音楽むすび | 制作・出演 : ケニー・G

スムース・ジャズ・サックス奏者、ケニー・Gによるボサ・ノヴァの巨匠たちへのオマージュ・アルバム。 自身のペンによるオリジナル・ボサ・ノヴァとボサ・ノヴァ・スタンダードを収録。 ソプラノのみならず、 テナーとアルトも存分に披露し、“躍動するケニー・G”というべき一面も聴かせてくれる作品。 ＜収録内容＞ 01. ボッサ・アンティグア 02. コルコヴァード 03. ボッサ・リアル 04. ブラジリアン・ナイツ 05. エイプリル・レイン 06. メニーナ・モッサ 07. ブー・ボッサ 08. クラウズ 09. イパネマの娘 10. サマー・ラヴ

【内容】 アメリカのサックスミュージシャン。スムースジャズ／フュージョンでの著名なソプラノサックス奏者として知られる。 1981年にケニーG名義でソロデビュー。1987年の「Songbird」がビルボードのポップチャートで4位を記録。 インストゥルメンタル曲としては異例の大ヒットとなる。1994年には 「Forever In Love」 でグラミー賞インストゥルメンタル部門の 最優秀作曲賞を受賞。また1999年には「累計アルバム売上枚数の最も多いジャズ・アーティスト」として、それぞれギネスブックにも 掲載

単にベストとなっているが、全編をスロウな演奏で占めるムーディなバラード集といえる仕上がり。「サマータイム」などもしっとりとメロウに演奏してしまうのがケニー・G流だ。ジョージ・ベンソン、グラディス・ナイト、バート・バカラックなどゲストも超一流揃いで華やか。

日本コミック化40周年記念盤の第3弾は、西海岸在住のキーボーディスト、コンポーザーのデヴィッド・ベノワの手により一枚のリッパなジャズ・アルバムに。言われるまでスヌーピー関連モノとは気づかない、でもよく聴けばオチャメでコミカルな作風だ。

“リズム・アンド・ロマンス”をテーマに、サックスのスーパー・スターがラテンに初挑戦。コンコード移籍第一弾、通算18枚目のアルバムは、軽快なサルサ、優美なボレロ、センチメンタルなタンゴと、さまざまなムードを夢見心地なサックスで楽しませる。

スムース・ジャズのスーパースターのベスト盤。メロウなイージー・リスニング系ゆえに軟弱に思われている節があるが、ケニーは生音も大きく、タフによく吹ける真の実力派である。印象的なフレーズで紡がれていく彼の珠玉の作品を一気に聴けるチャンス。