制作・出演 : グリーン・デイ
ロングセラーとなったアルバムに2005年3月に幕張メッセで行なわれた“爆発ライヴ!”をカップリングした日本企画盤。画期的なパンク・オペラ[1](2)(ライヴ映像のハイライトでもある)を演奏するなど、バンドのシリアスな姿勢を打ち出した話題作だ。
ブッシュ政権への怒りを原動力に、扇動家セイント・ジミーの物語をテーマにしたグリーン・デイ初のコンセプト・アルバム。2曲の組曲ほか、変化に富んだ楽曲構成ながら、持ち味であるポップ・パンク・サウンドに一切のブレがない聴き応え充分の最高傑作。
“新作”と言っても通用する出来。過去シングルのカップリングを集めた、まさにその名の通り裏ベスト。ヒット・アルバムにしか手をつけてこなかった人には、待ってましたの作品でしょう。今作に収められた曲を何曲知っているかで、本当のファン度がわかるのかも!?
デビュー・シングルから「ブレイン・シチュー/ジェイディッド」まで7枚のシングルをボックス化。シングルならではの未発表ライヴやアルバム未収録トラックが満載。ジャケットも楽しめるコレクター・アイテム。
90年に発表されたアルバム、シングル2枚、そして91年発表のコンピレーション・アルバムに収録の(19)を加えた全19曲。彼ら特有のポップなメロディ、攻撃的でパンキッシュなサウンドはここから始まったと再認識できる一枚。ビリーの声もナイスだ。
ビリー・ジョーの歌のハッパ味の旨さ(巧さじゃないよ!)があらためてわかる92年の2枚目。鉄壁の現メンバーでの初3Pだから、ファンは絶対に手元に置いとかなくちゃダメ! (3)は『ドゥーキー』にも入ってるやつのオリジナル、(16)はザ・フーのカヴァー。
『ニムロッド』からの第3弾シングル。軽薄パンクと決め付けて敬遠している読者もいるかもしれないが、彼らが実は真っ当なソングライターで、優れたポップ感覚を持っているのを理解するには手っ取り早い作品だ。ライヴ録音の(2)(3)も音源としては上質。
アルバム『ニムロッド』からの第2弾シングルは、ストリングスも加わった意表を突く初のアコースティック・バラード(1)だ。とはいえメロディックでキャッチーな曲作りのセンスは彼らならではで、その他のアルバム未収録の3曲もファンなら要チェックの佳曲。
アメリカの3人組のミニ・アルバム。ストレートなパンクからより変化に富んだサウンドを聴かせる3枚目『ニムロッド』からの第1弾シングル(1)、アルバム未収録の(2)(3)((3)はインスト)の3曲入り。どの曲からもバンドの新しい魅力が感じ取れる。
既発表曲3曲からなるシングル。来日公演で70年代パンクのステージ・アクションを踏襲した部分が随所に窺えたが、タイトル曲にも後期ピストルズの影響が如実に現れている。ストックホルムでのライヴを2曲含み、ファンはやっぱり“買い”でしょう。
セカンド・アルバム『インソムニアック』からのファースト・シングルに、アルバムには未収録のヴァージョンを加えたスペシャル盤。メジャー・デビュー作『ドゥーキー』で一躍、若者のヒーローになった勢いは衰え知らず。ポップなパンク野郎は元気です。