制作・出演 : ケニー・ドリュー
トリスターノ派のサックス奏者として知られるウォーン・マーシュが、80年に北欧を訪れた際のセッション音源。ケニー・ドリューが参加している上にスタンダードを多数収録した貴重盤だ。
スウィング・テナーの巨人の一人、ベン・ウェブスターがコペンハーゲンに居を移した翌年に吹き込んだもの。数々の成功を手にした後の余裕すら感じさせるブロウと、ケニー・ドリューらとの絡み合いが絶妙。
78年、ヨーロッパ・ツアー中のズートがデンマークに寄ったおりにドリューのトリオと共演したアルバム。腕利きのトリオによって非常に落ち着いたバップの好作品となっている。内容はオーソドックスだが、名手たちを従えて寛いだ演奏が好ましい。
制作・出演
ケニー・ドリュー / ソニー・クラーク / デクスター・ゴードン / ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン / ビリー・ヒギンズ / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ブッチ・ウォーレン / ポール・チェンバース発売元
ユニバーサルミュージック麻薬で50年代を棒に振ってしまったデクスター・ゴードンが復活の狼煙を上げたのがブルーノートだった。そんなブルーノートでの名演を集めた本作は、“テナーの王者”の魅力を味わうのに最適な一枚となっている。
ジェローム・カーンのミュージカル曲を取り上げた興味深いアルバム。各曲ともオールスターによってスウィング感たっぷりに仕上げられ、ドーハムのファンのみならず全ハードバップ・ファンにお勧めできる身近さが魅力だ。
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ユニバーサルミュージック過少評価されがちなケニー・ドーハムの過小評価されている1961年のアルバム。メロディメイカーとしての資質が存分に発揮されたオリジナル曲の数々を、ハンク・モブレーを含む2ホーンで綴った名盤だ。
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ユニバーサルミュージックブルーノートとスティープルチェイスに吹き込んでいた60年代前半のデクスター。パリで行なわれた本セッションでは、当時18歳の若きベーシスト、ニールス・ペデルセンが加わることでより欧州テイストを増している。
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ユニバーサルミュージックドラッグのために50年代の一部を棒にふったデクスターだったが、カムバックしてからのブルーノート盤は総じて素晴らしい。ケニー・ドリューらが脇を固めた本作も例外ではなく、オリジナルもたっぷり聴ける好盤だ。
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ユニバーサルミュージックコルトレーンが残した唯一のブルーノート・リーダー作。リー・モーガンとカーティス・フラーを加えた3管編成による最高にエレガントな演奏は、そのアートワークも含めジャズ・マスターピースと呼ぶに相応しい。