。

メンデルスゾーンは2度目の録音で、ベートーヴェンは初録音だった。ソニー・クラシカルに移籍して立て続けに録音していた頃のもの。カデンツァは2作品ともベルが作曲して話題となった。