制作・出演 : ザ・クラッシュ
1979年発表のクラッシュの最高傑作と呼び名の高い秀作。スカ、レゲエ調のポップなサウンドは新鮮。 今作がクラッシュの岐路ともいえる。当時LP2枚組みだった今作のボリュームは圧倒的! 印象的なジャケットは実はエルヴィス・プレスリーのパロディです。
82年10月12、13日、ニューヨークのシェイ・スタジアムで、ザ・フーのオープニング・アクトを務めた時のライヴ音源。ミック・ジョーンズの解雇とともにお蔵入りし、“伝説の音源”とも言われた貴重な作品だ。
シングルA面曲のみをコンパイルしたベスト・アルバム。こうして並べてみると、彼らの音楽がいかにヴァラエティに富んだものだったかがよくわかる。ブックレットもいい仕事だし、入門編として最適な一枚だろう。個人的にはアナログで聴きたい音なんだけど。
リリース当時、アナログでは3枚組の大作としてリリース。雑多な音楽が混在するようになった80年代シーンを予見していたかのように、レゲエやディスコへのアプローチも見られる。
モット・ザ・フープルのプロデューサー、ガイ・スティーヴンスを迎えて制作された最高傑作と名高い3作目。レゲエやロカビリーなどにも積極的に挑戦して、パンクからの脱却を図ったロック史に残る名盤。
未発表曲や未発表テイクといったレア音源は収録されていないものの、このバンドの活動をあらためて総括するにはもってこい。注目はミック・ジョーンズ脱退後の「ディス・イズ・イングランド」がベスト盤に初めて収められたこと。メンバーがクラッシュ時代を完全に客観視できるようになった証拠か!?
牢獄化された社会に牙をむいたクラッシュ、初のベストCD。当然『カット・ザ・クラップ』からは1曲も選曲されてない。初CD化が8曲収められているが、いずれもシングルで出ていたもの。ただし[2]の(6)は限定プレミアムEPに収録のインタビュー付きだ。
77年〜80年にかけてリリースされたシングルのB面ナンバーを中心にアメリカで編集されたもの。オリジナル・アルバム未収録で10インチで発表されたこともあり、当時はちょっとした名盤であった。いままで一度も邦盤化されてなかったのが不思議。