制作・出演 : カール・リヒター
バッハの次男であるエマヌエル・バッハの作品は、父親とは違った先進性と時代性を備えており、交響曲や協奏曲、ソナタ形式の確立に重要な役割を果たしている。リヒターは活き活きとダイナミックな演奏を聴かせてくれる。
リヒターがベルリン・フィルと残したハイドン。まさに虚飾を排した古典的な均整美をたたえた演奏で、バッハでみせるリヒターとは違う一面と相通ずる面が同居している。興味の尽きない一枚だ。
制作・出演
J.S.バッハ / アントニー・ファーベルク / イルムガルト・ゼーフリート / エルンスト・ヘフリガー / カール・リヒター / キート・エンゲン / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / ヘルタ・テッパー / マックス・プレープストル / ミュンヘン・バッハ管弦楽団制作・出演
J.S.バッハ / ウルズラ・ブッケル / エディット・マティス / カール・リヒター / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / トゥルデリーゼ・シュミット / ヘルタ・テッパー / ペーター・シュライアー / ミュンヘン・バッハ管弦楽団 / ヨーン・ファン・ケステレン制作・出演
アンナ・レイノルズ / エドガー・クラップ / カール・リヒター / ジョン・オールディス合唱団 / スチュアート・バロウズ / ドナルド・マッキンタイア / ヘトヴィヒ・ビルグラム / ヘレン・ドナート / ヘンデル / リヒターロンドン・フィル最高の音で楽しむために!
制作・出演
カール・クリスティアン・コーン / カール・リヒター / ヘルタ・テッパー / マリア・シュターダー / ミュンヘン・バッハ管弦楽団 / ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団 / モーツァルト / ヨーン・ヴァン・ケステレン大バッハがブランデンブルク辺境伯に献呈したためにこの通称で呼ばれるようになった《ブランデンブルク協奏曲》は、バロックの協奏曲の音楽様式を総決算すると同時に、次に続く古典派を予告するような独創性をも備えた作品です。20世紀後半のバッハ演奏に一時代を画したリヒターの指揮による、様々な楽器のための協奏曲が即興を交えながら展開されてゆくこの演奏に接するたびに、音楽を聴く喜びを改めて感ぜずにはいられません。
古楽演奏によってバッハ像が劇的に変わった現在、リヒターのバッハは、ドイツ・ロマン主義が打ち立てたバッハ像をさらに突き詰めた演奏と言える。高い精神性、峻厳にして敬虔な、巨大で偉大なバッハがここにある。
バッハの化身とまで謳われた、リヒターによるバッハのポピュラーなオルガン曲を集めたアルバム。息詰まるようなゆるぎない演奏は、作品の偉大さを高め、感動せざるを得ない強烈な訴求力を持っている。
現在のバッハ像とは一線を画するものだが、バッハの多彩な音色やリズム、変奏の妙を余すところなく抽出している。峻厳で堅固にして、ドイツの伝統的なバッハ観を体現した演奏だ。
制作・出演
J.S.バッハ / アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団 / エディット・マティス / カール・リヒター / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / ヘルタ・テッパー / ペーター・シュライアー / ミュンヘン・バッハ合唱団 / ミュンヘン・バッハ管弦楽団録音時期が約17年間にもおよぶ、リヒターの演奏スタイルの変遷をうかがい知ることのできる作品。1960年代初期の厳しい様相を見せるバッハと1970年代後半のロマンティックなバッハが味わえる。
作品6と並んで、この曲の代表的な録音のひとつ。ヘンデルの洗練された華麗さとリヒターの持つ強固な構築性とがあいまって、スケール感のある堂々とした演奏に仕上がっている。バロック・ファン必聴の一枚だ。