制作・出演 : コモブチキイチロウ
クラシカル チューニングクラシカル チューニング
ロンドンに拠点を移し、クラシック音楽にあらためて正面から向き合ったという葉加瀬太郎の新境地を示す一枚。ヴィヴァルディ風アレンジの「春をどうぞ」や、エルガーの「威風堂々」をサビに使った「栄光への道」などの自作が収録曲の約半分を占め、“葉加瀬流クラシック”をダイナミックに体現する。
ピクチャーズピクチャーズ
元G-CLEFのチェロ奏者の5作目のソロ・アルバム。ブラジル風味が濃厚で終盤の高揚感が心地よい「La?La?Ya」、小オーケストラとともにシンプルで穏やかなメロディを奏でる「ドリームボックス」、クリヤマコトが参加したパワフルかつ技巧的な「Vitamin Color」など多彩な内容。自らの詳しい曲解説を読んで聴くと味わいが増す。
こころうたこころうた
笹子重治、フェビアン・レザ・パネはじめ、最良のメンバーに支えられた、極上の一枚。リバーヴ加工を排した生成りの音が、木綿のように心地よい。気負いなく、けれど真摯で、染み込むようにこころを満たす歌。楽曲の色合いすら越えて、何もかもがサリー色に染まっている。★