制作・出演 : カーラ・ブレイ
パット・メセニーやオーネット・コールマンとの共演で知られるベーシストが、戦争や差別のない世界を求めて制作した金字塔。カーラ・ブレイの編曲も見事。 1. イントロダクション〜連合戦線の歌 2. 第5連帯〜4人の将軍〜第15旅団万歳 3. エンディング 4. チェ・ゲバラに捧げる歌 5. 戦争孤児 6. インタールード 7. サーカス'68'69 8. 勝利をわれらに 【パーソネル】 チャーリー・ヘイデン(b) カーラ・ブレイ(p) デューイ・レッドマン(sax) ドン・チェリー(cor) マイク・マントラー(tp) ラズウェル・ラッド(tb) ハワード・ジョンソン(tuba) ポール・モチアン(per) 他 ★1969年、ニューヨークにて録音
作編曲家/キーボード奏者として、その名を一躍メジャーにしたライヴ・アルバム。ポップでカラフルな音作り、パワフルなアドリブで魅了する。 1. ステファニー 2. メモリーズ・オブ・ユー 3. 恋の噂 4. 君ほほえめば 5. サンデイ 6. レニー・バード 7. ニアネス・オブ・ユー 8. ジョンキル 【パーソネル】 カーラ・ブレイ(org) アルトゥーロ・オファリル(p) スティーヴ・スワロウ(b) D.シャープ(ds) マイク・マントラー(tp) ヴィンセント・チャンシー(flg) スティーヴ・スレイグル(as) トニー・ダグラディ(ts) ゲイリー・ヴァレンテ(tb) アール・マッキンタイアー(tuba) ★1981年8月19〜21日、サンフランシスコにてライヴ録音
“室内楽”でチクリ遊んだ後はしっぽりとデュオでお楽しみ。例によってウデや音そのものではなくプロットや展開のウィットで楽しませる。少々笑いの毒が小市民的にマイルドになったキライはあるが、聴き入れば心地よさがむず痒くなりやっぱりゴキゲン。
あんまり人におしえたくない愛聴盤なんだけど、なんか違うジャーナル誌のゴールド・ディスクのワッペンがついてるんだな、これが。時としておそろしく鋭く、時としてのらりくらり。それが不思議と融け合ってすごく心地よいのですよ。
サックスをフィーチャーしながらの3人の関係性も面白いが、やはり、ピアノとベースの音の動きに惹かれる。特に包み込むようにC.ブレイと一体化しながら、持続するテンションと豊かなカラーを提供するS.スワローの懐の深さは見事。